
NSXが2022年12月で生産終了だそうです。
突然のニュースでしたが、ホンダはこれで2022年末に4車種を終了することに。
NSXといえば日本のスーパーカーと言っていい車。
初代NSXはNAのVTECエンジンでMRレイアウトでワイドアンドローなボディ、リトラクタブルライトのまさにスーパーカー。
一旦販売終了した後、現在の2代目が2016年にハイブリッドで登場。
3.5リッターツインターボに3モーターを組み合わせ、エンジンは507PS/550Nm、モーターと合わせたシステム出力は582PSとされています。
お値段は販売終了した2020年モデルでなんと2420万円。
おそらくこの価格がネックだった気がします。
先進的で意欲的なハイブリッドシステムですが、モーター部分があまりに弱い。
今となってはポルシェタイカンターボでも2023万円。こちらは680PS/850Nmのスペックです。・・・普通ポルシェ買うよね・・・?
この価格帯になると結構選択肢があるんです。ポルシェはもちろん、もう少し出せばフェラーリ、ランボも視野に入ってくる価格帯。
日本車ならよりハイパワーなGT-Rが1500万円くらいです。
正直スポーツカーとしては6年というのは短いですね。打ち切りって感じです。
本当にホンダはどこへ行くんですかね・・・?
F1で頑張っているかと思えばそれをフィードバックするブランドがない。
モータースポーツでアピールするなら象徴となるスポーツカーは丁寧に育てるべき。
その点GT-Rは年次改良でよくやっている気が。
S660も終了しましたし、もうクーペすらない状況。
ミニトヨタを目指しても先があるんでしょうか・・・?
なんとなくEVに一点突破で向かっている日産よりも心配かも。
Posted at 2021/08/03 21:20:47 | |
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