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なとりのブログ一覧

2020年11月29日 イイね!

マニュアル車2台試乗しました。

前回も書きましたが、いよいよコロナ流行で、春先に続いてクルマの試乗も(大事をとって)しばらくお休みだなぁ、と。少し早めですが「今年の試乗納め」と銘打ち、せっかくだからマニュアル車、ということで下記2台試乗させて頂きました。(いずれも、先週、先々週ですが)
とはいえ、ここにきて、新車ラッシュの様相ですね。各メーカーとも駆け込み的な意味あいもあるのでしょうか。まぁ、それらの試乗はまた新型コロナの流行が収まったら、そして運よく自分が生き残っていたら、の楽しみにしようと思います。
我ながら「縁起でもない」けど、我が身としてそのくらいの気持ちは重要と思ってます。

さて、今回試乗した一台目はこちら

■ルノー トゥインゴ S

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現行トゥインゴはデビュー時に試乗したことはありますが、マニュアルは初めてでした。過去の試乗と一部重複しますが感想は・・・

・ガッチリしたボディ
・乗り込むと床が意外に高く「低床」が普通になっている国産車に慣れている身には
 違和感あるポジションです。かつてのメルセデス2代目Aクラスのような感じ、といえばわかりますでしょうか。
・シートは小ぶりながらアンコがケチられておらず腰部をはじめ、支えるべきところをしっかり支える一言でいって良いシート。

いざ乗り出すと・・・

・ノンターボながらパワフルなエンジン。エキゾースト音の演出も野太く、かといって大きすぎず程よくドライブフィールを高めてくれるセッティングで思わずニヤケてしまいます。
・足回りはこのクラスとしてはランク外の懐の深さで、ガッチリしながらも快適。
・シフトストロークは決して「コクコク」という短さはないですが、日常使いにはむしろ適度。そして若干重いかな、くらいの絶妙な手ごたえです。クラッチ操作に対して繋がりもスムーズで、ブリッピングしてくれているのか正直わかりませんでしたが、おそらくドライバをサポートする制御はされているんじゃないでしょうか。一言でいって扱いやすいフィールでした。
・トゥインゴはどちらかといえばローギアードで、初速からあっという間に高回転に回るので、スタートとともに1→2→3 とシフトチェンジして加速させます。20年以上前乗ってたマニュアル車を思い出す、懐かしいシフトフィール(もちろん、当時よりも低速トルクに振った、実用的な設定ですが)
・そして街中だとギリギリ4速には入れられず、3速で十分。おおお、バスみたい(^_^)
・でもそのギア比を含めて、ドライブがなんとも楽しい!

・一方で、同乗した営業氏曰くやはりノンターボだと高速域での加速力に欠け、ややパワー不足を感じる場合もあるかもしれない、とのこと。上記の通り、街中では4,5速が殆ど使えない状態なので、そんなものかなぁ、と思いました。今回は街中のみだったので正直わかりませんでした。
・NAはパワーの出方がリニアで、なるほど、昨今のターボが「ドッカンターボ」ではないにしても、NAの出力特性の気持ちよさも良いものだなぁ、と痛感しつつ、こうなると、営業氏の言うマイナー前の1LターボのMTも乗ってみたくなるのも人情ですね。このクルマの購入後に「やっぱりターボ付いてれば・・・」と思わないか心配になります。ちなみにこの営業氏はその1LターボMTトゥインゴを愛車にしているそうです(^^)

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(webCGより)

・トゥインゴ購入の判断を左右するのはやっぱり後席の使用頻度ですよね。普段二人乗りオンリーなら迷いなく購入!となりますが、3~4人家族となると話しは別。身長175cmの自分が座っても、ヘッド・膝前のクリアランスは意外にも十分なんですが(シートのクッション圧も十分)、シートバックが立ち気味なのが惜しい。短時間使用を強要されているかのよう。後ろにエンジンがあるとはいえ、シートバックがせめてあと3度ほど寝ているだけでも相当に快適度が変わる筈。そうなるとルーテシアの売上に影響が出る?いやいや、トゥインゴを検討するユーザは、ここがネックなら、別のメーカーに行くのではないでしょうか。
・あとは個人的には相変わらずカーテンエアバッグ非装備も気になります。

