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なとりのブログ一覧

2015年07月26日 イイね!

トヨタ シエンタ G 試乗

予想イラストよりぶっ飛んだデザインで登場したシエンタ。近所のディーラにようやく試乗車が用意され、昨日乗ってきました。写真は例によってcarviewからリンク(carviewのリンク元が削除されてしまったようなので)トヨタ本社webサイトからリンクです。

エクステリア
エクステリア


インテリア

酷暑のせいか発売直後にも関わらずディーラーは閑古鳥。なのに「少しお待ち下さい」と、多くの店員さんにジロジロ見られつつ店内で5分くらい晒しものの放置プレイ(苦笑)。
その後オットリ刀できたセールスレディさん、「今、試乗車を廻しますのでお待ち下さい(怒)」とお前何しに来たんだよ!」的な棘のある口調。帰ろうかと思いました(苦笑)
うーん、そんな接客でもクルマが売れまくってるって、トヨタさんサスガです、と逆に感心(^_^;;
もっともセールス嬢の不機嫌の一端は後でわかるのですが・・・(後述)

■走行性能 ★★★☆☆

今回エンジンが一新されパワートレインの力強さ、足回りのしなやかさ、などなど走行性能は価格を考えれば驚嘆モノの良さを感じました。
エンジンとCVTとのマッチングもここまできたか、という滑らかさ。
走行性については街中では全く問題点らしい点は感じませんでした。

■乗り心地 ★★☆☆☆

路面の凹凸にバタバタと車体が揺すられることもなく、しなやかで重厚感すら感じられました。感覚的には「1クラス上の乗り心地」。
技術陣の開発の苦労の賜物です。もっともミニバンブームから10年以上、ノウハウの蓄積で、お茶の子歳々なのですかねぇ。とにかく先代からの大きな進化を感じました。
ただ後述のようにシートの出来が今一つで、足回りの良さをスポイルしており、店舗に戻ってきたときはややグッタリでした。

■燃費 ★★★★☆

今回はガソリン車ですが、セールスレディ曰く「13km/Lくらい」とのこと。車重が結構ある(1300kg台)ので打倒なところと思います。

■積載性 ★★★★★

先代より拡大された室内長の恩恵を受けたのは荷室かな、と思いました。3列目を使った場合でもその背後に30cmくらいの荷室長が残ります。
もちろん3列目を収納すれば広大。低床と相まって、使い勝手はバツグンです。
試乗車にはディーラーオプションのラゲージボードが装備されていました。(以下の画像だけトヨタサイトからリンク)

ラゲージボード

3列目を畳んだときの凸凹を画すボードで、3列目使用中は畳んで荷室に置いておけます。トラヴィック・ザフィーラにもあったような装備で、標準装備にして欲しいですね。

■満足している点

・このクラス、値段の先入観を上回る足回りの質感の高さ
・一見奇抜ながらよく練られた室内外デザイン
・値段は先代から最小限のアップに抑えながら、格段に引き上げられた質感。
・先代よりしっかりした造りになった3列目シート。

■不満な点

各列のシート

・コストカットされた1列目シート 
サイドサポートもある形状なのですが、クッションがつぶれ易く、長時間は身体を支えてくれません。その上、シートリフタで座面を上げていくとシート後ろ側の上がり方が大きく、どんどん前のめりになってしまうのは困りました。

・2列目のシート形状 
シートアレンジ優先か、イマドキ珍しいくらいシートバック長が短め。これも長時間乗用を拒絶しているようで残念。

・3列目の着座姿勢
シート自体は先代より良くなりましたが、シートポジション(特に足元空間)の設計は座面との高さが低くなり、退化した気がします。

・低いステアリング位置 


プジョー的にステアリングより上位位置にメータを配置した反動か、ステアリングが思いのほか低い位置で、自分のシート位置でハンドル下端を握ると、手の甲が太ももに触ってしまいました。

