本日の「ガッテン！」

宇宙飛行士が地球へ帰還…。

カプセルから出てきた宇宙飛行士は、
両脇を支えられないと立ってられない様子は
ニュース映像で見たことがあると思います。

無重力状態で筋力が弱ったから？
と思っていたのは誤りだそうです。。。


身体のバランスを取る、耳石（内耳にある器官）がマヒしているからだそうです…（驚！）


耳石はいわば「重力を感知する装置」。
体が傾くと耳石が重力に引っ張られ、その信号が脳に送られて身体の傾きを知ることができる、という仕組みです。
この耳石こそが体の老化のスピードを左右する原因の１つであることが、最近の研究でわかってきました。


この耳石、、、座り続けるだけでも、その機能が衰えてしまうそうです。
1時間座る続けると、22分寿命が縮まってしまうそうで…。
頭などを動かして、程よく耳石を動かす必要があるらしいのです。

耳石の機能が衰えると、
がんのリスクが上がったり、骨密度の低下、代謝異常、認知機能の低下、循環機能の低下
良いことが一つもありません。。。


ところで、車で遠出をすると、特に高速道路など使った場合に長時間、運転席に座ったままです。
「2時間走ったら、SA/PAに入って休憩を取りましょう」などと言われていますけど、それでは老化を早めるだけですね（笑）。

それに、渋滞にハマったりしたら、3時間とか車のシートに拘束されてしまいます。


耳石に程よい刺激を与えるために、30分に1度は椅子から立ち上がりましょう、と言う番組の内容でした。
座り続けることが多い人に、「30分に1度立ち上がることを2週間」続けてもらったところ、中性脂肪が15％減少、悪玉コレステロールが5％減少、逆に善玉コレステロールが11％も増加していたそうです。


私も怪社では座り続けていることが多いので、明日からは30分に1度は、せめて1時間に1度は立ち上がるようにしますね。
車を運転する時も、道路が快調であっても休憩の間隔を短くするようにしないと、イケマセンね…。