目的のサクラへの充電は無事できましたので、晴れて翌日はちょっと遠回りして帰宅することに。
■ちなみにHOTEL R9野田の様子は・・・
待望のR9での宿泊は総じて快適でした。
野田の場合、歩いて数分の距離にファミリーマートがあるので飲食物の買い物もまったく問題なし(サービスの冷凍のお弁当↑も部屋に備え付けの電子レンジで温めて食べましたが普通に美味しかったですよ(^^))
ただし、R16沿いの立地条件は伊達ではなく(^^; 道路側の窓の防音性能は抜群なんですが、反響して反対側の部屋の入口ドア側から音が入ってくるのにはビックリ(^^;
チェックイン時にフロントでアメニティーグッズと一緒に耳栓をもらってきて正解でした。
あと、これはgoogleか何かでも書いてあったけれど足元が冷えるかも。真冬は底冷え対策が必須かもしれません。
それはともかく、何しろ隣室の音やら振動やら気配をまったく気にしなくても良いのはとても快適でした。個人的には機会あれば他のR9も利用してみたいです。もちろん?「充電設備完備のところ」が条件の1つかな(^^;
■野田周辺の変貌に驚かされました
翌日(4月12日)は晴れ渡り、7時にはチェックアウトして出かけました。
目の前の超幹線道路に直結した宿泊施設、というのはなんだか新鮮。
それにしても柏市~野田市周辺を訪れたのは15年ぶりくらいで、交通量の激増ぶりにびっくり。個人的な印象としては、もはや主要幹線道路は交通量を吸収しきれず麻痺していると感じました。昔からR16の交通量は半端ではなかったけれど、まだ今よりは流れていてそれなりに快適にドライブできたんですけどね。
その昔、野田のイオン(ノア店)の映画館にはお世話になりました。
「ターミネーター2」やら「七人の侍」のリバイバル上映やら、話題のいろんな映画を千葉市内からイオン・ノア店までクルマを走らせてきて鑑賞しました(^^)(今や信じられないでしょうけど、当時は千葉市周辺にクルマで気軽に行ける映画館が殆どなかったんですよ)。ドライブを兼ねておおよそ30㎞超の距離を当時は1時間超くらいで辿り着けたのですが、R16のロードサイドに大型店舗も沢山オープンした今では、道路の混雑は激しくて到底不可能。今回のような”イベント”がなければ当分来ないなぁ、というのが実感でした(^^)
そうそう、これも知る人ぞ知る、ですが、
野田に在住する漫画家のますむらひろし氏の作品
「アタゴオル」シリーズは野田の愛宕(と米沢の愛宕山)からネーミングされた世界ですが、R16から少し離れると、まだ雑木林が沢山残っていて
久々にアタゴオルに戻ってきた!と思えたのは嬉しかったです(^^)
■いざ牛久へ
R16を極力回避して北柏方面へ。今回のもう1つのイベントである、牛久を目指します。
・・・と、目的地に向かう途中で偶然見つけたこちらに立ち寄ってみました。
ここは本当に北柏のあたりですか!? という雑木林や竹林が広がっていて、とても落ち着いた静かな公園でいっぺんに気に入りました。まぁ朝の8時頃だったので怖いくらい人気(ひとけ)がなかったのでその影響もあるかな(^^)
1年を通じて気軽に里山の自然を満喫できそうです。
この日は目的地に9時頃には到着する必要があったので短時間の訪問となり、早々に出発。そして辿り着いたのがこちら。
ということでやってきました。今回のドライブのもう1つの目的地、「
牛久 自然観察の森」です。
正面門の様子
詳細は上記のリンク参照、ですが、
「全国に10か所しかない「自然観察の森」のひとつ。約21ヘクタールという広大な敷地を散歩しながら、自然に触れることができる施設」です。
1990年開園で、自宅から筑波方面に行く際に、入口ある道路は通過していたのですが、今回のドライブ先をググっていて偶然見つけました。
正面門からのアプローチがこんな感じ↓
森の中に続く道がなんともイイ感じです。
その先にあるインフォメーションセンター。
ですが、今回はこの奥の森の方を先に巡ります。
歩き始めて、すぐ森の深さに圧倒されました。
途中途中には解説の看板が。人の手入れが入っていなかったので、樹木は伸び放題。陽の光が地面まで届かない状態だったところから、木の間引き、下草刈りなど整備して、雑木林として整備したそうです。
