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カリーナED(1990年式/ST183) *1995年7月に中古[走行距離48,700km]で購入 - カリーナED
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かりいなのひと
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トヨタ / カリーナED
2.0X_デュアルモード4WS(AT_2.0) (1989年) -
- レビュー日:2018年8月14日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:その他
おすすめ度: 3
- 満足している点
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3S-FEハイメカエンジンは耐久性や整備性に優れ、長く使っても全く壊れません。
実用回転数の低速から中速のトルクがしっかり出ているため、軽いアクセルワークで町中をスムーズに加速できる楽しさがあります。
空力性能の高さに加え、フューエルエコノミー(FE)と言うだけあって、2Lクラスのエンジンとしてはかなり燃費が良いです。
四輪操舵(4WS)システムを採用していて、中型セダンでありながらコンパクトカーに匹敵する小回り性能を有しています。
かなり独特の動きで違和感を感じる方も多いですが、慣れてさえしまえば急カーブでの走りや転回などが意外と面白いです。 - 不満な点
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古い4速AT、それに低速から中速にトルクを振っているため、120km/hを超える高速域であまり加速しません。
しっかり加速するにはO/DをOFFにして、3速を使うほうがいいです。
全高が低いデザインなので、サスペンションストロークを取れず、路面のゴツゴツした突き上げを感じます。
エアコン関係とパワステの故障が多いです。
実質的に2プラス2とも言える室内の構造で、後部座席はセダンのわりに狭く、膝前&頭上ともにスペースがありません。 - 総評
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カリーナという車名こそ付いてますが、セリカをベースに作られた4ドアクーペとも言える車です。
セダンとクーペを融合したようなモデルで、2~3人で普通に乗るだけならこの車でも事足ります。
確かにリヤシートは狭いですが、当時のセダンはどれも大なり小なり居住性が良くなかったので、あまり気にしすぎるのは意味がないのかもしれません。
普通のセダンは地味で面白くない、かと言ってクーペだと実用性に困るというような人にはピッタリの車です。
実質的にクーペのセリカと同じ車なのは大きなアドバンテージで、高速道路や峠では同世代の上級クラスにあたるマークII三兄弟よりも安定感があります。
その反面、乗り心地やエンジンの上質さでは劣ります。
燃費は最終型アリオン&プレミオの1.5Lモデルと同等かそれ以上と優秀。
車そのものはかなり古いですが、しっかりとメンテナンスを行って、消耗品や各種パーツもアップデートをしていけば、今の車に走り負けすることなく充分楽しめます。
この車に限らず90年代以前のトヨタ車は他社と比べて部品供給があまり良くないので、維持していくのはかなり大変です。
基本的に購入はおすすめできません。
車検に関わる重要部品がたくさん廃盤になっていて、中古部品も灯火類が少し見つかる程度しかなく、実質的に入手不可能と考えたほうがいいです。
そのため、故障場所によっては修理不能になる可能性があるので、常に廃車覚悟で付き合っていかなければなりません。
加えて車の年式が非常に古いために、車検の専門業者や一部の整備工場では入庫を断られることがあります。
余談ですが、センターピラーがなく窓枠もないボディ構造をピラーレスハードトップ。
センターピラーがあって窓枠のない車をピラードハードトップと呼びます。
知らない人も多いですけど、ピラーレスハードトップはボディ剛性に関わるセンターピラーがないので、フロントピラー.リアピラー.ルーフ.ドア周りを通常の車より多めに補強しています。
ST18#カリーナEDとコロナEXIVの場合、ドアの合わせ目やルーフからリヤクォーターの骨格にかけてハイテン材と呼ばれる超高張力鋼板を使い、ルーフ周りには特殊な補強ブレースが張り巡らされました。
当時のトヨタは世界でもっとも厳しかったアメリカの安全基準FMVSS216をターゲットに設定。
アメリカに車を持ち込んで、実際にロールオーバーさせて安全性の確認を行いました。
ピラーレスハードトップとしては世界最高レベルのボディ剛性を持っていたようです。
トヨタ自身もピラーレスハードトップのボディ剛性の問題は認識していました。
初代カリーナEDで初めてこのボディ構造を採用したときは、同じピラーレスハードトップのブルーバードを徹底的に研究。
ブルーバード以上のボディ剛性を確保したと言われています。
他社は分かりませんが、トヨタのピラーレスハードトップはちまたで言われてるほど安全性が低いわけではないのかもしれません。
とはいえ、その後は側面衝突に対するボディ剛性の問題、ピラーレスハードトップゆえの重量増やコストなどの問題でピラードハードトップに取って代わられます。
そしてセダンやスポーツ系のブーム終焉によりピラードハードトップも姿を消していくことになります。
ハードトップに限りませんが、当時いくらボディに色んな対策をしたといっても現代の車の安全性とは比較にならないので、やはり注意は必要でしょうね。