ということで、トゥインゴを所有できる人が羨ましいかぎりです。

そうそう、店舗には新型ルーテシアも展示・試乗車がありました。

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非公式ながら、こちらにもマニュアルは導入されるのではないか、とのことでした(ただし、1年後とかしばらく時間を要するだろうとのこと)


はてさて、もう一台 マニュアルを乗ってきました。それが、こちら。

■ホンダ N-ONE RS

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・「どこが変わったの?」と思わせますが、直に見ると、フロントフェイスは造形が整理されてスッキリした印象。特に上側のグリルを六角形にして、上下を完全に分けたのは良いと感じました。先代の上下グリルをガーニッシュで緩やかに連続性をもたせたデザインがレトロモダンを表現しつつも中途半端な印象もあったので、個人的には先代より断然好みです。よくホンダは「先代を全否定するモデルチェンジ」「モデルチェンジが下手」と言われますが、今回の手法は、(N-ONEをブランドとして育てる意図なら)大正解だったと思います。
・実際に乗り込むと、シートは柔らかめながらしっかり支えるクッション圧。形状もこのクラスとしては絶品とまでいかないにしても良好な部類ではないでしょうか。ドライビングポジションはこちらもスッと決まり、「良いクルマ」を予感させました。
・実際に走りだすと、エンジンはターボの太いトルクで、N-BOXでさえ苦も無く走らせる特性、当然ながらまったく問題ありません。
・MTのギア比はRSとはいえ、実用性重視でハイギアード。峠を攻める走り屋にはツマラナイでしょうが、日常的にはこのくらいで十分。
・足回りもゴツゴツ感は想像以上になく、むしろしなやか。実用性も少なからず重視されるこのクルマとしては快適性が高いです。路面の凹凸をもう少し抑えるくらいでも良いのですが、量産品のコストとのせめぎ合いではここが限界か。あるいは走行距離が伸びてくるともう少しカドが取れてくるのか。
・シフトフィールはギアがこのクラスとしてはソリッドで硬め、かつ重め。スポーツ系が好みであれば楽しく、歓迎でしょう。
・後席の膝前空間は先代と同等で広さ十分。シートも良いですね。
・荷室も広い!特にN-WGNなどと同様、床下収納が広く、それも使えば、ちょっとした旅行にも十分な空間が用意されています。

ということで、実用性も高いN-ONEですが、残念なところといえば、
・左足がクラッチ操作の際にインパネの下に微妙に触って気になります。マニュアル車ならではの残念点?
・N-WGNには装備されていたテレスコが非装備。RSにこそ必要なのでは?
・ギアがソリッドといえば聞こえはいいですが硬すぎとも思えます。グリス切れかと思わせるガチガチな硬さ。例えば一家に一台だけで日常使いする(クルマに興味のない)奥様、などにはツライかもしれません。足回りのジェントルさを考えるともう少し柔らかめでもいいかと思いました。一方のクラッチはそれほど重めでないのは良かったです。
・後席はもう少し前に配置してほしい。先代より下げられた全高で、ヘッドクリアランスはかなりぎりぎり。なので、せめて後席を5cm前にずらせれば、下がってくる天井との干渉を避けられ、快適性がかなりUPするのでは、と思いました。
・ボディ剛性は現行N-BOX世代になったことで大幅に向上しているのでしょうけれど、こと「剛性感」という意味でいうと先代よりも線が細くなった印象がありました。何がそう感じさせるのか、自分には特定しきれませんが、足回り、特にダンパーがコストカットされているのか、ボディとの接続マウントあたりがケチられているのか・・・。

まぁ今や日本では趣味車であるマニュアルを新車で買う、しかも維持費を安く、3人以上乗車の実用性も捨てず・・・という条件を考えていくと、N-ONEは1つの選択肢として貴重な存在でしょうね。

個人的には、黒いルーフライニング(とピラー)が大減点
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スポーティグレード=真っ黒ライニング は世界的な流行ですが、文字通り、真っ暗な穴倉に潜り込んでいる陰鬱なキブンになり、クルマの性能がどんなに魅力的でも絶対購入したくないです。せめてメーカーオプションで標準車の明るい内張を選択できるようにしてくれないでしょうかねぇ。

Posted at 2020/11/29 18:25:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2020年11月23日 イイね!

