車瘋老頭のブログ一覧

石油価格の高騰を受けてわが家ではなるべく車に乗らないようにしています。

しかしそうは言っても徒歩では遠過ぎバスでは不便な移動も少なからず，

そんな時に威力を発揮するのが「自転車」です。

わが家は台地の上に位置しているので東西南北どの方向に出掛けるにしても

往きは下り帰りは上り坂となり，自転車移動に踏み出す心理的な抵抗もナシ。

自分好みの自転車に調えるモチベーションも上がり気味です。

今日は荒れた路面を走る際のガタガタ振動をカタカタに軽減してくれる

サスペンション付シートポストを取り付けてみました。

車輪の大きな自転車用には多種多様なサスペンション付シートポストが

発売されていますが，

シートポストが太くて（φ 33.9mm）長い（L 580mm）小径自転車用には

数えるほどしか選択肢がありません。



今回採用したのはサスペンションなしのシートポストに比べて

400g だけ重量が増える，まあお手軽な製品。

φ 33.9mm の外筒の中に径間 22.7mm 八角形断面内筒を重ね，

この内筒にバネレートの高いコイルバネとダンパーを仕込み可動として

内筒上部に固定したサドルに伝わる地面からの突き上げを減らす構造。

トラベル長は 50mm ありますが実動域は 25mm といったところか。

取付後に 20km ほど試走してみましたが，

乗り味は意外にも「スポーツカーの固めの脚」といった感じ。

振動を全て吸収するという類いの乗り味ではありませんが，

乗り心地はとても快適になったとハッキリ感じました。



折り畳んだ時にシートポスト上部の可動域部分が折り畳まれないので

折り畳み時の車体姿勢が若干前のめりになりますが折り畳みサイズは変わらず。

ハンドルのグリップをエルゴンのバイオコルクに交換したので

サドルも色味をライトブラウンのものと合わせてみました。

サドルにコイルバネを仕込んだ往年の快適サドルの乗り味との違いは，

快適サドルはダンパーが無いのでバネの動きがなかなか収まらないのに対して

ダンパー付サスペンションシートポストの挙動はまさに

スポーツサスペンションを装着したスポーツカーのそれ！

みんカラユーザーの諸兄にはおなじみのアレです。（笑）

運転者にはよく分かるのに助手席同乗者の反応は曖昧…

なんで分からないのだろう？というアレ。（笑）

まあ自転車に同乗者はいませんから乗っている本人が分かれば

それで十分！へっへっへ。