1999年11月 マイナーチェンジ。欧州向けテラノⅡのマイナーチェンジに合わせたもので、新デザインの異型ライトや丸みを帯びたグリルを装備した。リアデザインもより重厚感あるものに変更されている。従来の丸目ライトはかなり個性的な顔つきであったが故に不評だったことから、このマイナーチェンジではオーソドックスなものに変更された。
内装も大きく変更され、新デザインのインパネを装備して2DINのナビやオーディオにも対応させ、また木目調パネルを装備して高級感あるものとした。
また安全装備を充実させ、全車にデュアルエアバッグを標準装備した。
最大の変更点はエンジンの一新で、ガソリンエンジンが直4・2.4LのKA24DE型に変更され、ディーゼルエンジンについては新開発の直4・3.0LインタークーラーターボののZD30DDTi型を搭載した。なおこのディーゼルエンジンは上級のテラノやサファリにも搭載される日産のオフロードSUV共通のものである。
トランスミッションは全車4速ATで、駆動方式はオーソドックスなパートタイム4WDとなる。この点については従来と変わらない。
グレードは引き続き4ドアロングのタイプXと2ドアショートのタイプRとなる。
・タイプX
5ドア・7人乗りでインテリアカラーはベージュまたはグレーから選択出来る。
・タイプR
3ドア・5人乗りでインテリアカラーはグレーのみとなる。スポーティな専用デザインのシートを装備する。
2002年6月 マイナーチェンジ。こちらも欧州向けテラノⅡのマイナーチェンジに合わせたもので、前年の日産のCI変更に伴い、新デザインのエンブレムやグリルに変更するなどの内外装の意匠変更を行い、より現代的で洗練されたデザインになった。
インテリアはステアリングとシートが新デザインとなり、全車にオートエアコンを標準装備するなどの装備の充実も図られた。
ただし、メーカーオプションのカーナビゲーションシステムの設定は元々欧州向けの車種であることから設計上の都合により全く設定がない。
メカニズムについてはディーゼルエンジンが廃止され、ガソリンエンジンの直4・2.4LのKA24DE型のみになった程度で、それ以外は全く変更がない。
グレードは引き続き4ドアロングのタイプXと2ドアショートのタイプRとなる。
・タイプX
5ドア・7人乗りでインテリアカラーはベージュまたはグレーから選択出来る。
・タイプR
3ドア・5人乗りでインテリアカラーはグレーのみとなる。スポーティな専用デザインのシートを装備する。
2006年12月 販売終了。前年登場の新型テラノに統合された。
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カーコラ 日産 | クルマ
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2021/02/22 02:30:05