【番外編】静岡へGO!

春先から多くの予想した通り、コロナの流行が本格的になってきました。もちろん自分自身や周囲の感染を避けることは重要ですが、それが何より医療機関・医療従事者の負担の増加、ひいては医療崩壊回避に繋がります。油断なくいきましょう。

今回は(まだ”平和”だった)もう2週間ほど前のお話
11月6日(金)に、仕事を午後半休して品川から新幹線でいざ静岡へ!
指定席はガラガラでした。なので、おのぼりさん的に富士山を撮ってみました。
静岡に近づくにつれて次第に雲も切れてくっきりと姿をあらわし、感動しました。

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幸先良さそう! 静岡駅14時2分到着!
今回の目的地は、県立静岡美術館です。
静岡駅から微妙に遠いんですよね。今回はタクシーを使って時間をお金で買いました(^^)
目的はこれ!

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「富野由悠季の世界」展を観に来たのです!
静岡での開催はコロナの影響で会期が変更になり(後ろにずれた)ましたが、それもついに終盤、11月8日に終了となるところ、ずっと迷っていたのですが、トミノスキーな自分、意を決して行くことにしたのです!

美術館に入り、2Fの会場へ。

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入口のパネルなどとともにダイターン3のスタチューがお出迎え!
この巨大アイテム、当然?買えないので直に見られただけでも、自分的に大喜び(^^)
圧倒的にメジャーなガンダムスタチューを置いても良いところ、ダイターンを設置したところにまずは拍手喝采!(^^)
ちなみに1stガンダム大ブームのころ、自分はダイターン派の超マイナーファンでしたので(当然ガンダムもイデオンもザンボットも好きだったけど)、最近の市民権を得た感じ(イタリアで大人気だったりとか)は嬉しいですね。
流石に40年以上前の作品、今の目では厳しいクオリティですが、今でも、いや大人になった今だからこそ「ああ、そういう意図か!」と気付く演出も多いです(ダイターンに限らず、富野演出の多くが子供に迎合してないので、そういうシーンが多いですが。それこそが富野演出の真骨頂)

ということでいざ入場! 
この企画展が昨年福岡でスタートしたときにキネマ旬報社刊の図録を購入済みなのと(一般書籍として発売してくれたのがありがたや)、作品自体は「海のトリトン」以降、(「ガーゼィの翼」とか一部を除いて)基本的に全部見ているので、いわば予習済み状態、時間の都合もあって、さっさかと文字通り駆け足で鑑賞しました。

氏の自筆の絵コンテはもちろん、自筆の企画書を間近で拝見できたのは感動ものでした。エルガイムの世界観のビジュアル画とか、初見モノも多かったです。ザンボット3の劇場版が脚本まで出来ていながら頓挫したのは残念。
氏の場合、アニメーションの監督だけでなく作品のテーマ曲の作詞を手掛けることも有名ですが(井荻麟名義で)、今回の企画展では、有名なジオングやビグザムの基デザイン案(大河原氏のデザインはほぼそのまま!)を始め、ガンダムMk-IIやF91のライン修正指示も見られて、デザインに関するセンスにも驚かされました(結構辛辣なキャプションも書かれてます(^^;)。さすがにマーチャンダイジングに直結する部分は口を挟まないのかと思っていたので。
他にも数々のジャケットイラストなどの原画が展示されていました。安彦良和氏や大河原氏のイラストはもちろん、高荷義之氏のザブングルイラストとかも! 安田朗氏のターンエーのイラストはキャンバスが他に類をみない巨大でビビりました(^^;

