車瘋老頭のブログ一覧

テレビ朝日系で今夜放送された 「最強の城総選挙」 で

難攻不落の城第１位として

郷土の 「熊本城」 が選ばれました！

まあいろいろと裏で根回しはしているのでしょうが

熊本地震で大きく壊れ，現在修復作業の真っ最中の熊本城の快挙を

素直に喜びたいと思います。

石垣の組み直し修復が完了するのは２０３７年の予定。

あと１５年か…辛うじて生きているか。。。

歩いて行けるように足腰をほどほどに鍛えておかねば。

先週 9/23（金），台風のせいで読みにくい天気の中

前日深夜に催行決定！という綱渡りスケジュールで

鹿児島県北西岸の阿久根市に友人と２人で輪行旅に出掛けてきました。

10h57 着の「薩摩大川」駅で列車を降り自転車を組み立ててライドを開始。

近くの「道の駅阿久根」で物産を品定めしたあと，

海沿いの国道３号線を北上。

高速道路が途切れる区間なので休日の午前中でも交通量が多く

おまけに路肩の狭い道路を細心の注意を払いつつ走行。

GoogleStreetView で予習していた最短経路で予期せぬ通行止めに遭遇したり

（↑動画の 16'32" で道路左に「通行止：2022/7/19～2023/3/10」告知掲出あり）

ハプニングもまた楽しいポタリングで目指す「佐潟（さがた）の洞窟」へ。

潮流の運ぶ砂で陸と繋がった島（陸繋島）の外海側が

波で浸食されてできた海食崖洞窟です。

「阿久根の七不思議」のひとつに数えられるも

市のホームページでは言及されない穴場中の穴場！

実際に訪れてみるとアクセス道路が狭く判りにくかったりして

大々的にアピールできない事情が窺えましたが，

「アクネ　うまいネ　自然だネ」

のキャッチフレーズに違わぬ阿久根の自転車ライドを

満喫することができました。

遅い昼食を摂った駅前の小洒落たカフェで出て来た

かますフライの美味さにもビックリ！

かますは身に水分が多く足の早い魚なので水揚港から遠くには流通しにくく

その美味しさが残念ながらあまり知られていない魚です。

一夜干しが美味いのですが新鮮なものは煮ても焼いても美味い！



↓ 阿久根自転車散歩動画（27'42"）

BWV562 のお話です。

バッハ作曲のオルガン曲「幻想曲（と未完成フーガ）ハ単調 BWV562」，

クラシック音楽の楽曲は同作曲家，同ジャンル，同形式，同調性のもので

複数の作品が存在するので「作品番号」によって識別されています。

一番多く目にするのが「Op.（Opus）」という記号。

これがモーツァルトの作品だと「K（Kochel）」，

バッハの作品だと「BWV（Bach Werke Verzeichnis）」となります。

BMW ではない，ということだけ判っていれば大丈夫です。（笑）

昨晩衛星中継されたエリザベス女王の葬儀の最後に

棺を教会から送り出すところで演奏されたオルガン曲がこの曲だったのです。

この幻想曲は「対」となるフーガが未完成であることと相俟って

曲調も地味であることから一般的な知名度は殆どありません。

葬儀で演奏される音楽の選曲には女王の意向も働いていたそうなので

葬儀を通して演奏された音楽が全て地味で玄人好みの渋いチョイスだったのは

確実にエリザベス女王の意向が反映されたものと思います。

やんごとなき方々の趣味というのは我々庶民のそれとは大きく異なります。

今上天皇陛下が華やかなヴァイオリンではなく地味なヴィオラを嗜まれる

というのもそれに通じた嗜好なのでしょう。

尤も私がこの "BWV562" に注目したのには別の理由がありました。

楽曲には指示されていませんがこの楽曲は

「１段手鍵盤」と「足鍵盤」を持つパイプオルガンで演奏されます。

そんなこの曲ですが，手鍵盤で演奏される４声部を２群に分け

フランス古典派の書法に倣い「５声フーガ」の体裁で

「上２声を右手が上段手鍵盤で」，「下２声を左手が下段手鍵盤で」

と役割分担するアレンジを検討したことが私にもあったのですが，

「５６～５７小節（3'09"～3'15"）」と

「６８～６９小節（3'44"～3'50"）」の書法が

右手と左手それぞれに可能な指の開き（距離）を超えてしまって

第三の手の助けを借りないと演奏できない音のあることが判明して

アレンジを断念しました。

また確かに派手さとは無縁の楽曲ですが

対位法の妙味は遺憾なく発揮されており

実に通好みの楽曲であると言えるでしょう。

やんごとなき御方のチョイスかぁ…。（笑）

なんかいいなあ。

↑…といった大波が至るところに押し寄せる超大型台風１４号ナンマイダ

おっと違った「ナンマドル」は日本各地に大きな爪痕を残しています。

まだ現在進行形なのでこれから通過する地方にお住まいの皆様は

どうか早めの対策と避難をご準備下さいませ。

さて台風による車被害といえば，

まずは水没。

冠水路走行なら水を吸い込んでウォーターハンマー現象発生で

エンジンを破壊されたり，

ハイブリッド車の電気系統がショートしたり。

駐車中の冠水なら車内が浸水被害。

飛来物や倒木による損壊もありますね。

駐めていたカーポートやガレージが倒壊して

そのせいで車に傷が付くことも。

まさかカーポートが強風で吹き飛ばされるなんて…

人間，経験したことのないことについては想像力が働かないものです。

冠水路走行などもってのほか！

とにかく自然災害に対する「そなえ」は

「早めに」そして「万全に」！

わが家の愛車は

ロードスターは RHT 駆動系部品交換のためマツダに先週から入庫中，

アバルトは台風進路と通過予想時刻を随時更新しながら

自宅カーポートの立地に照らして

今回は一昨年９月の台風１０号の時のような「車両待避」
https://minkara.carview.co.jp/userid/2825170/blog/44358843/

までは必要ナシ！と判断して自宅カーポートに駐めておりました。

昨夜半に台風１４号が最接近した時は土器土器していたのですが，

逐次チェックしていた風雨情報が想定の範囲内だったこともあり，

いつの間にか寝落ちして気が付くと夜が明け風雨もおさまり

車も幸い無傷でした。

でも欲を言えば今回も事前に車両を待避させていた方が

よかったのかもしれませんね。

心のどこかで駐車料金と往復のバス代を惜しむ「欲」が

頭をもたげていたのかもしれません。

今回はたまたま運が良かっただけと反省して

次回は迷わず逃げたいと思います。

三十六計逃げるが勝ち！

ドライブ途中の昼食で仕方なく飲むノンアルコールビール。

シチュエーションは違えど，実は本物のビールを飲みたいのに

様々な理由でやむを得なく飲むノンアルコールビールのガッカリ感は

なぜ斯くも大きいのか？

こんなことならコーラや炭酸水の方がよっぽどよかった！

といつも後悔してしまうのは何故なんだろう？

「もっと美味しいハズ！」

という期待値が高い故にガッカリしてしまうのか？

ひょっとして「…ビール」という名前が良くないのではないのか？

いっそのこと「炭酸飲料」とでもしてくれた方がよっぽど潔い！

「炭酸飲料（ビールの満足度には遠く及びませんが）」

と正直に申告してくれ飲料メーカーはないのか？（笑）