良いハム、良いお肉の見分け方

５日間にわたってお肉の話をしてきました。
最終回の今日は、
　【良いハム　と　良いお肉の見分け方】　です。


年末にスーパーへ行くと、お節料理の食材としてハムが沢山並んでいます。
色々なメーカーの、色々な値段のハムが並んでいます。
「どれにしようかな？」
と、悩んだ経験があると思います。

そのような時は、ハムの裏側のシールに書いてある原材料を見てください。
「豚肉・砂糖・塩・保存料・カラメル・発色剤・・・・・」　等と書いてあります。

マジマジと、シールに書いてある原材料を見る必要はありません。

【原材料の所に、たくさん文字の書いていない物が良いハムです】

簡単に説明すると、安いお肉を使っているハムは、肉の味が足りないので色々と添加剤を入れて味を調節します。

添加剤の少ないハムは、『肉の味で勝負！』って訳です。


次に、良いお肉の見分け方。
これは、もう簡単です。　魚と一緒です。

お肉がみずみずしくて、奇麗な赤色をしている物を選んでください。
古くなると、乾燥をして、色が茶褐色になって行きます。

もうひとつ。
基本、食肉は冷凍保存をしていた物を解凍しています。
解凍をしたお肉は、時間が経つと血が混じった水が出てきます。
（食肉業界では、これをドリップと言います）

お肉の入ったトレーを手に持った時、トレーを少し斜めに傾けてみてください。
血の混じった水が、たくさん下のほうに溜る物は、あまり状態が良くないと判断できます。


終わりです