惜しむらくは情報量が過多で、氏自ら「きっちり見ようと思うと5時間かかる」と言っていたように、とても時間が足りないこと
特に絵コンテについては展示の解説も追いついていない感じ。該当シーンの映像を併設して流しているところも多々ありましたが、絵コンテを氏の支持にあわせて動撮して演出意図を表現する映像を造るとか、判り易さ、が欲しいと思いました(もっとも、それは富野氏自身が拒絶した可能性も高いけど。ただなぁ、コンテ中の氏の自筆のキャプションが殴り書きで読み取れないんですよねぇ(^^) ここから氏の意思を汲み取って映像化しているスタッフには頭が下がります(^^)

まだまだ現役で元気に活動しているオトミさん。現在制作中のGレコはまだ3作残ってますのでぜひ完走して欲しいです。

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そんなこんなで16時過ぎには退場。
帰りは2.5kmくらい離れている、JR草薙駅に徒歩で向かいました。
丘陵地にあるので、ずっと下り坂、並木道がとても綺麗でした!

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草薙駅到着。16時20分の東海道線上りで静岡駅へ。
予定より一本早く静岡駅に行けたので、お土産買ったりゆっくりできました。
16時57分の新幹線で帰途に。正味3時間弱の静岡滞在でした(^^)

ちなみに帰りの新幹線はこだまのグリーン車(EXカードで400円プラスで指定席からUPグレードできたので)。当然?ガラガラで快適でございました。

静岡市には6年前にも出張の帰りに一泊して観光したことがありますが(その時も駿府城公園の紅葉が綺麗でした!)、街の空気感がゆったり・のんびりしているように感じて、とてもお気に入りです。
もちろん「旅で立ち寄るのと実際に住むのとでは大違い」な面もあるでしょうけど、また絶対訪れたい街の一つ。今度はゆっくり滞在したいですね。


Posted at 2020/11/23 15:39:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2020年11月01日 イイね!

紅葉を堪能しました。

10月頭は週末ずっと雨で洗車できませんでしたが、先週、先々週とようやく洗車実施できました。

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で、そうこうしてるうちに季節は秋真っ盛り!
ということで昨日、紅葉を見にさらっとドライブに。

ふと見つけたコスモス畑。

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畑に帯状に咲いたコスモスが綺麗でした! 車窓から彼方此方でコスモスを見るたびに写真撮りたい、と思いつつ通り過ぎていたので、ここで堪能させて頂きました(^_^)

その後、(遠くに行こうと思ってましたが)結局いつもの千葉市H公園へ。

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紅葉がだいぶ進んでいて、しかもまだ葉が木に残っている、とてもいいタイミングでした。

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既に日没近くになっていて、低いところからの日差しが、逆にちょっと劇的な感じで楽しめました。

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昨日は風もなく穏やかな日和で、おもいがけず公園に長い間たたずんで紅葉を楽しめました。
今日は別のところに行ってみましたが、あいにく曇ってしまったせいか、こんなに紅葉は良い感じに撮れませんでした。
まだまだモミジの紅葉はこれからでしたので、今週末とか、また晴れて欲しいなぁ。しばらく楽しめそうです(^^)


Posted at 2020/11/01 22:03:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | ステラアレコレ | クルマ
2020年10月25日 イイね!

三菱 ekクロススペース T 試乗

今回はこちらの続き、ということで、ekクロススペースの試乗記です。
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試乗したのは6月頃だったんですが、あれよあれよという間にだいぶ時間が経過してしまいました。
このクルマ、個人的にはとても気に入った一台でした。ただ、いろいろ考えるうちに、なんだかブログへの記述が後手後手になってしまっていました。

■造り込みの高さを感じる一台
現行デイズ/ekワゴン(ekクロス)でライバルにようやく追いついた感のあるMNKV陣営でしたので、本命?のこのクルマも予想に違わず、第一印象から造り込みの高さを感じました。また、あまりメディアでは話題になってないですが、セブンエアバッグを装備しているのも個人的にはかなりポイント高いです。

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シートの出来、内装の質感は軽自動車としてはもちろん、ライバルのスーパーハイトワゴンと比べても高く、しかもekクロスで残念だった後席の座面の低さもなく、益々好印象

