GS750E フロントフォークO/H

先日、タイヤチューブを購入しリアタイヤは組み上げました。

そして、今日はフロントフォーク。

インナーチューブにサビが多数出てるので
インナーチューブも当然交換します。
交換する部品類

オイルを抜いたらなんか臭くて
水中ポンプの油を交換した時のような臭い。
要するに水分が入って腐敗しているようです。
右より左のフォークの方が臭く、オイルの色も黒くなっていました。
雨の当たる場所に少しの時間保管されていたのだろうと思います。
しかし、シール類のひび割れと劣化が見られないので少し不思議です。




アウターチューブ側のブッシュはパーツカタログには品番がありません。
しかし、同径のブッシュを使用する事で交換できます。

ブッシュ交換はGS750 レストア生活のブログを参考に真似させていただいております。

しかし、ブッシュ割れ目の5mmぐらい隣を削ってマイナスドライバーで一部を取り除き
Cの形状にしてから取る手段を私は行いました。



ブッシュのハマるところの上に、少しマイナスドライバーの傷が入りましたが修正して完了です。
ブッシュ下段の傷はインナーチューブと接触しない部品なので問題なし。

あとは洗浄して組み上げですが、セラコートされたアウターはパーツクリーナー、ラッカーシンナーをガンガン使用しても変化が無く、耐薬品性は素晴らしいと実感しました。

一番気になったのはアウターの内面のキズ。
摩耗は妥協できるとしても立てキズが入っており、左側は右側に対して多いのが見受けられました。
今後O/Hするタイミングで、摩耗状況を確認し交換も視野に入れなければなりません。

オイルはスズキ純正 G15を使用。
180ccを正確に測るものは無く
(燃焼室容積測定で使用した50ccビュレットなら有るんですが)
私はオイルを重さで測り150gを左右合わせて入れました。
ヤマハのG15オイル密度が0.88なので計算すると10cc足りない…
また明日足そうかな。

最後にトップキャップのOリング溝がサビており、修正しましたがサビが深く交換が必要でした。
キャップ高いんだよなー