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安政四年は1857年だそうですから､なんと166年前!





残念なが公開日以外は蔵の内部の見学などはできません。雑菌持ち込んじゃいますからねぇ。


敷地内に井戸があります。


素敵な販売所もあります。


お酒以外にもいろいろとグッズもあります。


ほらほらトンボ酒がたくさん！（笑）


酒蔵のすぐ後ろは田んぼ！
相模川が作った平地に広がる広大な稲作地帯です。


泉橋酒造では自らを「栽培醸造蔵」と名付け、酒造りは米作りからという信念で、酒米の栽培から精米、醸造を一貫して行っています。

他県の原料米を買う酒蔵も増え、海老名耕地でも田んぼを止める農家も増え、美しい水田が減り健康な田んぼの象徴である赤トンボはいつの間にか姿を消してしまう。そのことに疑問を感じて20年前から減農薬の米作りを始めたそうです。

トレードマークのトンボには「トンボがたくさん飛ぶ田んぼであってほしい」という願いが込められているそうです。＼(^o^)／

そうなると嬉しくなって、つい散財を！ほとんどの瓶には｢とんぼ｣のマークが!
真ん中奥は梅酒、右奥は醤油です。

手前の黒い瓶｢む｣は､なんと酵母無添加､協会酵母を添加せずいわゆる｢蔵付き酵母｣だけで醸したお酒です｡よく上手くできたものです･･･｡


日本酒を使ったレギュラーコーヒーもありました｡

日本酒だけではなく､味噌､醤油､お酢なども醸造しています｡


トンボと聞くとついつい。(⁠^⁠_⁠^);
Tシャツです。


うーん、このヤゴは赤トンボのヤゴではなくて、オニヤンマっぽいなぁ。残念！（笑）
背中



ナツアカネ、アキアカネ、ミヤマアカネなどアカネ属のいわゆる赤トンボ達は日本の稲作文化とともに、水田に特化することで種類と数を増やしてきたトンボです。人間の稲作のサイクルに合わせ、冬は田んぼの僅かな湿り気だけで、泥の中で卵で越冬することで他のトンボとの生存競争に勝ってきたのです。

しかし今、ネオニコチノイド系農薬（草全体、根から葉、種子まで全てに農薬が浸透する「浸透性農薬」殺虫剤。日本では人間には影響がないことになっていますが。）の影響、冬季に水を抜く田んぼの乾田化などの影響で数を減らしつつあります。

同蔵のパンプレットを貰ってきたのでご紹介いたします。

田んぼと赤トンボを大切にしていることが良く分かります。