そして実際に試乗して印象がさらに上昇。しっかりしたボディやターボでゆとりのあるパワー・トルク感はもちろんですが、足回りのドッシリ感にびっくり
ライバルに比べて、1クラス上の(1クラス太い)ダンパーを使っているのでは、と思える、華奢な感じのない図太いガッチリ感。そして路面の凹凸のしなやかないなし方にうっとり。これは軽のレベルじゃないぞ!感がヒシヒシ。
同乗した営業氏に話したら、「スズキさんの同クラスの足回りを見たら、華奢な造りでびっくりしましたよ」とのこと。真偽はともかく、それが説得力あるフィールでした。
内外装デザイン、パワートレイン、装備、と個人的に言うことなし! スーパーハイトワゴンでは個人的にナンバー1だなぁ、と思いつつお店を後にしました。

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そうそう、以前も書きましたが、ekクロススペースのダイナミックシールド顔は、一連のフロントフェイスでは最も完成度高いと思います。ファミリー向けのファニーさはもちろんないですし、かといってキツ過ぎない、良い落としどころ・バランスと思います。一連のダイナミックシールド顔のなかでは一番柔和に見えるのはやっぱりライトが上下に幅を持たせているからでしょうか。マイルドヤンキー方向を軌道修正してフォーマルさをプラスアルファした、といっては言い過ぎかな。いずれにしても個人的にはルークスハイウェイスターより欲しいと思うデザインです。

↓ルークスハイウェイスター

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■残念なところ
・とにかく値段が高い!
そんな、好印象を持ったので帰宅後「ルークスのすべて」も購入して読み込んでみましたが、値段高過ぎ! オンライン見積もりをやってみると、Tグレードで車体価格が185万円。自動ブレーキは標準装備とはいえ、ACCやらナビやら諸経費を追加していくと235万円!
うーん、これはさすがに高い。車重の重さも気になるのですが(ライバルより100kg程度重く、1t前後)、このクルマの最大のネガは値段の高さでしょう。

スペーシアギアは自動ブレーキも(最近のMC後からとはいえ)ACCも標準装備で176万円から。となると総額では結構な差額がつきますね。広報資料のように、このクルマでアウトドアをしたい、と思っているユーザなら、「ekクロススペースの予算でスペーシアギア買えば、差額でアウトドアグッズも充実できる」と思っちゃいそうですしね(^^;
ただし、今回はユーザが直接目にしないところでコストがかかっている、と思わせる乗り味でした。それを価値としてユーザが許容できるか、が分かれ目でしょうか。

・デザインの粗密のアンバランスさ
上にも書いたように、自分はドハマりで大好きなフロントデザインですが、この顔は好みがはっきり別れる、というか多くには敬遠されてしまうように思います。

話しがかなり飛びますが、皆さん、1stガンダムのRX-78-2のデザインは好きですか?
いえ、最近のお台場の等身大モデルのように、細かいディティールが追加・アレンジされたデザインではなく、最初のTV放送/映画用に起こされた、大河原邦男氏デザイン、安彦良和氏クリンアップこれ↓
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自分は実はというか、「海のトリトン」から始まって、ライディーン、ザンボット、ダイターンもバッチリ見てた、根っからの富野由悠季(喜幸)信者なので(苦笑)、1stガンダムも本放送を初回からテレビにかじりついて見て夢中になってたクチですが(当時小学生(苦笑))、昔からこのガンダムのデザインには違和感をもってました。

何がって顔のディティールの細かさと首から下のデザインとのディティールの情報量がひどくアンバランスに感じるんですよね。ディティールの密度感がバランスが取れていないといってもいいかもしれません((「人形は顔が命」といってもね)それと同じ違和感をこのクルマには感じるのです。

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本来は全体のトータルのデザインバランスも考慮して開発されるのがプロダクトデザインだと思うのですが、このクルマ、顔ばかりがディティールの密度が高く、なのでその他の面が空疎に感じます。そういう意味ではekクロススペースのデザインは稚拙感が漂うなぁ、と。逆に言えば、そのあたり、ルークスハイウェイスターはまとまりが良いですよね。まぁルークス主導で開発された、というハンデはあるにしても。デザイン寿命はどちらが長いか、といえば、くやしいかな、ルークスハイウェイスターでしょうね。。。

