
たぬ~のアマチュア無線局の再開局の話~です。
自宅では144MHzのSSBを中心に、部活ではHFや50MHzも。かなり移動運用やコンテストにも出たりしていたのに、会社に入って10年位でフェードアウトしてしまったアマチュア無線。
何度も何度も思い立っては挫折、放置を繰り返してきた再開局なんですが。
なぜかここに来て後押しされるような事が幾つも重なり、これは!なにかの思し召しかも知れない!と本気になって再開局をすることにしました。
アマチュア無線の従事者免許はなにもしなくても一生有効なんですが、無線局の免許は5年毎に更新手続きしないと失効してしまうのです。
総務省からは煙たがられても不思議ではないアマチュア無線ですが、災害時のボランティア、通信インフラとしての期待などもあるのか、規制緩和なども進み、さらに待遇が良くなってきていると感じます。
使える周波数は実質的には、いくらか召し上げられたりしていますが。
そんな規制緩和の関係か、開局や変更、更新など、お上への申請も、当時は無かった電子申請Liteで可能になっています。
というわけでまずは第一歩として、電子申請Liteへの登録を申請しました。
https://www.denpa.soumu.go.jp/public2/index.html
しかし!これがぁ!なんと!
確認後に1週間程掛かって仮パスワードが書かれたハガキが郵送!!されてくるそうです。
今時、郵送かよ!と思いましたが、住所確認の為なんですねぇ。大人しく待ちます。
さてさて再開局する無線局のコールサインをどうするか…。
日本では好きなコールサインは選べません。お上が勝手に割り当てます。
しかし、以前にアマチュア無線局を開設していた場合は、他人に再割り当てされていなければ、前と同じコールサインが復活できる可能性があります。
コールサインが足りなくなって再割り当てをしたのは1・2・3・6エリア(関東・東海・近畿・九州地方)だけですので、それ以外の地域の方は安心です。
再割り当てされているかどうかは、JARL日本アマチュア無線連盟のウェブサイトの説明
https://www.jarl.org/Japanese/2_Joho/2-2_Regulation/Callsign.htm
を読んで総務省のフェブサイト
https://www.tele.soumu.go.jp/musen/SearchServlet?SK=2&DC=100&SC=1&pageID=3&CONFIRM=0&SelectID=1&SelectOW=01#result
で確認できます。
ただし、再割り当てされていなかった場合でも下記のいずれかの『旧コールサインを証明する書類』を自分で用意する必要があります。
(1)無線局免許状のコピー(旧コールサインが記載された免許状のコピーがある場合)
(2)旧コールサインが記載された「無線局事項書及び工事設計書」の写しで、総合通信局(沖縄総合通信事務所を含む)の証明印が押してある書類
(3)申請者の旧コールサインが記載されている局名録等のコピー
(4)日本アマチュア無線連盟(JARL)で発行する「旧コールサイン確認書」
私は幸いまだ再割り当てされておらず、また(1)と(3)の書類が見つかりました。
前のコールサインはや発音しづらいものなのですが、なんとなく愛着もあるので、旧コールサインで復活してみたいと思います。(*^^*)
以下は、アマチュア無線はよく知らないにも関わらず、最後まで読んでくださった方への用語集です。感謝ですm(__)m
144MHz=周波数の一つ。アマチュア無線ではたくさんの周波数を使うことが許されています。その中のひとつです。
SSB=AMやFMと同じ電波の種類(変調形式といいます)です。(音声の)音質は悪いですが、遠距離通信に向いている変調形式です。
HF=High Frequency高い周波数を示す言葉です。無線通信の黎明期には高い周波数でしたが、いまや全体からみると低い周波数となっています。海外とも電離層反射で直接通信することができます。
移動運用=電波が良く飛ぶ高い山とかに行って無線をすること。
コンテスト=決められた時間内に(大抵のルールでは)多くのアマチュア無線局と、また多くの地点と交信して、自己申告して点数を競うアマチュア無線の競技です。
コールサイン=呼び出し符号。NHKなどの放送局のJOAKなどというコールサインと同じです。以前は夜の0時にTV放送が終わる前に流していましたね。アマチュア無線局にも1局ずつ世界に唯一のコールサインが総務省から割り当てられます。
Posted at 2022/12/21 23:34:22 | |
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