吸気温度読み違えの影響量評価
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
これ初夏のサービスエリアで
休憩直後の吸気温度といいますか。
センサー周辺のアルミの温度に
なっちゃっています。
センサーはノーマルです。
2
本来の値は。。。
Vマウントでそれなりに
エアクリーナーまわりも
対策しますと。
こんな感じになります。
ノーマル吸気温度センサーだと
サービスエリアで休憩後は、
前述のようにエンジンが温めた
アルミの温度の熱害でけっこうな
高温になってしまっています。
そのアルミの温度の呪縛から
逃れるのに時間がかかるので、
ノーマル吸気温度センサーだと
休憩後の再スタートでいきなり
フルスロットルだと。
吸気温度補正が不正確に実施され
本来必要な燃料よりも10%以上
薄めにしか吐かれなくなります。
(画像の例の場合で、吸気温度
補正がそこそこまともな数値だった
場合)
でも、一部吸気温度センサーの
メーカーさんの記事はもっともっと
大きな数値変化になるとかかれて
います。
完全な純正ECUでも本当にあんな
補正値が入力されているのか?
それは僕は知りませんが。
(なんか他の要素の補正も含まれて
いるのかも?)
高校、大学時代に習った物理の
知識からすると、あの記事ほどの
吸気温度補正はかからないはずです。
(フルコンにチューナーさんが
意図的にそんな設定をしない限り)
ちなみに今回の写真の例で。
フルコンに物理的な計算結果に
近い補正値が入れられている
のであれば。
確かに今回の写真のような
事例では10%以上薄くなります。
理想的な吸気温度のところ付近で
適切なガソリン冷却がおこなわれて
いたとしても。
読み間違え(アルミ温度計測)が
起こってしまうと。
A/Fはかなりパワー空燃比により
単なるハイオクの場合で。
点火時期もそれなりに進めて
いるような仕様であれば。
壊れるかもしれません。
だから、燃料にこだわりがなく、
オクタン価アップ系点火剤を
使っていない方や。
レース用ガソリンを使っていない
方などは。
休憩や渋滞からのフルスロットルは
絶対にしないほうが無難です。
でも、だからと言って。
「急いでレスポンスの良い吸気
温度センサーに変更しましょう。」
とは僕は思いません。
パワーFCユーザーの場合は。
その季節の正常時吸気温度を
15~20度超えるような場合は
踏まないようにするだけでいいし。
(読み違えが大き過ぎなければ、
濃いめのセッティングによる
マージンでしのげる)
各社フルコンユーザーは
チューナーさんに吸気温度
アラームランプとかをつけて
おいてもらえば。
危険時に踏むことは避けられます。
もっと言ってしまうと。
サーキット走行をする季節が
限定されていて。
走行風さえ得られれば確実に下がる
インタークーラー装着車両ならば。
吸気温度センサーレスであっても、
サーキット走行で問題が生じない
セッティングは充分な経験のある
チューナーさんならば。
やってくれるはずですよ。
(まあそんなことわざわざする必要は
ありませんが)
充分なガソリン冷却による
マージンのアップ。
あるいは点火剤やレース用ガソリン
によるオクタン価アップをしている
場合なんて、もっともっと無頓着でも
大丈夫と思いますね。
休憩後や渋滞から抜けてにいきなり
全開にしない。
長時間の待ちの後にヨーイドンで
全開スタートの競技をしない。
そんな方ならば、自分には関係ない
と放置しても全く問題ない程度の
もんです。
フルコンユーザーでギリギリの
A/F、点火時期を目指すためならば、
もちろん無駄とは言いませんが。
かなり後回しでも良いマニアックな
アイテムだと思いますね。
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