- デザイン
- 4
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ワイド&ローとロングノーズのデザインは非常にスタイリッシュです。
トヨタ車としては初代カリーナED(ST16#系)がセンターピラーのないピラーレスハードトップボディを初めて採用しました。
基本的に2代目(ST18#系)は初代のボディ構造を踏襲していますが、さらなる補強材の追加および直線基調から複雑な曲面基調に変化したことで、初代にあった線の細さがある程度改善されています。 - 走行性能
- 4
-
【性能スペック】
エンジン型式 3S-FE
最高出力 158ps(116KW/6,000rpm)
最大トルク 19kg-m(186.3N-m/4,800rpm)
種類 直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量 1998cc
過給器 なし
燃料供給装置 EFI(電子制御式燃料噴射装置)
燃料タンク容量 60リットル
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
加速力 9~10秒(0→100km/h)
最高速度 180km/h(リミッター作動)
ステアリング形式 パワーアシスト付きラック&ピニオン
サスペンション形式(前) ストラット式コイルスプリング(スタビライザー付き)
サスペンション形式(後) ストラット式コイルスプリング(スタビライザー付き)
ブレーキ形式(前) ベンチレーテッドディスク
ブレーキ形式(後) ディスク
最小回転半径 4.7m
駆動方式 FF(前2輪駆動)
トランスミッション 4AT(ECT-S)
LSD なし
車両重量 1,200kg
最高出力&最大トルクと車両重量は私が独自に推定した数値です。
エンジンのリフレッシュやOH、エンジンオイル.スパークプラグ.ガソリンの質.各種添加剤.タイヤなどの大幅進化、タイヤとホイール(社外品への換装)の軽量化、社外プラグコード.高性能かつ軽量の社外マフラー.高効率の社外エアフィルターを使用しているので、当時のカタログスペックとはかなり違っていると思われます。
加速性能&ブレーキ性能&旋回性能も購入時とは完全に別物です。
上記で説明した各機構のアップデート効果は大きく、高い燃費性能と必要充分な動力性能を併せ持っています。
今どきの車と違ってアクセルをそんなに踏まなくても加速するので、ちょっと飛ばしているように見られるかもしれません。
ブレーキ性能は普通といったところでしょうか。
カリーナEDに限らずこの年代の車はペダルが重めで、初期制動力は意外と低いです。
強い制動力をかけたいときはしっかりペダルを踏み込む必要があります。
セリカ譲りの足回りとハンドリングでセダンのわりにロールは少なめです。
かつてはスペシャリティというジャンルにカテゴライズされていたので、厳密に言えばセダンと呼ぶのは違うのかもしれませんが。
FFの駆動方式や4WSと相性が良く、Rのきついカーブをハイスピードで曲がることが可能です。
その代わりハンドルは重めで、段差のある路面では突き上げが気になります。
直進安定性も悪くなく、高速道路のロングドライブで不安を感じることはありません。 - 乗り心地
- 2
-
足回りはクーペモデルのセリカと共通なので、セダンとしてはやや硬いかもしれません。
独立懸架式サスペンション(ストラット)の効果によって、路面状態の良い所ではそれほど突き上げを感じることもなく快適に走れます。
販売価格の制約でコストをかけられず、簡易的な足回りや遮音材しか使っていないので、ざらついた路面だと音や振動はかなり気になります。
単刀直入に言って、このあたりは30年前のレベルです。 - 積載性
- 2
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室内は当時の車としてもかなり狭いです。
フロントシートはまだ良いのですが、リヤシートは窮屈で大柄な人だと長時間座れません。
基本的にフロントシートは大人、リヤシートは女性や子供などの小柄な人が座るという使い方になると思います。
リヤシートは身長170cmくらいまでの人なら何とか座れますが、それ以上の人は難しいかもしれません。
トランクは意外と広く、大人4人が泊まりがけで旅行に行く程度の荷物は積めます。
2代目からはトランクスルーが付き、スキー板やスノーボードなどの長物を搭載できるようになりました。 - 燃費
- 4
-
一般道路 11~12km/L
高速道路 15~16km/L
購入時の燃費はこれより2割くらい落ちます。
今はエンジンオイル.スパークプラグ.ガソリンの質.各種添加剤.タイヤなどが大幅に進化しているため、当時よりも燃費が伸びました。
30年以上前の車としてはかなり良いほうだと思います。 - 価格
- 3
-
約5年落ちの中古で購入しましたが、新車価格の半額くらいだったと思います。
当時の新車価格はそんなに高くなかったです。 - 故障経験
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購入してすぐにパワステオイルが抜けました。
このクラスでパワステ効かないとかなり辛いです。
エアコン関係の部品は耐久性がないのか、何度もガス抜けが起きました。
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79.8万円
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