・好みの別れる室内外デザイン 奇抜でフレッシュな反面、飽きるのも速そう。そうなれば「そろそろ買い替えモードじゃない?」と、メーカの思惑も?見え隠れ。

・各所の思い切ったコストカット リアタイヤハウス内の鋼板、フェンダーパーツの省略度合いなど、アカラサマに強烈なコストカットの跡が。安さが売りとはいえ、決して安い買い物ではない筈が、顧客満足度もどこ吹く風、もはや開き直った感じ(今に始まったことではないですが)。でも既に初冬まで注文で一杯とのこと、「客がこれで満足してんだから何か文句あるか?」てことですね・・・。

■総評 ★★★☆☆(★2.5点)

自分の中では、実は先代のシエンタはコンパクト3列ミニバンクラスでは、最良のパッケージングだったと評価しています。小さい全長ながら、各列に十分なスペースが与えられ、特に3列目は大人も正しい姿勢で座れるだけの床と座面の高さが確保されていました。しかしカテゴリの縛りもあって、シャシー性能、シートの造りなどは改良が施されないまま。パッケージングに対する開発者の真摯な姿勢を感じただけに惜しいクルマでした。

でもその先代シエンタが、こうも長期間販売できたのは何故でしょう。それも一度は販売終了しながらの復活。その一端はパッケージングの良さをユーザが判っていたから、ではないでしょうか。
その先代の「功績」を分析したのかしないのか、今作はパッケージングは似て非なるものに変質していました。もちろん「ミニバンの取り巻く環境も変わり、時代にマッチさせた」のかもしれません。でも莫大な数の先代保有ユーザーの受け皿には必ずしもなり得ていないのは、メーカーとして大きな損失ではないでしょうか。

こんなことなら、先代のシャシーを強化し、シートの改善などをして心機一転、発売すればいいのになぁ。内外装デザインをまるっきり変えて目新しさを演出するのもお手の物でしょう。でも”大人の事情”が許してはくれない、クルマのビジネスとは難しいものです。


ところで、セールス嬢が不機嫌だったのは試乗車がガソリン車だったから、というのもあったようです。試乗にきた客に「なんだ、ハイブリット車じゃないの?」と咎められることに辟易していた様子。

対して私はむしろガソリン車で大歓迎。実際走りは素直で扱い易かったです。そこを褒めると、セールス嬢の態度も軟化。良かった良かった。(客がご機嫌取りするディーラーってのも新しいかも(^^;;)
メーカもディーラも、ガソリン車をラインアップに残すなら、ハイブリットグレードの”噛ませ犬”とか”鬼っ子”のごとき扱いではなく、その良さのアピールも考えて欲しいですね。(これはトヨタに限った話しではないですが)
Posted at 2015/07/26 16:41:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2015年07月20日 イイね!

FM-VICSアンテナ移設

このまえ設置したナビのFM-VICSアンテナですが、



目立たないようにとダッシュボードの奥に設置したのがアダとなり、モールパーツがサンシェードに干渉して外れてしまう事案が発生。



モールをうまくよけてサンシェードを立てかけてくれれば大丈夫なんだけど、家人はそのあたり不器用というか大雑把というか(苦笑)

そんなわけで設置しなおしを決意。
その点、スプラッシュは低コスト車が幸いして?おあつらえ向きに、ダッシュボード上にパネルの切り替わりがあり、そのパネルのチリにあわせて移設することに。(エアバッグへの干渉も問題なし)
ただしここはダッシュボードのど真ん中。いつもの養生に使ってる透明シート(エーモン)って結構反射するんでガラスの写りこみを用心しないと。

てなわけで、まずは自室であらかじめ透明シートを1cm幅に短冊状にカットしてから、車内に持ち込み施工開始。一列に貼り付け。端の方はパネルの曲率が大きくなるのでパネルの縁からは外れますが問題なし。



次に配線モール(エーモン)付属のモール固定用のマウントパーツを等間隔で貼り付け。
付属の両面テープでは弱いので、エーモンの強力接着テープ(3M製)で固定。
このあたり、エーモンも商売上手だなぁ、仕方がないけど(^^;



