• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

なとりのブログ一覧

2013年12月31日 イイね!

2013年 印象に残ったクルマ

今年の最終日。
なんとなく今年1年試乗したクルマで思ったことを。

ちなみに今年試乗したクルマはのべで20台くらいでした。
ありがとうございました>各ディーラーの皆様
まずは全体で気付いたことを。

○コストダウン

今年は特に顕著に感じました。
一般的に、国産車の方がこの傾向が良く分かるんですが、
輸入車にも感じられたのも意外でした。
世界的レベルで景気後退の煽りを受けてるんですよね。来年はどうなりますことやら。

○燃費競争どこまで

ガソリン価格が高止まりだと、低燃費なクルマに関心がいくのは仕方がないとはいえ、
現状の技術での低燃費競争に限界にきていると思いました。
例えば「この部品を軽量化すると剛性感が下がるけれど、燃費重視だから良しとする」
的な方向の開発が行われてるんじゃないかと。
結果、出来上がったクルマは(少なくともカタログ上は)燃費はよくなりますが、
「走る」「曲がる」「止まる」が、現状維持どころか以前よりも劣ってしまう。そんな図式です。

願わくば、いったんクルマの基本に立ち返った開発が行われて欲しいな、と思います。
あるいは「燃費はそこそこですが、その分走りに重きを置きました」的な
グレードを設けて欲しいですね。コストを考えるとどちらも難しいのかな。
来年デビューするクルマには、このあたりも注目していきたいと思います。

○今年もっとも印象に残ったクルマ

ということで、今年発売されたクルマのなかでもっとも印象に残ったのは・・・・

ゴルフ

当然のようにVWゴルフが出てくるのですが、
個人的には、ゴルフは次点でして、最も印象に残ったのは、

ダイハツ タントカスタム(ただしターボグレードのRS)

タントカスタム
 
でした(^^)

ダイハツはムーヴのMCで、燃費を重視しつつも剛性感の改善に力を注いでくれましたが、
新しいタントはその設計思想の延長で開発されていました。

タントカスタムのターボグレード(RS)は、剛性感、足回りのシナヤカさ、シートの造り、静粛性の高さ、
諸々からくる運転していての居心地の良さ、は素晴らしいものでした。
「軽自動車もここまできたか!」と思いました。
試乗したときも書きましたが、「C4の次はこれでいいかも!」と正直感じました(^^)

今の状態を大事にしつつ熟成していってくれれば。。。。と思います。

で、今年の最大の注目だったVWゴルフですが、これはもう悪いわけがありません(^^;
造り、仕立て、静粛性の高さ、絶品の足回り、そしてドライブフィール、
いずれも文句のつけようがない感じ。
1クラス、もしかしたら2クラス上の上質感をCセグメントの「大衆車」でやってのけたVW。
正直、あのクオリティをCセグ車でやられたら他メーカーには反則という感じだと思います。

ただ、個人的には、全体的に先鋭化が過剰でやや神経質な感じがしました。
工業製品としては「研ぎ澄まされた高性能」を感じるのですが、
日々つきあう道具としては、鋭敏すぎる道具は時として疲れるのではないかな、と。
「私がこれだけ高セッティングなんだから、
ドライバーのあなたも襟を正してベストコンディションで運転に臨んでください」という
文字通り「無言の圧力」さえも感じてしまったのです。自分だけかもしれませんが・・・
クルマの運転は体調をベストの状態で行う、と、教習所で教わりましたので、
現行ゴルフのセッティングは正しく、VWの「躾」は正当ですが、でもね・・・という感じ。
矩形を基本とする現行版のデザインはかなり好みなんですけどね。
こちらも今後の熟成に期待しています。

何はともあれ来年もいろいろ新しいクルマに出会えそう。
(まずはハスラーを試乗したいなぁ!)
来年もよろしくお願いします。


Posted at 2013/12/31 15:52:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマアレコレ | クルマ
2013年12月30日 イイね!

これは欲しい!

スイングドアだと駐車場での隣のクルマにぶつけないように
開口するのに気を使うと思います。

そんな事情はどこも同じようで、欧州フォードがこんな装備を開発したそうです。



ドアを閉じるときに、ささっと収納されて通常は存在が見えなくなるのも良いですね!
この装備、普通に欲しいです!
ドアの開口に連動しているようなので、他車に簡単に装備できるものではないのが
残念。

うーん、こういう装備、いかにも日本のクルマメーカーさんが
思いつきそうなのですが・・・
Posted at 2013/12/30 16:57:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマアレコレ | クルマ
2013年12月30日 イイね!

