アルトワークスあずき号､オーディオ&ビジュアル､グレードアップ作業③

それが良い音､悪い音云々の前に､低音域の圧力はリア側に付けたRSセパレートスピーカーの圧勝。

ナビ側の調音エフェクトやサブウーファーをオフにしたのは勿論､イコライザーの低音域をかなり絞らないと前後のバランスが取れない程の重低音。

KENWOODXSシリーズやALPINEのスピーカーには本体中央部に「ディフューザー」や「フェイズプラグ」と呼ばれる突起物が有り､それがフルレンジスピーカーとして音域に広がりを持たせる役割を果たしますが…

KENWOODのRSセパレートスピーカー中央部にはそう言った小細工は無く､そのスピーカー本体が単純に「ウーファー」としての構造に近い為､今回のように「廉価版の方が重低音が強い」と言う結果に繋がります。

あずきさんにはサブウーファー装着作業開始前に「キッチリデッドニングしたらウーファーなんか要らなくなるよ」と予告していた事？を作業した本人も忘れてしまう程の「超重低音」を再生して見せました。

ちなみに…
カーオーディオの場合リアから聞こえる音は不自然なサラウンド(反響音)として扱われ､フロントドアには高額なセパレートスピーカーを付けても､リアドアには後席に座る人に聞こえる「そこそこのコアキシャル」と言うのが一般的な組み合わせですが…

そもそも雑音だらけの車の中で「自然界の音をそのまま再生する」事や「ライブ会場の音を忠実に再現する」事なんてのは不可能に近い為､車の中でこそ楽しむ事が出来る「外部に音を漏らさず好きな曲を楽しむ」がK2サウンドスタジオのデッドニング術と言えます。

元々「お金をかけずに良い音を追求する」のがモットーでは有りましたが､今回は高級スピーカーや高級デッドニングキットをふんだんに使って「ゴージャスなデッドニング」をエンジョイ出来ました。♪(´ε｀ )

エンジン､足回り､電装系からオーディオビジュアルシステムまで「K2チューンドデモカー」と変貌したあずき号(&40imai号)。

その音を聴いてみたいと言う方はご自由に…では無くまずオーナー様にご確認を。