国道162号線の変化

昨日のブログで書いた国道162号線の事ですが、初めて走ってから結構変化してます。
その中でも今日はトンネルの事を書きます。

私が良く走るのは美山ぐらいまでの区間ですが、平成2年に初めて走った時、トンネルは2箇所のみでした。
京都市街から行って、まず笹トンネルが有って、美山の手前に深見隧道が有りました。

平成9年に笹トンネルより手前に中川トンネルが出来ました。
中川トンネルは中川の集落をバイパスしていて、狭い中川の集落を通らなくてもよくなりました。中川の集落では大型車同士のすれ違いが厳しく、渋滞する事もあったので走りやすくなりました。
旧道は今でも通行できますが、中川の集落に用の有る人ぐらいしか通りません。

平成13年には深見隧道に変わって、深見トンネルが出来ました。
深見隧道は狭く、乗用車でもトラック、バスとのすれ違いが出来なかったので、隧道に入る前に対向車が大型車かどうか確認してから進入してました。また、隧道を抜けた直後が急カーブになってて、事故も起こり易かった様です。
ここも走りやすくなりましたが、開通後、深見隧道は埋め立てられ旧道は通行止めとなりました。

平成20年に中川トンネルの手前に杉の里トンネルが出来ました。
杉の里トンネルでバイパスされた辺りは、特に走り難い区間は有りませんでしたが、がけ崩れ等が起こりやすかった場所のだったみたいです。私にとっては、スターレットで暴走行為をしてた時の折り返し地点が有った所でした。
開通後は旧道は車両通行止めになりましたが、道路はそのまま残ってる様です。ワインディングの一部が無くなりましたが、杉の里トンネルは短いトンネルなので、通れなくなった区間も短い区間だけでした。

そして、平成25年に笹トンネルのすぐ先の栗尾峠に、京北トンネルが出来ます。
杉の里トンネルが400mぐらい、中川トンネルが1600mぐらい、笹トンネルが1200mぐらい、深見トンネルが1000mぐらいの中、京北トンネルは2300mぐらいで京都市管理のトンネルでは最長との事です。
栗尾峠を、ほぼ丸々バイパスするトンネルで今まで最大の変化で、一番残念な変化でもあります。

市内から美山までの区間で、平成2年に2箇所だったトンネルが、23年の間に4つのトンネルが新しく作られ、1つのトンネル（深見隧道）が廃止になり、合計5つになりました。

改めて見てみると、道路は大きく変化してますね。