車瘋老頭のブログ一覧

以前のブログエントリーで何度か取り上げた

1950年代のマイクロカー BMWイセッタをオマージュした外観の

小型軽量（約５００ｋｇ）電気自動車

「Microlino（マイクロリーノ）」，

今年秋以降，量産車（伊ＣＥＣＯＭＰ社生産）の納車が始まるようです。

バッテリー容量が小さいとはいえ，

半導体をはじめとするパーツの供給が滞るこのご時世，

月産数百台の小規模生産が続きそうです（年内１５００台生産を目標）。

当面のデリバリーは

１．スイス（発売元の Micro Mobility 社は在チューリッヒ）
２．イタリア＆ドイツ
３．その他のＥＵ諸国

…あたりまでにしか手が回らない模様。
（予約が既に３万件入っているそうな！）

グレードは
Ａ：ローンチエディション
Ｂ：普及モデル（邦貨換算約１８０万円～電池容量３種）
Ｃ：高級仕様（コンフィギュレーター近日公開）
の３モデル構成。

量産モデルを早く見てみたいものです！

先日のブログ・エントリーで紹介した諫早湾干拓堤防道路，

実はそっちは「ついで」で一番の目的は「千々石ミゲル墓所訪問」！

熊本～長崎間の移動は間に横たわる有明海の所為で時間がかかります。

今年秋に西九州新幹線が部分開業すると２時間強，

陸伝いに高速道路で有明海をぐるっと迂回すると３時間強，

有明海をフェリーで渡り前後は一般道走行だと４時間強といった具合。

今回は最後の一番安いコースにしました。

全区間通しで車移動にすると楽なのですが，

千々石ミゲル墓所の近隣はまだ見学者への対応が不備で駐車場も無いため，

鉄道で最寄り駅まで移動して駅前から墓所までの最後の２．４キロを

自転車で移動することにしました。

その副産物として諫早湾干拓堤防道路走行が実現したような次第。

訪問した 5/17 は平日ということもあり

私が訪問した昼過ぎの時間帯は他に訪問者の影は見えず。

でも墓前に供えられた花はまだ生き生きしていたので

時々は訪問者がいるのでしょう。

子孫の方もご健在だそうでなによりです。

さる 5/17（火），長崎県諫早市に天正少年遣欧使節４人のひとり

「千々石ミゲル墓所」を訪ね，帰りに以前から気になっていた

「諫早湾干拓堤防道路」を自転車で走ってきました。

諫早で２００３年に見つかった古墓がその後の発掘調査を経て

「千々石ミゲルの墓と確定」された旨報道のあったのが今年４月末。

実は連休中に一度訪ねようとしたのですが，

寝坊してフェリーに乗り損なったり（笑）

強風による倒木で列車が運休したりして

「千々石めげる」になりかけたのを

エイヤっと気を取り直して再チャレンジ，

念願を果たしました。

そして諫早からの帰路，途中下車をして堤防道路を往復。

快晴，湿度の低い夏日（25℃），ほぼ無風という理想的な条件下，

まっすぐ伸びる平坦路を平均時速 19km/h でのんびり散歩。

車も少なく最高の一日となりました。

走行経路 （9.3km）：
https://goo.gl/maps/hBq4UchxYXQbVu32A

「デカメロン」という言葉からイタリア・ルネッサンスの詩人

「ボッカチオ」を思い浮かべた人はかなりの西洋かぶれ…おっと

事情通とお見受けします。

そのデカメロンのメロンは果物のメロンのことではありません。

原題 "Decameron" を邦訳して「十日物語」と呼ぶこともある「デカメロン」，

デカ（deca）が「１０」を意味することは辛うじて判るとして

エルではないアールの "meron" と「日」との関係は如何に？

ギリシャ語で「日」を指す "hemerai" という言葉と関係ありそうですが，

イタリア語で「日」は "giorno（ジオルノ）" と言い

"hemerai" がイタリア語にどのように取り込まれているかは不明。

それより日本語で「刑事」のことを「デカ」と呼ぶのは何故か？

そっちの方が気になります。

その語源は明治時代の刑事さん達が着ていた「和服」にルーツがあるとか。

和服の袖が四角い形をしていることから，

犯罪者の間で刑事を指す隠語として「カクソデ（角袖）」が使われ，

それが更にガラパゴス化，アナグラム化（並べ変え）され

「カ・ク・ソ・デ」　→　「ク・ソ・デ・カ（糞デカ）」

となり，「デカ」という表現が一般化したそうな。（ホンマかいな）

何時の時代，世界中どこでもアナグラム文化というのは盛んですなあ。

私は「デカメロン」から「大きいメロン」を連想します。

メロンも昔に比べてずいぶん大衆化が進み

時々は食べられるようになりました。

今の時期５月だとこちらでは「肥後グリーン」という品種が

店先に並びはじめます。

メロンにうつつを抜かすことのできる平和に感謝。

今朝，熊本から福岡に向かう高速道路上で ABARTH 595 の

タイヤ空気圧警告灯が突如点灯！

最寄りの基山ＳＡに車を寄せ点検するも異常ナシ！

とりあえず警告をリセットしそれ迄と同じく８０ｋｍ／ｈで大人しく（笑）走行。

午後帰宅して行きつけのタイヤショップで空気圧をみてもらいましたが

（前回は 3/24） 前 2.6kPa，後 2.4kPa の規定値のまま一切減圧ナシ。

センサーが狼少年というのも困ったもんだ，やれやれ。

給油して燃費を計算すると高速６割＋一般道４割で１４．７ｋｍ／Ｌ，

いつも通りの数値からもタイヤ空気圧低下の影響は窺えませんでした。

各種警告灯が点灯したら「先ずは車を駐めて点検し」，

異常が認められなければ「最寄りの整備工場で」整備士さんに診てもらう。
（異常があればＪＡＦを呼ぶ）

ネット情報も貴重ですが，この原則を守りたいと思います。