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イイね!
2017年01月18日

スズキ スイフト RSt 試乗(その2)

先週日曜日にスプラッシュの半年点検でスズキディーラーへ。
ということで、2回目のスイフトの試乗ができました。(^^)

新型スイフト

先週まで試乗車はHYBRID RSでしたが、行ってみたらRStに変わってました(^^)
2回目のRSt、しかもスタッフはいずれも大忙し。ということで試乗は1人でさせて頂けました!ラッキー(^_^)
幹線道路から住宅街、とたっぷり(といっても20分程度)ドライブしました。

いやはや、新型スイフト、つかみはOK、てところでしょうか!!(^_^)
もちろん3ナンバーセダンやミニバンの広さはないですが、乗っていて、「これで十分」と思わせる内外装の存在感とパワートレイン、車内の居心地、そして乗り味。Bセグメントとかコンパクトカーとか、そういうカテゴリを忘れさせる、そんな「スイフトらしさ」は継承されていると思いました。

はてさて、前回の試乗とあわせて、良いところ残念なところを。

■良いところ

・国産コンパクトカーであって驚異的な?高剛性ボディ
 国産車離れしているカッチリ・ガッチリなボディは惚れ惚れします。
・秀逸なパワートレイン
 こちらも欧州車の3気筒ターボと十分渡り合える完成度と思います。(車両価格差を考えると、アドバンテージは計り知れません)
・広くなった車内(特に後席は足元、頭上も拡大)
 先代と外側サイズは殆ど同じなのに大きく拡大された車内スペース。
・同じく広くなった荷室
 キャビンも広くなり、ボンネットもそれほど極端に削減されていないようなのに、広くなった荷室。不思議。「このボディの大きさでこの荷室の広さなら、使い勝手が良さそう」という説得力があると思います。
・真円で回るステアリング
 ステアリングの中心と軸が一致している、てことですね。ぐるっと半回転させるとステアリングの頭頂部位置がずれるクルマも多いですが、やっぱり位置が変わらない方が良いと思います。

■残念なところ

(スイフト インテリア)
前席シート&後席シート

・前席シート
現行ソリオから(アルトからか?)使われているシートフレームをスイフトも採用していると思いますが、今回は残念な印象。
ソリオ、イグニスに比べるとスイフトは室内高が低く、その分シートバックを寝せるため、シートにかかる荷重も大きくなるせいか、試乗開始数分で腰に違和感を感じました。低反発クッションが悪さをしているのか・・・。

ちなみにバレーノも同じシートフレームと思いますが、

(バレーノ インテリア)
バレーノ インテリア

バレーノはクッションがビックリするほど張りが強く、身体をシート全体で上手に支えてくれて好印象でした。(シートサイズも違うし、あるいはフレーム自体が別物なのか・・・・)

・後席シート
座面の前後長が短くなりましたねぇ。長距離の疲労度はドラスティックに増えたかもしれません。後席の足元は(自分の身長175cmでは)かなり余裕があったので、これほどシートサイズを削減しなくてもよかったのでは。。。
バレーノの登場で、コンセプトとして、よりパーソナルなユーザー向けにシフトさせたようですが、なまじ後席にもそれなりのスペースが割いてある分、なんだか勿体ないように思います。

・足回り
足回りは硬く路面の凹凸に反応してバタバタ跳ねますね。先代RSは硬いながらも路面の凹凸を奇麗にいなす、まさに「欧州テイスト」な秀逸なセッティングでしたが、
現行のRStの足回りは「似て非なる」モノとなっていました。

ちなみに1回目の試乗は営業氏と二人乗り、今回は1人乗り。別店舗なので試乗した路面状況も全く違いますが、1人乗りの方が若干マイルドに感じました。

・その他
パドルとウインカーレバーがハンドルから遠いように思いました。もうちょっと近くに配置できた方が手の小さめの人には良かったかもしれません。

メーターパネル

細かいところですが、メータパネルの回転系の内側の各種警告等が表示されるブラックアウト部分、上のスズキwebサイトの画像では判りませんが、ここは光沢のあるブラック塗装になっています。その光沢がアダになったか、日差しが差し込んだりすると、各警告表示の形状に凹凸がくっきり見えてしまって、質感が低いです。以前はマットなブラックだったと思います。

