• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

37 Kenのブログ一覧

2019年09月12日 イイね!

ユイ・レーシング・スクール 初参加(その2)

ユイ・レーシング・スクール 初参加(その2) 最初は会場となる富士スピードウェイP2の入り口付近にある教室で座学。まずは参加者全員の自己紹介から始まり、トムさんがイーブンスロットル、トレイルブレーキング、コンタクトパッチと荷重移動、スリップアングル等、車の操作で鍵となることを説明していきます。随時、質問も受け付け、その回答も含めて一時間弱で座学は終了。

 その後は実技に移ります。大体似たようなクラスの車で4-5台を1グループにして1クール4分の走行(+クールダウン走行2−3周)を行なっていきます。最初はイーブンスロットルの練習。パイロンを並べて作ったショートオーバルコースをインベタで指定された速度で一定の走行を行います。ブレーキ操作はせず、コーナーリング中で速度低下が出る分をスロットル操作でカバーし、なおかつピッチング変化を最小に抑えるように気をつけます。メガーヌに乗り換えて全幅が大きいこともあってなかなか車幅感覚をギリギリまでつかめていないと思っていましたが、それがここではっきりと露呈します。スタッフのYさんから、「インベタになっていませんよ。コーナー出口で1.5台分くらい空いています!!」との指摘を受けてしまいました。

 引き続いてトレイル・ブレーキングの練習。ストレートではベタ踏みで加速をしたのちに強いブレーキング。そしてブレーキをコーナー途中まで引きずるようにしてステアリング操作を行い、出口に向かったら加速という操作の繰り返し。スロットルをベタ踏みにすることもなかったので、最初は少し躊躇をしていましたがほんのわずかの加速ラグがあることなどもきちんと体感できました。

 午前中の最後は、ストレートを長くしたオーバルコースに変更して、最初はトムさんの先導するあとをついてのリード・フォロー。はじめのうちはインベタのままでしたが、途中からコース幅をいっぱいに使ったアウトインアウトのラインどりをします。ラインとブレーキングポイントを確認しながらですが、初参加ということでトムさんのすぐ後ろを走らせてもらったものの、気がつくと離されてしまい、なんとか追いつこうとすると色々な操作がおろそかになってしまう始末。

 午後はブレーキングのきっかけとして重要な「1の強さのブレーキング」の練習をおこなったのち、トムさんに同乗をお願いして横でじっくりと車の操作を見せてもらいました。最初の軽いブレーキングでフロント荷重をしっかり確保することでその次の強いブレーキングが可能となること、リアのスリップアングルをコントロールするために、コーナーリング開始のわずか手前でほんのわずかスタアリングを操作してタメを作ること、ブレーキ、スロットル操作と対話をするようにステアリングを切っていくこと、コーナーの出口でのステアリングの戻しは素早く行うこと等、自分の運転とは全く違うものを間近で見ることができました。
 特に衝撃的だったのは、コーナーリングの操作全てがリンクした結果なのですが、コーナー出口の早い段階でしっかり車がまっすぐ向いていることでした。それゆえに早くスロットルを全開にできるわけです。

 今回は同じメガーヌに乗っているHさんとご一緒させていただきましたが、なんども参加されているHさんからは、「ESPを完全にオフにしたほうがいいですよ」「メガーヌの場合スピンしても完全にぐるりと回ることは滅多にないので、落ち着いてコースアウトして対処すれば絶対に大丈夫です」「ロングオーバルではシフト操作に余裕がなければ3速ホールドでシフト以外のところに集中するのもいいですよ」などといったアドバイスをいただき、大いに助かりました。

 最後は8台ほどをひとクラスにして追い抜きありのオーバル走行。私のクラスはそれまで一緒に走っていたメガーヌとルーテシアに加えてポルシェ911とAMG CLAという早い車が加わります。早い車が背後に迫ってきたときは、ストレート、コーナーともにインベタで走って外から抜かせるというのが追い越しのルールなので、必死に早く走らせる一方で、サイドミラーなどで後方の車を確認する必要があります。あんまり早く追い抜かしてもらおうとすると「もっと頑張って早く走れるよ」という檄が飛びます。

