今年の初めから長いこと「ゴニョゴニョ」と称してきた内容ですが、遂に仕上がったのでようやく公開します!
15万kmに到達してるウチのRですが、エンジンやミッション、クラッチは交換しているものの、未だに純正のままで不安を抱えているパーツが一つありました。
セラミックの前期純正タービンです。
ブーストアップで1.1k近く掛けてきた純正タービンは、異音こそ発生していないものの、走行距離や用途から考えるといつ逝ってもおかしくない状態(危
走りを楽しみたくても、常にタービンブローの恐怖と戦いながら踏み抜くのは心臓に悪いです…。
あくまでリフレッシュ目的でしたが、割高な純正タービンを買い換えるのもアレだったので、アクチュエーター式の社外品を探していました。
最初はN1タービンやGT-SSといった定番ではなく、ユーザーが少なさそうな東名ARMSを検討したものの、なかなか手が出せない価格設定で、良質な中古も見つからず。
そんなある日、sukeさんが社外タービンの貰い手を探しているとの情報が。
そのタービンとはトラストのメタルタービン、T517Z-10cm!
アクチュエータ式としてはかなり大きく、候補のタービンより一回り大きいサイズでした。
しかしこれはまたとない絶好の機会!
早速、sukeさんと密談して、格安でT517Zを手に入れることができました!
sukeさん、本当に有難う御座いました!!
当初このタービンを装着する予定だったsukeさんから情報を得て、後日テクノスのS氏と打ち合わせを行い、タービンを回し切る関連パーツも出揃いました。
・カムは東名のProcamで、IN/EX共に270度の10.25mmリフト。
・インジェクターは近年話題となっている米国デッチワークスの800cc。
→ビッグシングルにも対応できるサイズですが、これぐらい無いときっちり回し切れないとか(汗
・フロントパイプはマインズ70×2-80φステンレス
→甲高いサウンドのレイマックスも捨て難いですが、このパイプ径だとマインズぐらいしか選択肢が無いようで。
・エアクリ加工+R35エアフロ化
→エアフロは劣化を考慮してR35化しましたが、これで制御が安定するとかは無く、ただ単にコスパが良いだけですw
・インタークーラーはオク品(HKSリーガル)
→もっとデカいのが理想的でしたが、過去に装着しようとして倉庫行きになってたのを引っ張り出しました。
・コンピューターは設定が煩雑なHKSサブコンから純正ROM書き換え。
→8bitだろうが制御するには十分なのだそうです(驚
配線トラブルの不安も解消できるのがイイですね。
・ブーコンは立ち上がりの遅いEVCから旧版のデュアルSBCに交換。
→EVCは設定ブーストでの安定性こそあるものの、制御が考えてしまうことで立ち上がりが遅くなってしまい、これはどう設定しても改善しないハードの問題ということでデュアルSBCにしました。
(ウチの装着してたのは設定ブースト以降もブーストが上がり続ける問題児でしたがww)
→最初に持っていったのが何故かブーストが上げられない不具合が発生したので、うpガレで偶然見つけた中古を再取り付けしてます。
その他諸々。
う~ん、なんだかリフレッシュって呼べなくなってきたようなww
sukeさんからタービンを入手したのが昨年末、関連パーツを注文し届いたのが今年3月、車検と併せてテクノスに作業を依頼して今月遂に完成。
結構、長い期間が掛かってしまい、Rに乗れない期間はもどかしく感じてましたが、仕上がりは凄まじいことになってました!!
計測の厳しいダイナパックで575ps/68.5kgm(ブースト1.4k)をマーク!!
しかもパワーカーブはどの回転数においても、ブーストアップの頃を上回っています!!
※因みに赤線がブーコンオフ時(481ps/51.7kgm)、オレンジ線がブースト1.4k時。
「T517Zだと低速トルクが足りなくてー」とか
「ハイカムだと下が無くなるー」とか
「ストレートにすると抜け過ぎて下がー」とか
巷でアレコレ言われてるのを全否定してる結果ですね(ぉ
しかもこれは超高速ステージ用で、負担の少ないミニサーキットでは更にブーストをコンマ1上げられるので恐らく600ps前後とのこと(アワワ
テクノスのS氏のセッティングには本当に驚きの連続でした!
一度手元に戻ってきてNたん祭りに参加したり、大黒に行ったりした時の燃費はブーストアップの頃より僅かに悪くなっていたものの、それでも7~8km/L台でイケました!
これは燃費運転に徹した訳ではなく、エアコン使ったり、渋滞と戯れたり、ブーストチェックしたりしての記録なので、S氏の手腕が本当に素晴らしいことを表してます。
戻ってきたRは厳ついハイカムサウンドを轟かせてて、明らかにガチ組の雰囲気(汗
S氏とも相談してサイレンサーを導入するも、ブーストアップの頃よりは音量ある感じですね。
テクノスからの帰りにブーストチェックしてみると、ググッと引っ張られる加速感!
ビッグシングルのようなパンチ感ではなく、Rのノーマルの加速感を綺麗に底上げしたような感じでした!
大パワーを前に構えていたものの、気難しさが無くて速く、非常に乗り易いフィーリングです!!
ただ、これでインプやランエボのロケット加速に張り付いていけるかというと、実はその辺りは元々のフィーリングそのままなので厳しいかもしれません。
ですが、ウチとしては大満足ですね!
ただ速いだけでなく、このキャラクターがあってこその「32R」と思える最高の仕上がりです!
しかし今回のゴニョゴニョ、タービン交換だけでは終わりません。
これだけの大パワーは余さずきっちりと路面に伝えたいところです。
――ということで、リヤデフをクスコのRS(2way)に交換しました!
まだコーナーを攻めたりしていないので効果は未知数ですが、デフのバキバキ音とスリップが感じられてめちゃくちゃ効きそうな予感ですね♪
デフに関しても、当初は各地で絶賛されているカーボンLSDが気になっていましたが、メンテ性とロングライフ性について誰も語っていなかったので、無難にメタルをチョイス。
フロントまで一気に変えてしまうとアンダー地獄で乗り辛くなりそうだったので、走り込んで不満を感じるようになったらフロントも考えて試す予定です。
今回の取り付け&セッティングを行ったS氏には感謝してもしきれません!
作業のみならず、様々な疑問について分かり易く説明していただけたり、裏事情も聞けたりと、本当に色々と勉強になりました!
そして、実はゴニョゴニョはまだ継続してます。
これだけ強烈な速さを手に入れたからには、もう一つやることがあります。
それが完成次第、走り仕様での完全復活が果たせそうです♪
あ、あとは中の人の問題か…
結局、これが一番大きな問題点かもしれないです(爆www
ブログ一覧 |
32R | 日記
Posted at
2014/07/14 21:39:10