■ここをスタートとして

新型スイフト

スイフトよお前もか!ということで、世界的な潮流に抗うことなく? 全体的に先代より大事な所がコストダウンされてしまっている気がします。
いや、現状のクルマ業界の開発環境を取り巻く厳しい状況のなか、むしろよくぞこの程度で踏み止まってくれたと、諦めなかった開発陣を賞賛すべきなのかもしれませんが・・・

それでも、今回残念と思ったところは、いずれも先代スイフトの方が優れているところ。まさに今、スイフト購入を考えていたら、先代のXSの在庫か中古車を探したと思います。
多くのグレードで6エアバッグ化を実現した現行スイフト、次の愛車候補としたいので(^^;今後の更なる熟成に期待しています。

それとこうなると、XLやHYBRID MLなど非RS系を試乗して足回りを確認してみたくなりました。
ブログ一覧 | 試乗 | クルマ
Posted at 2017/01/19 22:56:40

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この記事へのコメント

2017年1月20日 0:42
こんばんは、
RSt 先日、試乗した時にちょうど修繕舗装を走りましたが、自分にはそんなに硬いかな?という感じでした、
フロアがしっかりしてるからか振動もすくなくて硬いというほどの印象は無かったり、
ただ全般に薄味という印象が。
他の方でも硬いという人居るので個人差とか走行環境の違いが与える印象の違いは難しいですね。
コメントへの返答
2017年1月20日 21:30
こんばんは!

硬さに関しては、欧州車の平均的足回りの硬さ、ですね。スプラッシュに乗る自分もそれほど特別に硬いとは感じませんでした。ただ、路面の凸凹での振動の吸収が不足していて、「ただ硬くしただけ」という印象でした。

このあたりは、どうしても先代スイフトと比べてしまうのが良くないのでしょうが、先代RSは凹凸のショックはカドが取れたもので、ずっと洗練されていた記憶があります。ちなみにモンローのダンパーを装着していたスイフトスポーツはそのさらに上を行っていたように思います。

「全般に薄味」・・・鋭い。端的に表現しているように思います。 

本文に書いたように、クルマの売れないこの時代に、RStが発売されたこと自体が奇跡かもしれませんが、人は欲深いのですのですよね(^^;
2017年1月20日 21:47
路面の凸凹での振動の吸収が不足、
成る程、もう少し荒れた路面を走れば印象が違ったのかも
修繕舗装でも凹凸の大きさと入力の加減で自分の時は上手く抑えられてるように感じたので、
むしろ208の方が細かく振動が入る場所でした、もう少し大きな入力で速度が上がれば変わってくるのかもしれないですね。
乗り味はバレーノターボの方が個人的印象と好みでいえば濃厚でした。
コメントへの返答
2017年1月20日 22:53
バレーノは、国産Bセグメント車としては別格の「良い感じの足回り」と思ってます。他の同系プラットフォーム(ソリオ、イグニス、スイフト)と比べてトレッドが広く、それがセッティングに良い効果を生む要因の1つになっているのでは、と思います。
若干話しがズレますが、7代目シビック(2000~2005)のプラットフォーム兄弟(ストリーム、ステップワゴン、CR-V)のなかで、エディックスは足回りのしなやかさが別格のクルマでした。同じように、トレッドが広くなったことが、良薬になっていたように思います。

プロフィール

「祝!両角岳彦氏が自動車評論に復帰! https://www.as-web.jp/car/1229879?all 個人的に信頼するヒョーロン家の一人でしたがBMWだかBOSCHだかの研究所所属になって隠遁状態で残念でした。往年のように歯に衣着せぬ評価に期待してます(^^)」
何シテル?   07/12 09:55
なとりです。よろしくお願いします。 クルマの話大好きです。暇さえあれば試乗に行って研究してます。 写真はそのうちに(^^;
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