 1日で90kmくらい、ひたすらオーバルコースを走りましたが、やはり簡単に体得できることではありません。日常の運転で車の荷重バランスなどに注意をしながら、またレッスンに参加していきたいですね。

 トップの画像はレッスン翌日に前後ローテーションした時のタイヤの様子。左側はフロント。センターグルーブのエッジがかなり飛んでいます。ショルダーも少し削れていますが、インに比べてアウト側の方が削れている量は多めで外側まで使っていた感じです。リア側(右)はおそらくフロントに比べるとスリップアングルが少なめだと思うけれど、減り方は全体的にマイルドでした。

 トムさんがブログで今回のレッスンのことと私のことを紹介してくださいました。
・第411回 FSWと富士山と食
 後半がオーバルレッスンの様子です。3つの動画に写っている赤いメガーヌが私です。
・第412回 Oさんの場合
 トムさんからレッスンの感想をもらえないかという依頼があって書いたものです。レッスン参加前のやり取りについても紹介してもらっています。
Posted at 2019/09/12 09:56:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2019年09月08日 イイね!

ユイ・レーシング・スクール 初参加(その1)

ユイ・レーシング・スクール 初参加(その1) メガーヌに乗るようになって、自分できちんと動かすことができている感覚がなく、せっかく楽しい車に乗っているからちゃんとコントロールできるようになりたいと思い続けていました。

 教習所卒業以来、一度もきちんと運転を習ったことがなかったので、改めて車の操作を習ういい機会だと思ってネットでいろいろドライビングレッスンを探していく中で見つけたのがユイ・レーシング・スクールでした。
中学生の頃、アメリカのジム・ラッセル・レーシング・スクールのことを紹介している記事を読み、30代半ばでギター製作修行を積んでいた頃、ソノマ在住の製作家の所に遊びにいく時にジム・ラッセルが拠点としていたシアーズ・ポイント・レースウェイ(現ソノマ・レースウェイ)の脇を通るたびにレーシング・スクールのことを思い出していました。
 ユイ・レーシング・スクールを主宰されているトム・ヨシダさんはそのジム・ラッセルで講師をされていたということも関心を引いた要因の一つでもありました。それに加え、50代後半ともなると一度にたくさんのことを教わっても吸収・消化はとてもできないと考え、オーバルコースを1日人すら走り続けて基本操作を習得するというクラスが今の自分にはあっているだろうというふうに考えてオーバルスクールを選択しました。

 雨の心配も若干ありましたが、9月1日の富士は晴れ。定刻よりも少し早めにオープンしていた東ゲートからスクールの会場となるP2に向かうと、まだスタッフの方しかいませんでした。とりあえず荷物を降ろし、タイヤの空気圧とホイールボルトのトルクをチェックして、準備は完了です。
最初に座学を行う教室で開始を待ちつつ、トムさんと少し話をさせていただくことができました。受講生が少しずつ集まっていく中、だんだんと緊張も高まっていきます。
Posted at 2019/09/08 06:59:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | 日記

プロフィール

「[整備] #メガーヌルノースポール ヘッドライト修理 (から割り含む) https://minkara.carview.co.jp/userid/2989739/car/2610834/8231355/note.aspx
何シテル?   05/15 09:39
37 Kenです。よろしくお願いします。 20代は車関係の仕事をしていて、初代CR-X Siのマイナー後のモデルに乗っていました。 山登りをするようにな...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2019/9 >>

1234567
891011 121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

HFC-134a エアコンガス補充(記録用) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/06/17 10:00:06
リアトーイングフック取付 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/22 12:46:43
ヘッドライトのインナーブラック化(から割り・塗装編) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/15 09:21:22

愛車一覧

ルノー メガーヌ ルノー・スポール ルノー メガーヌ ルノー・スポール
冬場の雪を考えてAWDで運転をして楽しいMT車を探していたけれど、なかなかピンとくるもの ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation