2008年11月30日(日)
☆ 設置箇所のスペース確認 ☆
シフトブーツパネルを一度コンソールに取り付けて、どの位のスペースがあるかを確認。
コンソール内、シフトブーツパネルまでの深さは約手前7cm、奥8cm。
十分なスペースがあります。
☆ リフレクター形状デザイン検討 ☆
三角・丸・四角タイプのデザイン画を描いてみました。
★ 問題点 ★
①拡散タイプのLEDを使用するが、どの位拡散するのか?
②LEDとロゴプレートまでの距離により、ムラが発生すると思うが、なるべく抑える為の対策をどうするか。
③リフレクターの反射材の検討。
対策は作製しながら考えます。
問題点を抱えつつ、ヘッドライトやテールに近い丸タイプで作製を決定。
デザイン画とシフトブーツパネルを元に図面を起こします。
仮組み中に必要となるパーツが出て来たら、その都度図面を起こすようにします。
☆ リフレクター作製 ☆
図面から1.0mmのプラバンを切り出す。
シフトブーツパネルに仮組みしながら、隙間が出来ないようにヤスリで削り調節。
LEDを付ける箇所は曲面なので、加工のしやすい0.4mmのプラバンとします。
LEDを取り付けるパーツB(中間)はリフレクターパーツA(手前)・C(奥)の角度調整が出来るように大きめにしました。
☆ リフレクター固定パーツの接着 ☆
リフレクターパーツA(手前)・C(奥)をマスキングテープで仮止め。
リフレクターパーツC(奥)側の固定パーツの接着、接着箇所双方をコードレスルーターやヤスリで荒し、アロンアルファプロ用耐衝撃で接着。
※シフトブーツパネルの加工した穴のフチと、リフレクターパーツC(奥)のフチが被らないように固定パーツの厚さの調節が必要となります。
リフレクターパーツA(手前)部、シフトブーツパネルのフック部分をリフレクターの予定角度分ニッパーでカット。それに合わせリフレクターパーツA(手前)・C(奥)のシフトブーツパネルとの設置面も角度を付けピッタリ合うように削る。
リフレクターパーツB(中間)の固定パーツの接着はリフレクターパーツB(中間)の厚さ分の隙間を確保する為、カットした切れ端を挟み固定パーツとシフトブーツパネルを接着、切れ端を除去。
※切れ端を接着しないように。
☆ リフレクター反射材の検討 ☆
検討していたのは、メッキ調塗装・カッティングシート(シルバーメッキ)・家庭用アルミホイル・家庭用アルミテープ。
その中からキッチンレンジ流し台まわりに使うアルミテープを選択。
☆ リフレクター反射材の貼り付け ☆
パーツを脱脂~乾燥した後、リフレクターパーツA(手前)・C(奥)へ大きめに切ったアルミテープを貼り付ける。
LEDを取り付けるリフレクターパーツB(中間)は〝くるっ〟っと丸めてセロテープで固定。
それをドライヤーで加熱し曲がりを作る。
一度シフトブーツパネルに取り付けて、リフレクターパーツA(手前)・C(奥)とのクリアランスを確認。
※なるべく隙間が出来ないように再確認。
LED球が出てベストじゃないかと思われる箇所のセンターへとがった物で当たりを付ける。
1.0mmピンバイスで穴を開け、ルーターでLED球(エーモン工業株式会社 LEDライト 5φ)のサイズ直径6.0mmよりちょっとだけ大きく穴を広げ削る。
※球自体は5.0mmだけど球全体をリフレクター内に露出させるので、球のフチ部まで入れ6.0mmとしています。
リフレクターパーツB(中間)にアルミテープを貼り付け、裏側から穴のセンターを通るように『*』状に切れ込みを入れ、シフトブーツパネルに取り付ける。
※湾曲したパーツにアルミテープを貼り付けるわけですが、テープを大きめにカットしてパーツに貼り、空き缶に巻き付けセロテープで固定をしてからパーツの形状にカットすると楽です。
最後にリフレクターパーツA(手前)・C(奥)の角度調節時にシフトブーツパネルの穴からズレないように、アルミテープをチョウツガイ状に貼り付け完成。
次回、〝オリジナル『Silvia S15』LEDパネル製作 Vol.5~LED固定ボックス作製 1~〟へつづく