知らない方もいらっしゃると思いますが雑木林は人がマメに手入れしてこそ初めて維持できるんですよね。その過程で間引きした枝や木は再利用して、日差しが入ることで動植物が生育し、またその恩恵を人が受け・・・と共生が循環する。
ここはお金をかけてそれが維持管理されていました。「野鳥の森」や「国立公園(国定公園)」とは別に、こういう施設があること自体、素晴らしいですね。
森の一番奥にあるカッパの沼を目指します。
目前にある休憩用のあずまやが見えてきました。
ここには(なぜか)バス停があります。・・・って、よく見ると
時刻表のところは動物のあしあとが(^^) 味のあるしかけにニヤリ(^^)
ということで、目的の河童沼が見えてきました。
自分ひとりでヒッソリとしたなかで、鳥のサエズリを聴きながらしばらく眺めていました。
当初はここで折り返そうと考えていたのですが、あまりに気持ちの良い散策路のため、
予定変更、さらにグルっと園内を歩いて一周することに。
それにしても開園直後ということもあり、殆ど人に会いませんでした。
やがて園内中央あたりにある休憩観察所が見えてきました。
農村の里山を再現したエリアになっています。
掃除やイベントの準備をされている方がいました。
濡れ縁においたテーブルにクワガタやカマキリの見事な細工が! 竹細工だそうです。
週末はチビッ子向けに竹とんぼの講習会などを行っているんだそうです。
ということで園内の散策路はここで一周。インフォメーションセンターめざしてもと来た道を歩いていきます。
インフォメーションセンターに戻ってくるまで、結局出会ったのは4人だけでした(^^)
センターに入ると、打って変わって子供たちの黄色い声が!
週末は「木育(もくいく)体験」イベントが開催されていて、木のおもちゃで夢中になって遊んでいました。予想以上に沢山の子供が来場していてビックリ。
ふと奥の棚を見ると、
木工細工の展示販売していました。地域のサークルの方の作品だそうです。購入は横の箱にお金を入れていきます。一番下の木馬を購入しました。
正面門を出た目の前には「コジュケイの森」となっています。
ということで駐車場に戻ってきました。
森の中の遊歩道を3キロ歩いてぐるっと園内一周しましたが、駐車場に戻ってきたらちょうど1時間くらいでした。
我が家的には控えめにいって最高の公園です(^^) また訪れようと思いました。
ちなみに野田~牛久~龍ヶ崎~成田~千葉 で走行距離は80㎞くらいでした。
■サクラ(ekクロスEV)普及の”秘策”は
はてさて、今回はサクラのネガな一面を敢えて実体験したわけですが、その上で「遠出はガソリン車で行くから大丈夫」なんて、ある意味「わがままな(or身勝手な)見解」を持てるのも、我が家がガソリン車と2台持ちだから、なんですよね。
「サクラ1台ですべてをやりくり」というのは、相当に利用条件が限定されるご家庭にしか受け入れられないのではないかと思います。つまり(日産ブランドの棄損という面を除いても)需要のあったユーザーには行きわたってしまった結果、販売が苦戦しているのではないでしょうか。新たなカンフル剤が必要なのだと思います。
そこで私が思いついたアイデアですが・・・
「
サクラ購入者には日産レンタカーもしくはタイムズカーシェアを大幅割引で利用できる特典を付属する(あるいはディーラーオプションで用意する)
」
というのはいかがか、と思います。新車契約者に限定でも良いと思います。
当然、サクラを売却すると特典は自動消滅。
そうすれば、ロングドライブでは日産レンタカーのガソリン車(e-power車)をある程度気軽に利用できる(中距離はタイムズカーシェアも利用可能)。それで、サクラの電欠の不安・煩わしさから購入に踏み切れないユーザーの後押しになるのでは、と思います。
現状の航続距離では、このくらいの思い切った特典をつけないと、ドラスティックな普及には至らないのではないでしょうか。逆にこれでヒットさせることで、次期小型EV開発にも弾みがつくかもしれません。
サクラはクルマとしての完成度は高いのですし、日産はCEOも若返りを図りましたし、こういった(今までにない)施策を打って勢いをつかせ、元々の日産の底力をもってライバルのEVメーカーを迎え討って欲しいものですね。
まぁ日産もこれくらいの(素人でも思いつく)施策は当然既に挙がっているでしょうし、音沙汰ないのは何か理由があってボツになっている、てことでしょうけどね(^^;