日本で獲れる真鯛の割合は養殖が8割、天然物が2割弱。
男鹿半島沿岸は全国的に数少ない天然真鯛の好漁場で、5、6月は旬を迎えた真鯛漁の最盛期。
5月13日㈯〜6月30日㈮までの期間、「男鹿半島 食の祭典 男鹿の鯛まつり」が開催され、道の駅やお宿、協賛店などで天然真鯛が頂けます。
仙台から男鹿半島・入道崎までは片道5時間30分。セニアカーは高速道路を走れないので、いつもの様に一般道で移動。
鳥海山をゆっくり眺めている暇もありません。
やっとの思いで男鹿半島に到着。なまはげが見えて来ました。
実は、なまはげにも性別があり、赤が男性、青い顔が女性です。
知った所でなんの役にもたちませんが、知るとちょっとだけ親近感が湧きませんか?
久しぶりに寒風山にも立ち寄る事に。
とっても気持ちが良さそう。
ずんだ女将のフライトの予定も近付いて来ました。
誰が飛ぶかいっ!!ヽ(`Д´)ノプンプン
白馬のジャンプ台を生まれたての仔鹿の様にプルプル震えながら四つん這いになって昇り、そのまま後ろ向きで降りて来た過去を持つ 負けず嫌いの ずんだ女将。
飛んでなんかやらないもんっ!!ヽ(`Д´)ノプンプン
秋田と言えば『秋田犬の鼻くそ』
と、『秋田犬のふん』。どちらもクッキーです。
ずんだ女将考案の『なまはげのゲロ』は ウイスキー風味のイカ焼きそば。ウイスキーと焼きそばとイカゲソ 又は シーフードミックスがあればご家庭でも簡単に作れてしまうのでお試し下さい。
こちらをお買い上げ。
寒風山は安山岩の溶岩が積み重なって今の形になりました。
こちらは第一火口。
いつもお邪魔するお店へ向けてセニアカーを走らせます。
『お食事処 美野幸』さん。
男鹿の漁師料理「石焼き」の名店です。
美野幸さんの石焼きは天然真鯛がたっぷり入り、山椒の効いたスープに岩海苔が加わり、そこに真っ赤になるまで焼いた石を投入。ボコボコと音をたてて沸騰し、美味しい石焼きの完成です。
スープも真鯛の量も美味しさも他には真似の出来ない逸品です。
この身の厚さ。湯気と岩海苔で見えない部分にも真鯛のカブトや身がいっぱい!
日本海の荒波で育った天然真鯛は豊な旨味と脂も程好くのって最高に美味しいんです。
定食には天然真鯛のお刺身も付いて来ます。
これがまた柔らかく弾力があり、べら棒に美味しいんです。
お食事を大切にされる みんカラユーザーの皆さんに是非食べて頂きたい美野幸さんの石焼き定食。
とろけるほど柔らかいワカメ。
お刺身を追加。
半分ほど食べ進んだあとは、ご飯に鯛の身とゴマとワサビをのせ、そこに残った石焼きのスープをかけてお茶漬けのようにして頂きます。
ずんだ女将は2膳目を鯛茶漬けに。ご飯お代わり無料です。
こちらは「鯛の漬け丼」。
天然真鯛を醤油とゴマ油で漬けにして、大葉の細切り入りのご飯の上にのせ、白ゴマと海苔を散らしてあります。
純粋に鯛の味を味わうならお刺身ですが、鯛の美味しさをベースとして甘さや食感が楽しめるお料理です。
美野幸さんへ行かれる際は、週末・平日問わず予約された方が間違いがありません。
八望台からの眺め。
手前に見えているのは二ノ目潟(マール)。
マールは火山活動のとき水蒸気やガス爆発によって出来た世界的にも珍しい特殊火山湖です。
塩瀬埼灯台とゴジラ岩。こちらから見るとゴジラには見えませんが、廻り込んでみるとゴジラっぽく見えます。
過去の写真ですが、夕日がちょうどゴジラ岩のクチの中に収まる様にしゃがみながら角度を調整すると、火を吐いている様に見えたりします。
こちらは日本の渚百選『鵜ノ崎海岸』。
遠浅になっていて干潮時には200m先の沖合まで歩く事が出来ます。
正面の海の上に雲と同化する様に見えているのは鳥海山。
お分かりになるでしょうか?
鬼の洗濯板が広がる中に見えているのは小豆岩。この岩は泥とカルシウムやマグネシウムを含む鉱物がまじった硬い塊で、満潮の時には頭だけ出しているので目立ちませんが、春先の大潮の時期には全体を観察することができます。
鳥海山と田んぼの中の逆さ鳥海山。
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2023/05/14 13:55:00