アルトワークスあずき号､リアスピーカー「ポン付け」作業。

写真は借り物です。
あずき号のリアスピーカーはこれまでカロッツェリアのサテライトスピーカーが付いていましたが…

先日デッドニング〜ハイエンドスピーカーまで纏めて一括取付けしたフロントスピーカーの音質とは比較する物では無いし､今までオーナーもサテライトスピーカーの音質には満足していなかったようです。

元々サテライトスピーカーは中〜高音域のみを管轄する「補佐的役割」でしか無く､肩書き上ではフルレンジですが「とりあえず後ろから音が聞こえれば良い」と割り切ったオーナー向けの商品です。

更に追い討ちをかければ耳から遠く､音圧の低いスピーカーユニットを薄くて細い鉄板や脆弱な樹脂製インパネに取り付けしたら､車両側の振動とコーン紙の振動が共鳴､共振する為に環境によっては音圧の低下や最悪聞こえるべき音域が消音してしまいます｡

「サテライトはダメ?」と言う事では無く…
以前通勤車両にサテライトスピーカーを装着していた際に､色々研究して効率の良い設置位置や取り付け方法を模索しており､先日スピーカーユニットがフローティング(固定されてない)タイムドメイン＋サテライト方式と「散々検証した取付け方法」を組み合わせた事で微調整のみでかなり良い音場を作る事が出来ました。

話が脇道にそれましたが､今回あずき号のリアドアに装着するのはKENWOOD「安い方の」セパレートスピーカーKFC-RS175Sで､元々あずき号のフロント用に用意した物ですが､オーナー様が「どうせ取り付けするなら最高級品じゃなきゃ嫌だわ」との事で結局リアドア用に「格下げ」となりました。
(;´д｀)

「お金をかけずに最良の音場を作る」のがK2サウンドスタジオのモットーです。

新たなる音響チューンとして磁束密度向上と腐食防止､除電によるノイズ対策の為銅箔テープで「マグネット(を)コーティング」
コイツでフロントに付けたハイエンドスピーカーのスペックを凌駕してやりますよ♫

更に今回使うのは自分がこよなく愛するKENWOOD 「emotional sound series」のスピーカー､K-ES01のツイーターを使用……する訳にはいかないので､コレの中からアッテネーター(コンデンサー)だけを摘出して組み合わせた完全K2オリジナルチューンアップツイーターを用意しました。
(秋月電子には同一スペックの素子は無かった)

続きます。