C4との風景 (27)

年末といっても普通に過ごせば良いじゃん、というのが
基本スタンスなのですが、やっぱり大掃除とかはやってしまいますね(^^;

先々週に洗車したばかりなのですが、
その後、雨風で泥だらけになってしまったので、
またも洗車しました。
年末ということでいつもよりじっくりやれたので良かったかな。





ホイールも当然綺麗にしましてすっきり。
前回洗車から2週間しか経過してないのでホイールの汚れはさほどでもなかったのですが、
洗ってみると手間が減ることはなく、
ブレーキダストの分量が2週間分も1ヶ月分も
ホイールのクリーニングには変わりないようです(^^;

Posted at 2013/12/30 16:49:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | C4との風景 | クルマ
2013年12月23日 イイね!

ホンダ ヴェゼル 試乗

先週デビューしたヴェゼル、さっそく試乗してきました。

なかなか人気のようで、1軒目では混雑していて予約できず、
2軒目で2時間後に確保。
消費税増税のタイミングも詠んでのこの師走のデビューなんでしょうね。

エクステリア
エクステリア
インテリア

グレードはハイブリッドのXでした(画像は最上級グレードのハイブリットZ)。
4グレードの下から2番目ですが、安全デバイスも装備可能の量販グレード。
ドアも布張りの面積が広くて(エディックスを思い出しました(^^;)質感高いですし、
ダッシュボードは樹脂ですが、見た目にラバーが貼ってあるかという質感で、
このクラスで道具という観点で見ればユーザーは満足感が得られると思います。
革巻ステアリングにクルコンも装備してますし、パドルシフトも装備。
ここまで装備されていればこれで十分、と言う感じ。

シートはそこそこ大きめで硬めで身体をしっかり支えてくれます。
若干、ドラポジあわせにてこずりましたが、着座した印象は悪くありませんでした。

スタートすると静粛性の良さも印象的でした。
コンパクトカー的クラスでは上出来な部類だと思います。
そして見た目のSUVに違わぬガッシリした高い剛性感。これは非常に良い感じでした。
あと前方視界が良かったですね。最近では珍しく、ボンネットが見えたのも
ちょっと新鮮な感覚でした。

足回りはしっかりしていて突っぱった感じもなく上々の仕立てと思います。

ブレーキはややペダルが重めで踏み込んでいくとちょっぴりだけカックン系。
ガッチリ効くのでそういう反応に感じてしまったのかもしれません。

横幅は1770mmですので外観はボリュームがしっかりあります。その割りに
シートが結構内側にセットされている(のはFITベースだからなのかな?)せいもあって、
サイドシルが広めで、降りるときに地面が遠くに感じるかもしれません。
そんなわけでクルマに興味のない方がドライブするときは、
車幅の運転感覚を掴むのに若干時間がかかるかもしれないように感じました。

全体として質感が高く、個人的には好印象ではありました。
この暮れにきて、「ホンダの逆襲を見た」といってはオーバーでしょうか(^^;

・・・が、FITのハイブリットでも気になった燃費重視の影響か、
全体として「パワーが車重に負けている」印象。
停止状態でアクセルペダルを踏み込むとモータが車輪を駆動し、
少し加速していくとエンジンがかかって切り替わるのですが、
その初速の「よいしょ」というモッサリした感じが若干気になりました。
それを払拭するのにアクセルペダルを思い切り踏み込むと、
今度は「ドビャ!」とクルマが急にスタートしてしまいそう。
「エンジン+モータが原因」というより、FIT同様、
やっぱり燃費重視のミッションのシフトプログラムが
原因のように思えてなりません。

一方、ノンハイブリットのエンジン車は
例えばSタイプだとハイブリットに比べて100kg近く車重が軽くなるので、
乗り味はだいぶ変わるのではないかと思います。
ですが自宅周辺のディーラーは試乗車にすべてハイブリットしか置かない徹底振り。
なので今のところは難しいですが、
機会があればノンハイブリットタイプにも試乗してみたいと思います。
Posted at 2013/12/23 18:39:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2013年12月23日 イイね!

