
*モコ

*モコドルチェ
日産自動車は2016年、モコを5年ぶりにフルモデルチェンジして発売する。
新型は三菱自動車と日本国内での軽自動車事業に関わる合弁会社として設立したNMKVが両社向けに商品企画・開発を行った車種で、三菱向けにはiとして販売される。
先代同様、モコとモコドルチェの2バリエーションとなっており、内外装の意匠が異なっている。
*姉妹車のiはこちら
ただし開発は三菱主導で行われており、デザインにおいてはiの先代モデルをタマゴ型を受け継いだフォルムとしており、スズキからMRワゴンのOEMを受けていた先代とは大きく異なるものとなっている。
プラットフォームも先代iのリア・ミッドシップの専用プラットフォームをそのまま継続しているが、新世代エンジンの搭載に備えた大幅な改良が行われた。

コンセプトとしては「スモール&スマートプレミアム」で、都市を上質に駆け抜ける先進的なコミューターとして開発された。このためデイズやルークスといった軽自動車と比べて上級モデルとしての扱いであり、価格も軽自動車の中で高めの部類である。ライバルとしてはホンダのN-ONEが挙げられる。
また全高は1.680mとスーパートールワゴンとトールワゴンの中間的なものに拡大されており、広大な室内空間を確保を実現した。このため先代モデルと比べて腰高なフォルムとなっている。

インテリアはプレミアムモデルに相応しい上質感あるものとした。中央にはシルバー&ブラックの高級感あるパネルを配置し、タッチパネルによるスマートコントロールを可能とした。また表皮をインパネ各部に貼ることで暖かみのあるインテリアとしている。
また最廉価のガソリン車Mを除いて本革巻のステアリングやシフトノブも標準装備である。
エンジンは3B20型を搭載するが、デイズ用に圧縮比やトルクを変更したものと同じものになった。引き続きNAのみの設定となる。
・モコ

*G
上級グレードで、ジャガード地シート、運転席・助手席シートヒーター、6スピーカーなどを装備する。

*X
一般グレードで、ウレタンステアリング、ウレタンシフトノブ、ジャガード地シート、オーディオレスなどを装備する。
・モコドルチェ

*G
上級グレードで、合皮シート、運転席・助手席シートヒーター、専用プレミアムナビゲーションシステム、6スピーカー、イルミネーションシステムなどを装備する。

*X
一般グレードで、合皮シート、本革巻ステアリング、本革シフトノブ、ジャガード地シート、オーディオレスなどを装備する。
・2020年 マイナーチェンジ

*モコ

*モコドルチェ
デイズ・ルークスのモデルチェンジに伴い、それに合わせてフロントデザインを変更しより鋭くシャープな形状に変わった。
またインテリアにも変更が加えられ、メーターパネルの変更やエアコンパネル、専用ナビゲーションシステムを変更が行われ、フルモデルチェンジしたekシリーズに合わせたものになった。
専用ナビゲーションシステムは大画面を下部のタッチパネルで操作するもので、通常なら高級セダンなどにも搭載されるハイスペックなものである。スマホのようなフリック操作なども可能となっている。
一方で、メカニズム面については大きな変更はなく、航続距離の延長が行われた程度である。デイズとは異なり3B20型を引き続き搭載する。またグレード構成も変わらない。
・モコ

*G
上級グレードで、合皮シート、運転席・助手席シートヒーター、6スピーカーなどを装備する。

*X
一般グレードで、ウレタンステアリング、ウレタンシフトノブ、ジャガード地シート、オーディオレスなどを装備する。
・モコドルチェ

*G
上級グレードで、合皮シート、運転席・助手席シートヒーター、専用プレミアムナビゲーションシステム、6スピーカー、イルミネーションシステムなどを装備する。

*X
一般グレードで、合皮シート、本革巻ステアリング、本革シフトノブ、ジャガード地シート、オーディオレスなどを装備する。
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カーコラ 日産 | クルマ
Posted at
2021/02/22 03:03:29