写真向かって右のアンテナ基部付近は、配線の弾性力にまけてモールパーツがマウントから外れることが予想されたので、モールががっちり固定されるようにマウントパーツを3個直列で集中配置。同じく左側の終端部も、きっちり固定できるよう、念のため2個直列。

んで上からモール設置。



この配線隠しを使った施工も、なんやかやと通算3度目か4度目。作業しやすい場所も手伝って、さすがにきっちり施工できました。

ホントは写真右、モールの右端にも終端パーツを付けて見栄えをよくすべきですが、多少配線に遊びを残しておいた方が良さそうだったのでそのままです。

当然ながらサンシェードの干渉は全く問題なし。
心配したガラスへの写りこみも、透明シートの幅を細くしたことでモールで隠れて大丈夫でした。

今回のように、貼り付けたパーツを移動させたり、と言うケースもあるので、この透明シートは重宝です。ダッシュボード上で高温にさらされても、剥がした跡は全然残りませんし。
自分はイエローハットで購入してますが、需要は少ないのか、いつも2~3枚しか入荷してなくて、多めに購入して常備してます。おススメですよ~。
Posted at 2015/07/20 08:44:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | スプラッシュアレコレ | クルマ
2015年07月19日 イイね!

スポーティなクルマを2台試乗してきました。

関東は今日梅雨明け。これまでも十分暑かったのが、さらにもう一段階気温が上がったような。暑さに身体が慣れていないので、熱中症などに気をつけていきましょう。

先週の話になりますが、息子のリクエストで2台に試乗してきました。写真は例によってcarviewさんからリンク。

■スズキ アルト ターボRS

アルト ターボRS

私は1度試乗済みですが息子は未。
前回と違い、酷暑のなか3人乗車でスタートしましたが、信号待ちでもさすがエネチャージ、エアコンかかったまま結構長時間アイドリングストップかかってました。
また、エアコンガンガンかかっていても、エンジンの出力落ちの印象も基本的にないままドライブできました。

さてAGS。前回試乗ではギアチェンジのシフトショックに、「コツを覚えればスムーズに操作できそうね」という感じでしたが、今回、体得できた気がします。
マニュアルでギアチェンジするときにアクセルを抜きますが
あの感覚でほんの少しだけアクセルペダルを戻すだけで、AGSがこちらの意図を判っているかのようにシフトチェンジしてくれました。
一端コツがつかめると、思うが侭にシフトチェンジしてくれて、無茶苦茶楽しくなりました!

シフトダウンは自分の場合はパドルの操作がし易かったですね。
とにかく楽しい試乗になりました。

AGSはCVTのラバーバンドフィールがないのがとにかく気持ち良い、なおのこと6速が欲しくなります・・・逆に6段に改良されたら怖いものなしのように思いました。(カーテンエアバッグ未装備はおいといて)

他にも内装色に明るい色のバリエーションが欲しい、とか後席のシートにもう少しコストかけてくれると申し分ない、とか、シートスライドも欲しい・・・などとしていくと、アルトのキャラクターと変わってしまうのかな(^^;


■マツダ ロードススター S スペシャルパッケージ 

続いてマツダへ。新型ロードスターを初試乗です。

マツダ ロードスター

これまでのロードスターも試乗したことが無く、正真正銘の初試乗となりました。
結果、その完成度に大感動!!! 

多人数乗車だとかハイブリットだとかの「売れる要件」を無視して、ただひたすら「人馬一体」の理想を追い求めてにカタチにしたらこうなった、という説得力がありました。
とにかく乗っていて挙動が素直、思った通りにクルマが動く、だから運転が楽で、だから運転が愉しい!

ソフトトップを閉めて(シートに座った状態で5秒くらいでセットできる!)も、頭が天井に付くようなこともなく閉塞感はなかったり、幌の開閉に影響されない十分広いトランクルーム然り、さすが4代目、ノウハウは他社を圧倒しているな、という説得力にも満ちています。
S660はサイズの制約で日常生活使いできるユーザは相当に限られますが、ロードスターはこれなら日常使いもOKか!と感じました。

・・・とはいえ、日常的に非日常空間で生活するのはさすがに疲れますよね(^^;
それとお値段。「”オープンスポーツカー”をお手軽なお値段で」というのが最初のコンセプトだった筈。その理想ははるか過去のものとなってしまったようです。

それはともかく新生ロードスターはこれが出発点。逆にこれほど完成度が高いと、今後どういう進化・熟成がなされていくのか(いけるのか)、楽しみです。
Posted at 2015/07/19 22:00:26 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2015年07月05日 イイね!

