スマホナビと車載ナビの違い

こんな記事が目に止まりました。
https://kblognext.com/archives/42476.html

常々、スマホのナビ、或いはディスプレイオーディオナビの欠点が致命的だなぁと思っていたのですが、この記事では本質的な違いにまったく言及してなかったので少し書きたくなりました。
この記事ではGoogleマップのナビの「最短ルートで案内してくれる」「やたら細い路地を案内される」といった、ソフトウェアの仕様面にチャクモクしています。
一部、通信環境があるか、無いかにも言及してますが、一番の、本質的な違いは何かというと私は車載システム、車載センサーとの協調があるかどうか、だと、思ってます。
多くの方が意識していないかもしれませんが、車にはGPSセンサの他に車輪速パルス信号や舵角信号、ヨーセンサ、バンクセンサ、と沢山のセンサを搭載してます。スマホもハードが進化してGPS精度があがったり、ジャイロセンサも搭載されたりと性能アップしてますが、純正ナビ、車載専用ナビではGPSなんてたまの位置補正くらいで、より繊細な位置補足や向きの把握は、この搭載センサによるものが大きいです。

故に知らない土地での「さぁ、出発」というときにどちらに向かえばいいか、とか、トンネルの中での分岐とか、欲しい時に欲しい情報が得られる性能は何にも代えがたいと思うのですよ。
（ナビの性能なんて適当でいいんだよ！という土地勘や方向感覚に自信がある人はそうではないと思いますが）

故に、地図が常に最新という魅力はあるものの、なかなかスマホナビやディスプレイオーディオのナビ（Android auto）を使う気になれないんですよね。

たた、勿論最近SUBARU純正ナビの案内性能の最低さに辟易して、少しAndroid autoを使ってみる機会はありましたが、やはり自車位置をロストする回数や、通信の不安が常にある違和感。
それになによりスマホをいちいち繋がなければならない煩雑さ、起動の遅さなど、正直普段使いする気にはなれませんでした。