久々のアマチュア無線ネタですので、関係者以外立ち入り禁止でお願いします(笑)。
お友達のブログに「零」の話題が上がっていました。
コンピューターの世界でも使われることがありましたが、数字のゼロ(0)と英文字のオー(O)が容易に区別できるよう、数字の0に斜線を入れて区別していました。
PC-8001とかPC-9801の時代には頻繁に見かけましたが(古!)、最近はそんなフォントは全く見なくなりましたね。
ところが、アマチュア無線の世界では、まだ生き残っていました。
JA0RL/0 ゼロなのかオーなのか、区別するために…。
無線業務日誌のフリーソフトである「Turbo HAMLOG for Win」で使える「HAM Font Light」です。
http://masa-bv.my.coocan.jp/jo2hpo/font/index.html
このフォントファイルには、英数字しかありません。コールサインの印字に特化したフォントファイルです。
HAMLOGで標準的な設定で印刷を行うと、JARL転送枠の数字部分には斜線入りのゼロが印字されます。
しかし、TO RADIO枠の部分は、斜線ナシのゼロです。
そこで、HAM FontをダウンロードしてWindows\Fontsへインストール、QSL定義ファイルを編集したところ…
JARL転送枠の3文字目は、斜線が2本入ることを回避するための処置が必要です。
#Print 400, 124, "!C3 " ; JARL 転送枠3文字目
コールサイン以外のデータ(年月日やリグ名など)には、斜線入りのゼロは使われません。
また、最後の行の相手移動地のところは、定義ファイルを上手く編集すれば斜線入りのゼロを使えるかも知れません。
横書きのQSLです。
縦書きのHAM Fontが無いので、JARL転送枠の印字には従来機能を使っています。
TO RADIOの部分だけですが、斜線入りゼロが使われるようになりました。
QSL定義ファイルは、アドカラーのQSLカードへ印刷するためのデータです。
(アドカラー社、無くなってしまったのは惜しいですね…)
基本データは紙に印刷済みなので、ちょっとイメージしづらかったかも知れませんね。
定義ファイルでは、次の様にフォント名を指定します。
#FontName="HAM ゴシック Light"
#FontName="HAM 明朝 Light"
本当は、数字のゼロの斜線ははみ出さない、英文字のオーに斜線を入れる場合ははみ出す、が正解なのだそうです。
ただ、数字のゼロに斜線を入れると、数字の8 と区別しづらくなるので、個人的には数字のゼロは斜線がはみ出すのが良いと思ってます。。。
Posted at 2020/07/04 17:44:12 | |
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