(仲間内メモ)大容量バッテリー、オルタネーターの重要性
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ストリートを走行するFDは、
燃料タンクがノーマルなので、
一般的に燃料ポンプはひとつ
だと思いますが。
よりサーキットよりの人は、
コレにレーシングコレクター
タンクなどを加えるので、
ノーマル燃料タンクから
コレクタータンクまでの
汲み上げポンプがひとつ。
そしてコレクタータンクの中に
ある送りポンプで2つという
構成になります。
不良品率の低い日本製ポンプで
このようなシステムを構成しますと。
燃料がハイオク前提ですと。
普通は500馬力くらいまでの
仕様が多くなります。
もし、よりハイパワーを目指すけど、
日本製にこだわりたい場合。
1個でより流量のあるポンプなんて
存在しないので、個数を増やして
いく方針で流量を確保することに
なります。
となると、800、900狙いのREは
さらにポンプなどを追加して
500馬力仕様2台分みたいな
システムが必要になります。
(燃料の計算上はそうなりますが
実際に機械的に耐えるかは別の
問題です)
このくらいの仕様まではレシプロ
でも1000馬力前後級で良くあります
ので、うまく機器を選択すれば
なんとかなるのですが。
(バッテリー、オルタネーター、
配線の太さなど注意が必要には
なります)
問題は燃料をアルコールにした
場合。
アルコールの種類にもよりますが、
最高峰のものは、ガソリンよりも
2倍以上燃料が必要になります。
となると。。。
さらに倍の設備が必要になります。
おそらく日本のポンプだと送りの
ポンプが4個も5個もいることに
なります。
さらに強烈な点火装置もないと
大量のアルコールに火をつける
なんて不可能です。
これもものすごく電気を必要と
なります。
海外の部品を信頼できるなら、
消費電力の割に流量が多い
ポンプ、あるいはエンジンの
回転から力を分けてもらう
機械式燃料ポンプなども
あったりするのですが、
とにかく最後は発電量が充分か
どうかが、スペックに大きく
影響してきます。
簡単に言うとバッテリーと
オルタネーター、そして配線の
太さや工夫がないと話にならなく
なってきます。
アルコール燃料仕様は極端で
多くの人には関係無い話だと
しても。
ポンプ複数個仕様にする時点で、
ノーマルのオルタネーターでは
苦しい可能性が出てくると考えて
おいたほうが良いです。
ポンプやコイルのバッ直配線や
社外大容量オルタネーターなどを
否定するショップもありますが。
何らかの工夫をしないと電気が
不足して性能が出せない場合が
あったり、運が悪いと壊れる
可能性もあります。
ちなみに僕はポンプ複数個仕様
なんですが、点火系はノーマル
ベースにひと工夫してある程度
です。
バッテリーも格安の小型ドライ
バッテリーです。
こんな仕様で高濃度のレースガス
利用であっても、燃料の流量不足や
点火能力不足が出ていないのは、
各種配線の工夫と社外オルタネーター
が効いていると感じています。
なので、もしオルタネーターが
壊れた時は次も画像のような
社外オルタネーターに頼ると
思います。
もちろん配線の工夫や本気走行の
時は使う電気製品も減らすなども、
継続していくつもりです。
参考
昔は現車セッティング後に実走で
最終チェックする店が多かった
のですが、それはハイビームや
オーディオ、エアコンなど消費
電力の多いアイテムを使っても
A/Fが保てるかをみていたよう
です。
ハイビームやヒーターなどは
サーキットでの全開時も使う
可能性がありますので、現車
セッティング時に使う可能性の
あるものは、あえてオンして
確認してもらうのも良いかと。
参考2
近年、冷却水のポンプを電動化
したり、パワステポンプを電動化
したりするのが流行っていますが。
あとエアポンプなどの電動化も
あるのかな?
複数個の燃料ポンプや凝った
点火系のシステムを構築する
場合、これらを安易に導入すると
燃圧低下や失火の原因になる
可能性があります。
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