
2013年の全日本ダートトライアル選手権の折り返しである、第4戦門前ラウンドを迎えました。
門前は、過去2回ミラージュで全日本ダートラに参加していますが、2009年第8戦はトップから2秒1差の8位、2012年の第4戦は2秒半差の7位と,表彰されたこともないコースで,苦手意識がありました。
本番の2週間前には練習に行きましたが,午前最後の3本目にタイロッドエンドが壊れたので,ドライタイヤでの練習はほとんどできませんでした。
メープルスポーツでタイロッドエンドを両側新品交換して,1個は予備としました。DC5は車重もパワーもあるので部品も壊れやすく、今後は予備部品を増やそうと思いました。
門前は毎年土曜の公開練習はなく、金曜夜ではなく、ゆっくりめの土曜の朝7時出発,インテグラは積載に乗せてもらい,私は今回から参戦のSA2ランサーのS藤K太選手の同乗で向かいました。途中、能登名物のなぎさドライブウェイに少し寄り道しながら,午後4時頃?門前到着。
別移動の坂井選手と合流し、門前,今庄,広島ラウンドの現地メカニックであるオートサービストミモト親子のサービスを受けて,荷物を下ろし、早めに輪島の民宿能州へ。
若干の麦を補給しながら,民宿の海の幸のご飯をいただき、作戦会議。まあ、走りの話は、2本目攻める走りをするということぐらいしか話さないのですが。そして、早めに就寝。
遠征ではゲートオープンに間に合わせようとすると宿の朝食は食べられないのですが,朝4時半からの朝食のリクエストになんと応えていただき,早朝からおいしい朝食をいただくことができました。民宿能州のおかみさん,ありがとうございました。
会場について、コースを見ると、序盤は新コース逆走、その後は2009年に走った中の道、その後はストレートを目いっぱい使って外周ということでした。新コース逆走は地元勢も余り経験してなさそうだし、外周は走ったことがあるし、ストレートが長いので、チャンスがありそう。
慣熟歩行をすると、例年通り砂利が多めに入れられていたのと,散水に黒い濁り(ほこり防止の松やに?)が含まれていたこともあり,ダンロップのウエットタイヤ74Rをチョイス。
新コース逆走はスピードコントロールと姿勢の制御が難しそうなので慎重に・・まあまあだったが、立ち上がり2→3のシフトミス。
その後はできるだけアクセルを踏み込む。
ストレート前のコーナーは赤土で滑りやすいということで、手前から姿勢を変えて・・まずまずOK。
ギャラリーコーナーは、ギャップが少しあって、転んだら嫌だなと思っていたら、突っ込み不足で何も起きない・・・かっこ悪。
外周はできるだけ踏み込んで・・北陸コーナーはイン側見えないがぶつけるように切りこむ・・・
タイムは山崎選手に1秒1、2位の岡田選手に0.1秒遅れの3位となりました。 攻め足りなかったところがあったことからすれば上出来か。
昼休みは輪島市商工会の門前そばと焼き鳥をいただく。地元の方たちの応援があってこその大会です。ありがとうございます。
2本目は昼休みの散水量が思ったより少なく、クラス間散水もなく、砂利が掃けてドライタイヤ路面。
場合によってはスーパードライ?という感じだが、今回持っていないので迷わず87Rに。ダンロップ勢はほとんど87R、アドバン勢はEK9岡田選手がスーパードライのA036,DC5なぞ選手が新タイヤA053を選択している模様。
新コーナーはDC5の1速相当の2速で立ち上がり、シフトアップもOK。中コースのくの字手前のギャップでブレーキロック気味になり、少々あせるも、なんとかクリア。
ギャラリーコーナーはアウト側の砂利はグレーダーで排除していただき、アウトにはらんでもそんなにロスはないから、元気よく!と思ったら、硬い路面内でコーナリング出来た!
コークスクリューはSC1工藤店長の走りを赤羽選手に教わり、下ったあとの左のラインをコンパクトに。
北陸コーナーは良く分からないけど、インにぶつける気持ちで!
その後の右左も丁寧にトラクションをと思いつつ若干リヤがうずく。
ストレートは洗濯板でひどい~ ガガガガガ・・・
最終右は若干ひよりながらゴール。 気持ちが高まって叫んじゃいました。
ゴール時点で暫定トップの岡田選手をコンマ4秒上回ってベストタイム更新。
052佐藤選手はコンマ7秒届かず、3位のタイム。
051山崎選手はストレートでスローダウン?
やったー、優勝しちゃったもんね♪ まんもさん他に写真を撮ってもらい、ダンロップの担当者やフォルテック社長にも祝福されて有頂天♪
と、そこで、「まだ決まってない」の声。クロノスの大栗選手が再出走なんだった。
大栗選手は2009年から門前は2位、優勝、3位、2位と門前を得意とする実力者。ぬかよろこびだったら、恥ずかしい・・・
大栗選手、私から前半0.7秒遅れ、トータル0.9秒遅れの5位。 ぬかよろこびは避けられました。
今回は苦手な門前とあって、3位表彰台に乗れれば十分かなと思っていたので、憧れの輪島塗りカップをゲット、ポイントも満点の20点をゲット、それまでのシリーズ6位からシリーズ3位に浮上することができました。
次戦は第2の地元切谷内。精一杯がんばります♪
Posted at 2013/07/12 13:41:03 | |
トラックバック(0) |
参戦記 | 日記