■N-BOXのテールは遠く?
上記のように足回りのガッシリ感をはじめ、ドライブフィールは個人的には好印象でしたが、N-BOXの軽自動車規格より広く感じるトータルバランスには及んでいないと思いました。なので、このジャンルを欲するユーザーの購入第一条件が「広さ」とすれば、N-BOXの牙城を崩すには至っていないかなぁ、と。

自分もN-BOXの持つゆったり感に引き付けられるのですが、ただ個人的にはこのクルマにはそれでもN-BOXと違う運転する楽しさがあると思いました。スーパーハイトワゴンを購入する境遇になった場合には、お値段が許容すれば乗ってみたい一台です。ただ、そうはいってもやっぱりN-BOXも魅力的。どちらにするか、最後まで悩みそうです(^_^;

Posted at 2020/10/25 20:32:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2020年10月17日 イイね!

FIAT Panda クロス 4x4 発売!

まさかこのタイミングでこれが導入されるとは!

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欧州ではだいぶ前にデビューして、並行輸入車は以前から販売されていましたが、フィアットジャパンからは音沙汰ないので諦めていました(日本ではパンダは500に比べて圧倒的に売れてないしね・・・)。4x4ですら、数年置きに特別仕様で販売されて市場に補充されている今の状況がラッキーに思えるくらいでしたし。

てな、パンダにとっては向かい風な状況なので、パンダクロスが導入は唐突感さえあります(^^;  世界的なクロスオーバーブーム、通常の4x4ではなく、加飾のパンダクロスで勝負に出た!てことでしょうか。
まぁ(それもあるのかもしれないけど)500の方は、現行版の販売が終了間近ですが、パンダの方もそろそろ代替わりが見えてきているので世界的に在庫処分、て感じですかね~(^^;

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4x4との違いは外装パーツがクロス専用のワイルドな感じになり、メカニズム的には

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ドライブモードセレクタが装備!

で、値段も4x4から若干上乗せの263万円(税込)で収まってます!
色が黄色のみ(!)なので、この色・お値段が許容できるヒトはディーラーに急げ!
・・・というか、限定150台は既に一杯になっている気がします(^^;

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現行パンダ それもマニュアル車は自分にとって、欲しいクルマの上位(もしかしたら最上位)のクルマです。デザインもコンセプトも、クルマの出来も、自分の理想にかなりフィットしています! 中古車サイトを定期的に眺めて嘆息しています(^^;

・・・・が、現行パンダは、クラッチ、特にフライホイールのベアリング摩耗(損傷)という持病があり、ネットで検索すると、整備のページが沢山出てきます。「リコール級」と評されるページもしばしば。費用も3~40万円というところもあって、そうなると貧乏カーマニアな自分にはコワくて手が出せません・・・(-_-)

一方で、パンダ4x4(並行輸入車)オーナーの自動車評論家、笹目二朗氏のブログを拝見していても、氏は相当長距離をドライブしていますが、この症状は書かれていない・・・と思ったら、別のクラッチ故障が頻発してますねぇ。

まぁ、「フライホイールの交換くらい」「3~40万円の整備費用の出費くらい」笑ってつきあえる、そのくらいの大きい度量(と懐事情)でなければ、輸入車とはつきあってはいけない、イタ車の品質が格段に向上した現代も、根本的には昔と変わっていない、ということなのかも・・・

ということで、今回のパンダクロスも、羨望の眼差し(だけ)となりそうです(涙)

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ああ、いいなぁ。せめて現物を直に見てみたいですね(^^)



Posted at 2020/10/17 10:23:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 新車発表 | クルマ

プロフィール

「新型の日産ルークス・三菱デリカミニ(ekスペース)兄弟が発表になりましたが、限られたコストのなかでよく練り込まれたデザイン。さすがプロの仕事だな、と。あとはドライブフィールが気になります(^^)」
何シテル?   08/24 11:34
なとりです。よろしくお願いします。 クルマの話大好きです。暇さえあれば試乗に行って研究してます。 写真はそのうちに(^^;
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