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車瘋老頭のブログ一覧

2023年11月04日 イイね!

方向指示灯の発光特性



照明光源としてLED(Light-Emitting Diode 発光ダイオード)が注目を浴びる

きっかけとなったのは,

2011年の東日本大震災後の電力不足と

2014年ノーベル物理学賞の青色LED

あたりではないでしょうか?

自動車でも今日,省電力,長寿命,小型,明るさといった特性が注目され

様々な光源としてLEDが採用されています。

上の画像はわが家のマツダ・ロードスター NC1 Blaze Edition の前照灯(左)です。

左(車の左右内側)から右(車の左端)に向かって

予備灯,ハイビーム(ハロゲンバルブ),ロービーム(HID),方向指示灯(白熱電球)

…と異なる種類の光源で構成されています。

予備灯(ポジションランプ)はデフォルトでは白熱電球だったのですが

光量と白い色味を求めて 6000K LEDバルブ(T10 300Lm)に交換しました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2825170/car/2431283/6029820/note.aspx

一方,方向指示灯に関しては LED 化を躊躇,白熱電球を温存したのです。

その理由は「瞬時に全発光し瞬時に全消灯するLEDの発光特性」が

「反復明滅する方向指示灯の光源としては好きになれなかった」からです。

白熱電灯は点灯時にはフィラメントが徐々に明るくなり

消灯時には徐々に暗くなります。

爺の感傷なのかもしれませんが私はその様子が堪らなく愛おしい!(笑)

ずっと点灯したままの光源であればどうでもよいのですが

点いたり消えたりを繰り返す方向指示灯では

明るさがリニアに 0% → 100% / 100% → 0% と瞬時に変化する LED の発光特性が

人間の目(虹彩)の明暗調節特性と調和せず,どうしても馴染めないのです。

更に分析するなら点灯時よりも消灯時の「じんわり消灯」挙動が肝心と思われます。

光源を全LED化した最新の車でも,方向指示灯の発光特性を

意図的に白熱電球のように「じんわり消灯」させる手の込んだ仕掛けを施したものが

(Dimming Turn Signal)散見されるようになり興味深く観察しています。

マツダ車でいえば今秋マイナーチェンジして光源が全LED化された最新のNDロードスター

の方向指示灯はこの「じんわり消灯ではなく」ストレートなLED発光特性
(Dimming Turn Signal ユニット収納スペースが無く採用が見送られた模様),

JMS でお披露目された Iconic SP の方向指示灯は「じんわり消灯」です!

クラシックの美学が細部にまで徹底されているのはさすが!(笑)
Posted at 2023/11/04 10:12:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年11月02日 イイね!

Mazda Iconic SP



今週末 11/05(日)まで東京ビッグサイトで開催中の JMS。

今回見学した各社展示の中で個人的に最も心惹かれたのは

マツダブースの目玉 "Mazda Iconic SP"!

実際に発売されるのか現時点ではハッキリしていませんが

あと10年程度を目処に運転免許証の返納をまず考えている自分にとって

もし発売されるなら新車で買うしかないかな,という意味において

自分の自動車遍歴で唯一そして最後の「新車」になるのかという

妙な感慨に浸っています。

これまで毎年沢山のニューモデルが発売されてきたのに

購入したいという欲求は国産・輸入車を問わず

自動車メーカーの皆様には誠に申し訳ないのですが

自分にとっての新車価格に見合う価値を見出せませんでした。

自由に使えるお金が貯まってきても

自分の求める「車との対話」,「操る楽しみと(それをなかなか達成できない)奥深さ」,

「デザインの方向性」等さまざまな点で

メーカーが目指す車の方向性が自分の求める車像とはどんどん離れていくばかり!

平たく言えばメーカーはどんどん運転者の関与を簡略化する方向の車を追求,

しかし自分は儀式だらけで手のかかる,それでいてメンテは楽で

クラシックな外観フォルムの車を求めているのです。

Mazda Iconic SP はメカ的には先進的シリーズ・ハイブリッド電動車でありながら

フォルムは歴代マツダ車の面影をうまく取り込みながら整理し

シンプルでクラシックなフォルムにまとめ上げることに成功。

まだ誰も見たことのない未来を表現する車というよりは

時代を問わず共感できる永遠の美を表現した車のように思われます。

市販化するには多くの現実的課題を解決する必要があるでしょうが

なるべくこれに近い姿で市販してもらいたいですね。

そして市販するならぜひ助手席にチャイルドシートの ISOFIX マウントを

用意して下さい。

陳腐化しにくいクラシックなデザインの車ですから

2世代に亘って受け継がれることも想定すべきです。

チャイルドシートに座った子供が成長し今度は自ら運転する,

そんな真の SDGs を誇れるメーカーであってほしいと思います。

会場でこの展示車両を見つめる子供達の羨望の眼差し!

爺も童心に還り目に星を(たた)湛えながら見つめていました。

Posted at 2023/11/02 23:45:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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