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先ほど某所にて、「どうしても７人乗りのクルマが欲しいのだが何がお勧めですか？」
と聞かれました。すぐに、「常に７人もお乗りですか？ご家族が４人でしたら乗用車をお勧めしますよ。」と返しましたが、やはり７人乗りミニバンの夢が捨てられないご様子。

「ご安心ください、フォルクスワーゲン社からゴルフ・トゥーランというクルマが発売されていますよ、ぜひ検討の中の一台に加えてください、私の周りは全員トゥーランを買いましたが。」と。

車重が重くなり重心も高いミニバンは、走行性、安定性、燃費性すべてに不利と言えます。さらに広い室内は安全性からすると疑問が残りますし、走りの楽しさ上質さを得るのが難しいですね、このデメリットを高い次元で解決しているのがトゥーランだと思います。

エンジンは財布に優しい驚きの1400cc、ツインチャージドで早いのなんの。燃費は直噴と世界初６速ＤＳＧでリッター15km以上も走ってしまう。ハイパワーとDSGで走りの楽しさ最高。
乗り心地は、なんとリヤマルチリンクですし、しっかりしたあのシートで大満足。
安全性はESPとカーテンエアバッグで現代最高水準。
これで安いと来てますから、ここまで徹底して作っているコンパクトミニバンは無さそうです。
事実皆様満足してますので、良いクルマなのでしょうね。

国産のステーションワゴン（SW）が販売低迷なのだそうですね。

ステージア、マークⅡブリット、クラウン・エステートといったLクラスは全滅。Mクラスもカルディナ、アベニール、プリメーラが生産中止となり、アコードワゴンも年内の生産中止が決定。レガシィ、アベンシス程度と、一時のブームは去り、依然として軽自動車、コンパクトミニバンが売れている悲しい時代。

一方、輸入車はSWの人気が非常に高いですね。その中でVOLVOのV70がフルモデルチェンジということで先頃試乗来て来ました。

まず、相当大きくなったなと思ったら、実はこのクルマV70の名前ですが、V70の後継ではなく最上級のS80のワゴン版なのだそうです、道理で3200ccで価格も600万クラスになった訳ですね。
内装は高級でスカンジナビアンテイストがクレバーで気持ちいいし、あとエンジンが直６の横置きというのが面白いです。

走りはどうかというと、６気筒なのにアイドリングの振動が多い事、非常にスムースでは有るがいかんせんFFのトルクステアが出てしまい、フィーリングが今一つ、この価格帯のライバルはFRだけに、またもや苦戦しそうだし、ここまで大きくなる必要があるのか疑問でした。

ちなみにディメンションは、全長4825mm（現行比：+105）×全幅1890mm（+85）×全高1545mm（+55）、ホイールベース2815mm（+60）堂々としたステーションワゴンです。私はV50の方が気になっていますので、ぜひこちらを体験してみたいです。

本日、某所を仕事で走っておりましたら、横からすぅーっとやけに車高の低い物体。
あまりに近くで見ると何だか解らない、スーパーカー特有の形状。

しばらくしてランボルギーニ・ガヤルドと気がつきました。

エンジン音はフェラーリより随分おとなしめ、ほとんど気がつきません。でもそのメカニズムは最先端でもの凄いパワーとスタビリティを秘めているのでしょうね。追走しましたのでリヤから眺める格好になりましたが、そのデザインはカウンタック譲りの直線基調で結構やちゃってます。
走りに関しては未体験ゾーン、これからも運転することは無さそうな縁がない感じが少し寂しいですね。
いつの間にかアウディ傘下になっていたようです。

先週末の洗車時に使用した、液状の鉄粉取り。

実は今まで粘土しか使ったことがなかったのですが、初ホワイトボディは鉄粉が目立つのであえて使ってみました。
そうしたらもの凄い！例の反応して紫色になるタイプなのですがフロント、ボンネット、各タイヤ後部、リヤまわりが凄く反応して変色しました。

つるつるな表面を保つ為には、定期的に使う必要がありますね。水で洗い流してすっきりしました。

反応の様子は写真をクリックして拡大してください。

ガソリンの価格が高沸しておりますので、燃費のお話を。

国産車、特に小型車はCMでも高燃費を売りにしているクルマが多いですね。

詳しいことは解りませんが、燃費を稼ぐには、希薄燃焼型のエンジン、CVTや高いギヤ比のAT、抵抗の少ないセッテイングのアライメント、回転体の摩擦抵抗の低減、ボデイの軽量化。これらを徹底的に実行して、23km/Lとかに近づけているのでしょうね。

このような条件からすると、ドイツ車にとっては不利な事柄はかりですね。
高剛性の車体は重いし、回転体各部の耐久性を持たせる為には、ベアリングなんかの強度を増すための作りは、そのまんま抵抗になるでしょうし、なにしろトーイン、キャンバーなどアライメント角は相当大きく、これまた抵抗に。

そのままでは、大変だということでATの多段化や燃料供給噴射技術の進化によって、不利な燃費を相当がんばってカバーしているなと思います。VWのTSIエンジンも凄いし、BMWのE91（320i)もあれだけ走りにこだわってリッター10km近く走ります。

現代のドイツ車は燃費に関して、「安全性や走る楽しみなどの走行性能を確保しながら、相当がんばっていて決して悲観するものではない。」と言えるでしょう。

写真は以前の愛車、Ｇクラス。これはどう走っても5km/Lが精一杯でした。