納車から1年経ちました。



(某加曾利貝塚の駐車場にて)

昨日スプラッシュを12ヶ月点検に出してきました。
エアコンフィルターをBOSCHのを持ち込んで交換してもらったくらいで、他は通常メニュー。
ブレーキ周りの点検でブレーキペダルのタッチがやや変わったかな。いずれにしてもシャッキリして「リフレッシュした!」て感じでスプラッシュに惚れ直しました(^_^)

せっかくなので1年乗っての雑感

■1年乗って満足しているところ。
・オペル風味なまったく飽きないドライブフィール
・疲れないシート、ざっくりしたシート生地。
・予想以上に良い燃費。安い維持費。
・細部に気付くほどに魅力が増すエクステリアデザイン

■1年乗ってここは惜しいところ
致命的なところはありませんが敢えて言えば・・・

・バタつく足回り
 走行距離1.5万キロ超ですが、落ち着いてシットリしてくるかと思いきや思いのほかバタつきますね。
 納車半年でも書きましたが、発売当初に試乗したスプラッシュと印象が違う・・・MCで足回りに変更が加えられたかな。日本で発売されてたスプラッシュ3タイプ(4タイプ?)で乗り比べができると面白いのになぁ、というところです。
  
・「AUTO」なのにAUTOではない運転席パワーウインドウ
 下げるときは一回スイッチを押せばオートで下がるのに、上げるときは押し続ける必要がある、という不思議?な仕様。
 「どっちもオートだったら微妙な調整がし難いだろ」と、これが合理的ということでしょうかねぇ。でも今までの愛車は上下ともオートでしたが(^^;

てな感じ。1年経ってもこのクラスのクルマとしては高い満足度を維持していて個人的にはホッとしています(^_^;

ということで、

■納車1年記念プチカスタマイズ
UKスズキでスプラッシュ用として販売されている、エントリーガード(スカッフプレート)を装着してみました。

パーツモアズさんの画像をリンク)

スプラッシュスカッフプレート

なぜか画像は水滴模様ですが、製品はピアノブラック仕様です。

★ビフォー



楕円モールドで段差が出来ているので、それを埋めるパーツをまず装着し、
そしてスカッフプレート装着。

★アフター(画像暗くてスミマセン)



「SPLASH」のロゴが見た目を引き締めています。
モノは柔軟性あるビニル系樹脂でちょっと蹴ったりしてしまっても、割れたり破損することはないですね。ピアノブラックが質感高く、予想以上に雰囲気がガラッと変わったのが嬉しい誤算でした。

e-bay経由で購入して、送料の高さに泣きを見ましたが(納車6ヶ月で装着したこちらも一緒に購入したもの)購入した甲斐がありました。
ということで今後もスプラッシュと生活を共にする幸せを味わいつつ、楽しもうと思います。

ちなみに冒頭の写真は、青いクルマが偶然並んだのでパチリ。「青いクルマでオフミ」とかではありません(^^; でも他3台がフィットですので、青いフィットでオフミを開催してたのかも。ちょこっとだけ仲間入りさせて頂きました。
Posted at 2015/07/05 11:09:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | スプラッシュアレコレ | クルマ

プロフィール

「祝!両角岳彦氏が自動車評論に復帰! https://www.as-web.jp/car/1229879?all 個人的に信頼するヒョーロン家の一人でしたがBMWだかBOSCHだかの研究所所属になって隠遁状態で残念でした。往年のように歯に衣着せぬ評価に期待してます(^^)」
何シテル?   07/12 09:55
なとりです。よろしくお願いします。 クルマの話大好きです。暇さえあれば試乗に行って研究してます。 写真はそのうちに(^^;
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