プレオ(RA系) ECUからTA線 分岐による回転信号の取り出し
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さて今回もプレオでやっておきたい事を進めていきましょう。
今回の作業内容は、
『将来的にタコ無メーターをタコ有メーターへ換装する為の事前準備』
『ECUから回転信号線を取ってみよう』
この2点ですね。
プレオ(RA/RV系)はグレードや年式毎にメーターの仕様が細かく異なります。
そのうち大きな違いで分けられる最初の項目が、
″ タコメーター有 ″ タイプなのか
それとも、
″ タコメーター無 ″ タイプなのか
に分けられるこちらの点。
グレードがベースグレードに近づくと、写真のようなタコメーターが無い仕様のメーターとなります。
うちのプレオ ″F typeS″ はこちらのタイプです。
(ちなみにプレオバンもこちらのタイプですね。)
タコメーター無しタイプだった場合、裏側のハーネス群にも回転信号線のピンが欠けている状態となっています。
仮に別グレードのタコ有メーターへ換装(年式別に適合しているか要確認事項)したい場合、新たに回転信号線を引っ張ってくる必要があります。
今回はその作業をやっていきます。
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回転信号線を取れるのは、主にECU配線の《黄色に黒色の電線》からです。
助手席足元の左側に見えている黒い箱、それがECU [ Electronic Control Unit ](電子制御装置)ですね。
ECUの配線群はグレード・年式毎に大きく異なってくるので、回転信号線の位置は要確認。
グレード毎にエンジン種別や過給器の有無は勿論、新しくなればコンピューターにも変更点があるので、まぁ当然っちゃ当然です。
過去に回転信号線と取れる位置について軽く纏めてますので、下記URLを貼っておきます。
多分色々と間違えてると思いますが…。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3046310/blog/45216596/
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″『F typeS』は年式的な問題でR1・R2・ステラ等のコンピューターへ合わせているため種類が異なる″
という話もあります。
しかし現車を見て改めて確認すると、前車FS Limitedの時と同種のコンピューターでした。
「あれ?F typeSはR1・R2等に合わせたコンピューターになってるんじゃないの??」
と思いがちですが、ここがまた良くも悪くもスバルらしいところなのです。
結論から簡潔に纏めると、その違いは
『アプライドF型』
なのか、
『アプライドG型』
なのかで変わります。
うちの『F typeS』はアプライドF型なので、
《プレオF 特別仕様車》
としてラインナップされていたもの。
(写真にあるカタログの通り)
こちらは、
[ 2004年6月~2005年9月 ]
に製造された F typeS ですね。
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一方の『F typeS』(アプライドG型)は、
レギュラーグレードとしてラインナップされていたもの。
(写真にあるカタログの通り)
こちらは、
[ 2005年10月~2006年3月 ]
に製造された F typeS で、こちらがR1・R2等と同様のECUです。
このように、同じ『F typeS』の名を持っていても、
《特別仕様車なのかレギュラーグレードなのか》
《年式(アプライド)の違い》で仕様が異なるため注意が必要となります。
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という訳で、またニチャニチャしたお話でした。
どうしてなのか?のアンサーを出すには役立ちそう(?)な雑知識ですが、恐らくF typeSオーナーかこの整備手帳内でしか使えませんね。
さて、作業前にバッテリーのマイナスを外しておきましょう。
放電しきったのを確認したら、いよいよ作業していきます。
助手席足元にある黒い箱の奥側から、黒と緑色の30Pカプラーを抜きます。
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先程お話をした通り、こちらはアプライドF型のプレオ(NA)に当てはまる
『SU-11A』
にてTA線(回転信号線)を探します。
真ん中の列、左から2番目(写真の断面だと、右から2番目)にあたる部分に
『黄色に黒ラインの線』
があるはず。
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見つけました。
黄色に黒ラインの線、これこそプレオのTA線(回転信号線)です。
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束になっていると他の線も切りかねないので、少し離れた位置まで引っ張り出してきます。
それでは、こちらの電線を分岐させます。
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以前はエレクトロタップでの分岐でしたが、接触不良の原因にもなりかねません。
その為、今回はギボシでのY字分岐を試みました。
電工ペンチが入る隙間が少なく、カシメるのにかなり難儀しましたが無事に装着。
TA線(回転信号線)を切断
↓
切断した線にギボシをしっかりカシメる
↓
Y字分岐端子を元々繋がっていた双方へ接続する
(※今回はフジックス製を使用)
↓
30PカプラーをECUへ接続する
↓
配線を纏めるetc.....
といった流れです。
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接続し終えたら、バッテリーを繋げてエンジンを始動し、通電確認をします。
確認が取れたら分岐作業は完了です。
このままだと見栄えが悪いので、後日改めて纏め直しました。
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コルゲートチューブを用いた配線処理、小さいタイラップ等での固定をして完成です!
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