マツダ アクセラ15S 試乗

既に3週間ほど前のことになりますが、
新型アクセラの15S(個人的にはアクセラの「本命」グレード)に試乗してきました。

エクステリア
エクステリア
インテリア

写真やネットの画像では当初良い印象のなかったエクステリアですが(スミマセン)、
間近で見ると、この抑揚でよくぞ1795mmに抑えたな、という、
すごい練り込まれた緻密さ、を感じました。
同時に、ワンモーションでもなく、単純なキャブバックワードでもない
不思議なバランスで新しさを感じさせる、巧みなデザインにうっとり。

一転、インテリアは奇をてらった感じではないのに
新しいデザインラインもあって、運転し易いのに新鮮さもある、といった、
絶妙なバランスで、これも旨いなぁ、と思いました。

シートは硬めで腰を支えながら、じんわりと身体を支えるクッション圧で
このクラスの国産車にしては結構良い感じ。

インパネ上端はやや高いかな、圧迫感まではないものの、
2.0L版にはさらにHUDが付くことを考えると、
視界の邪魔にならないかしら、と思いました。
まぁ、これはC4のセンターメータの慣れも影響してると思います。

いざスタート!
オルガン式ペダルはやや重めですが、
剛性感が安心感に繋がっていると思いました。

1.5Lエンジンはとりたててパワフルではないですが、
スタートから6ATの恩恵もあって、スムーズに加速していきます。
ハンドリングもクセもなく多くの人には運転しやすいと感じると思いました。
ブレーキはややソリッドというか、ガチっと効く感じで、
車重に対してオーバースペックでさえあるのように思いました。
安心感が高いと考えれば嬉しい性能ではありますね。

通常の道路だと基本的にストレスもなくドライブできますが、
セールス氏が結構急な坂道に連れて行ってくれまして、
そこを上ると、おお、エンジンが少しうなり、クルマの加速が鈍りました。

感覚的に、軽自動車のノンターボ車での上り坂登攀のときのようなモッサリ感。
実用上は決して問題にはならないけれど、
スポーティな走りを期待しているユーザーにとっては、
余裕のなさが不満が残るかな、という感じ。

そうそう、足回りは微妙に突っ張り感が残りますが、
これは新車であること、自分がC4に乗っていることも影響しているかも。
国産車のこのクラスとしては特別にコストがかかっているように思いました。
ということで、条件によってはボディにパワー負けするシーンもありますが、
全体的にはノーズの軽さも感じられて「軽快」と思える上々の乗り味でした。

ハンドリングは最近のマツダが重視する「しなやかさ」を感じさせるもので、

非常にリニアなタッチでクルマが曲がってくれ、ありていにいって「雑味」のない、
洗練された感覚です

これはこれでマツダが手間隙をかけて熟成させている「コダワリ」が分かるのですが、
あまりにも自然なため、「ドライブの愉しさ」も感じにくいように思えるのは
自分だけでしょうか・・・
あともうひとスパイス、五感に染み入る「良さ」が演出されると
クルマの魅力が数倍高くなると思います>マツダさん
何をどうすればそれが出せるのか、具体的に説明出来ないのがもどかしいのですが・・・
 
いずれにしても、国産車のこの価格帯では素晴らしく良いクルマだと思います。
特に1.5L版は横滑り防止装置をはじめ、カーテンエアバッグやクルコンも付けられる、お得グレード。
こういうメーカーの開発陣の思いいれの高さが感じられるクルマが国産メーカーにあるのは
 「次のクルマが身近にある」という安心感になりますね。マツダに素直に感謝、です。
今後もこういうエントリーグレードの考え方を継承していって欲しいです。
Posted at 2013/12/23 18:22:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ

プロフィール

「祝!両角岳彦氏が自動車評論に復帰! https://www.as-web.jp/car/1229879?all 個人的に信頼するヒョーロン家の一人でしたがBMWだかBOSCHだかの研究所所属になって隠遁状態で残念でした。往年のように歯に衣着せぬ評価に期待してます(^^)」
何シテル?   07/12 09:55
なとりです。よろしくお願いします。 クルマの話大好きです。暇さえあれば試乗に行って研究してます。 写真はそのうちに(^^;
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2013/12 >>

1234567
8910111213 14
15161718 1920 21
22 232425262728
29 30 31    

愛車一覧

三菱 eKクロススペース ekxs (三菱 eKクロススペース)
ステラを手放すタイミングで見つけました。走行距離4000㎞で評価書のキズはなし、という程 ...
スズキ スプラッシュ スズキ スプラッシュ
C4の後に相棒となったクルマ。アップライトで硬めのシート、オペル風味の足回り、1.2L+ ...
日産 サクラ 日産 サクラ
以前から思うところあってEVを見てはいたのですが、充電設備の設置工事など我が家にとっては ...
シトロエン C4 ケロロ (シトロエン C4)
2013年5月にトラヴィックを惜別の思いとともに手放し、とはいえ、これでじっくり次の愛車 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation