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なとりのブログ一覧

2017年03月25日 イイね!

デビュー9年目の試乗

個人的にいろいろと思い巡らせているうちに日産キューブが試乗したくなりました。
いつフェードアウトしても良い状況、試乗車のあるディーラーも数少なく、ようやく見つけて15X Vセレクションを試乗。
日産 キューブ

・・・いやはや試乗して正解。こんなにも良いクルマだったとは!

エクステリア

■2代目の”革新的”デザインに比べて現行3代目は「2代目が溶けちゃったようなデザイン」に見えて、やり過ぎな印象はいまだに拭えませんが(^^;、
タイヤを4隅に配置し、特にリアタイヤの張り出した感じはボディのスクエアなシルエットも相まってとても安定感があり、実車を間近でみるとなるほど、魅力的。発表当時はかなり尖ったデザインでしたが、現在までにもっとピーキーなデザインのクルマや、いわゆる「つり目のいかつい顔」のクルマが氾濫する一方、現行キューブはデビュー当時から不変で、他に似たクルマがないのも手伝って、独自の立ち位置を確立したと思います。

インパネ

 インテリアも一見奇抜なデザインですが、インパネのラインとか空調の噴出し口など、曲線主体なだけでなく、視界に入る構成要素が少なめなので、大らかな気持ちになるんですね。これも意外でした。
インテリア
 もちろん秀逸なパッケージング、ボクシーなデザインによる車幅感覚の掴みやすさ実用本位というには力があり走りを楽しめるパワートレイン、このクラスとしては高い静粛性など良いところはきりがないですね。
 そのなかでもシートの出来と、秀逸な足回りは特筆モノの良さでした。
 柔らかいながら奥で身体を全体でシッカリ支えてくれるたっぷりとしたシート、足回りは柔軟ながらボディを支える頼りになるセッティング。ひたすら柔らかいだけのシートと脚をイメージしていたので、しっかりしたフィールも兼ね備えていてとにかく嬉しい誤算でした。

4エアバッグ
■残念なところは、前時代な”4エアバッグ”な安全設計と、好みがはっきり別れるデザイン、ですかね。今回の試乗まで自分のなかでは対極に位置するデザインでしたから(^^;
 あとドアミラーが小さめですね。キャラ的にももう少し大きくてもよかったのでは。「キューブのすべて」を読んだら、風切り音対策で導き出されたサイズのようなので、止むを得ないところかな。自分が買ったら、ワイドミラーを装着しますね。

ソファのようなシート

■キューブといえば「ソファのようなシート」というセールスコピー。これまでこのコピーを完全に曲解してました。国産車伝統のただただ柔らかいだけのシートを連想してましたが、実際にはルノーやシトロエンのフランス車をイメージさせる良いシートでした。
まぁね、「フランス車のようなシート」では一般ユーザがイメージしにくいでしょうしね。なので「ソファのようなシート」と言い換えたんでしょうね。とはいえ、クルマ好きこそこの宣伝文句だけで「ダメなシート」と誤解するんじゃないかしらん(^^; もちろんメーカーが対象にすべきは一握りのクルマ好きな好事家ではなく、大多数の普段クルマにあまり興味のない一般ユーザーなのですが(^^;

エクステリア

■なつかしい走り味の意味するもの
 それにしてもこのクラスの国産車としては異例なほどのしっかり感としっとり穏やかさを両立した走り味は、ある種の郷愁めいたものを感じました。近年にない懐かしく感じるこの感覚は。。。とハタと気付いたことがありました。
 それは何かというと・・・・だいぶ長くなったのでまた改めて書こうと思います(^_^)
Posted at 2017/03/25 22:35:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2017年03月20日 イイね!

天平の甍(いらか)へタイムスリップ

「市原に日本最大の国分尼寺跡があり、しかも復元されている」というのを先日偶然知り(※)、この週末を利用して行ってきました。
※とあるディーラーのブログで営業氏が紹介していた。クルマ趣味が意外なところで役に立ちました(^_^;

さっそく現地へ!というか、市原市役所のあたりって結構何度も通ってるのに全然知りませんでした。

上総(かずさ)国分尼寺資料館へ到着。住宅街に囲まれた一角で、ナビがないと辿りつくのに苦労したと思います(^^;





資料館の展示も気になりますが、まずは復元された建物へ。



資料館の壁に貼られた地図。②が今いる国分尼寺跡。①が国分寺跡です。間に市原市役所が。両方とも結構な広さがあります。
で、資料館を抜けると・・・



復元された金堂が見えてきました! ・・と、正面である南大門はこの建物の向こう側になるので、そこまでてくてく歩いていきます。



こちらが南大門。



おおお! 月並みな感想しか出てこないですが、スゴイ迫力です!!
話しはずれますが、羅生門(羅城門)とかもこんな感じだったのかな?と思ったら、もっと壮大だったようです。



本来は誰も入れない金堂ですが、そこは復元建物。脇から内部の回廊に。キブンは一機に天平の甍へタイムスリップ!です。
平成9年に竣工したこの建物ですが、当時の技術に拘り、たとえば柱は槍鉋を造るところから再現したそうです。



本堂側から南大門を眺める。八角燈籠は東大寺のものなどを参考にしたとか。
本来であれば本堂も復元され、さらには講堂であるとか尼さんの住まいの尼坊など全体を復元するはずだったようですが、この本堂(の一部)を復元したところで頓挫(行政の財力が力尽きてしまった?)。ちなみにこの南大門と回廊の復元で13億円かかっているそうです。



草原にはツクシが。暖かでしたねぇ。



資料館にも行ってみました。国分尼寺の全景模型が展示されていますが、自動の解説アナウンスとライティングによる劇的な演出もあったりして、お金がかかった展示で一見の価値アリ!です(しかも無料!)。訪問された際にはぜひ御内覧をおススメします。

他にも解説した映像の上映などもありますが、時間がなく、我が家はスキップさせて頂きました(^_^)
ちなみに当館のパンフレットはpdfになっています。(こちら

それにしても日本史の授業で「各地に国分寺を配置した」の一言で片付けられる国分寺(国分尼寺)ですが、お坊さん(尼さん)とお寺があるだけと思っていたところ、とてつもなくシステマチックな設備として整備されていたんですね。各地に仏教徒のエリート中のエリートが派遣され、日々職務に励んでいた重要な「仏教センター」として機能してた施設ですもの、当然ですね。大変勉強になりました。



次いで、国分寺跡の方にも行ってみました。



こちらは草原に盛り上がった石の基礎部があるのみ。



横の看板を見ると、七重の塔の跡だそうです。小高い台地の上に、林しかないところに忽然とそそりたつ七重の塔、当時はさぞ荘厳な威容を放っていたことでしょう。
七重の塔の横には金堂があったそうですが、



いまやこの状態。焼き討ちなどで消失してしまった天平文化の財産。なんとも惜しいですね。

今回の見学で、市原市の周辺が当時、時代の最先端として位置づけられた千葉の要所であったこと(だから市原周辺の千葉県中央部を”上総(かずさ)”、千葉県北部を”下総(しもうさ)”と呼ぶ)を学びました。
その反面、実際に行ってみたら、標識も殆どないし貴重な史跡だけになんとも勿体無いですねぇ。昨年とあるクルマの試乗で直ぐ近くを通っていたことに気付いて再度びっくりでした。社会人になって千葉に移り住んできた自分は、ヘタをすると今回の復元建物も一生知らずにいたかもしれません。市原市や千葉県には、もう少しお金をかけて整備・アピールして欲しいと思いました。 

それはともかく、天気もあいまって、充実した史跡探訪となりました。


Posted at 2017/03/20 18:45:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | スプラッシュアレコレ | クルマ
2017年03月16日 イイね!

PASSOが我が家にやってきた

ええと、甚だ唐突ではありますが、実はパッソに乗り換えることになりました。
そうです、パッソです PASSO!!!

パッソ
PASSOのCMだとドラえもんマツコさんのこのバージョンが大好き(^_^)



パッソ座面

PASSOの座面、良いですねぇ、快適度大幅UPです!!

あれほどスプラッシュいちおしだったのに、あっさり乗り換えたよな~
ごめんねスプラッシュ、気持ちよさには抗えなかったの・・・
さらばスズキ、さらばスプラッシュ、さらば青春の日よ(古杉)

スプラッシュ


って、待て待て、スプラッシュは手放してませんよ! 
あ、じゃあスプとPASSOと2台体制? いいえ、我が家はスプ1台です。

だって、乗り換えたんでしょ!? 
ええ、









トヨタじゃなくてLIXILのPASSOに、ですけどね!

LIXIL パッソ

という、無駄な前フリでしたが(^^;
自宅トイレの便座をLIXILのPASSOに入れ替えました。
洗浄便座を乗り換えた、というわけ<「乗り換える」て言わないだろ普通

以前からトイレリフォームを考えてたんですが、我が家には1Fと2Fと2つあって、2つ同時は予算的にダメ・・・というところで長らく停まってたところ、じゃあ便座だけ換えようか、ということになり。

もともと我が家のトイレはINAX製だったので、入れ替えても違和感ないだろう、ということでLIXILで、瞬間式かつリモコン式で安いものを、ということでこれになった次第。結果、最初から仕様としてあったかのような予想の斜め上いく全くの違和感のなさに驚愕。もちろん快適度大幅UPで大満足!

20年前のトイレに何の問題もなく装着できたことにもビックリ。色も同じだし。日本のトイレメーカーってスゴイ!と、再認識したのでした。

まぁそんなわけで、PASSO導入でクルマの趣味にも益々勢いがつきそうです!<かなり無理矢理な纏め(^^;
ってな、今回はクルマネタじゃなく全編単なるヨタ話でスミマセン m(_ _)m
Posted at 2017/03/18 10:05:00 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2017年03月04日 イイね!

スズキ ソリオ バンディッド  HYBRID SV 試乗

ハイブリッドに格別の興味のない自分、ソリオでフルハイブリッドのリリースが取り沙汰されても食指は動きませんでしたが、具体的にその機構を動画で見たりするにつれ、俄然興味が沸いてきました!
ということで、ようやく試乗する機会がもてました。
(写真はすべてcarviewからリンク

ソリオ バンディッド フルハイブリッド

ソリオ フルハイブリッド メーター

試乗してみたら・・・いやはやソリオハイブリッド、これは良いですね! 自分的に「地に足のついたハイブリッド」という印象で、ハイブリッド車で初めて購入候補に入れようと思いました!(^^)

■良かったところ

ソリオ バンディッド リア

・走る・停まる・曲がるが楽しい!
 なんといっても「シングルクラッチのAGSの変速の間をモーターでアシスト」というアイデアが素晴らしい!(^^)
 AGSなのにアクセルペダル踏みっぱなしでもショックが殆どないままのスムーズな変速に感激(ギアチェンジは感じますが、身体を揺すられるようなショックは皆無)!! クルマに詳しくない人なら、普通のトルコンATと思うかもしれません。
 AGSの最大の?ネガが払拭されれば、あとはMTとしての心地よいダイレクト感だけが残るだけ! アクセルペダルに対しての反応がひたすら心地よい!そして楽しい!!
 「CVTが入らなかったためにAGSにせざるを得なかった」問題を逆手にとって見事に昇華、まさに逆転の発想! てなプロジェクトX的な技術開発秘話に弱い自分(^^; とにかく素晴らしい!の一言です。

・高い剛性感
 フルハイブリッドだけでなく、その他の部分にも着実に手が入っている様子。現行ソリオデビュー時に試乗したときと剛性感の印象が違い、ガッチリ感が大幅UPしたように感じました。ミニバン的ボディ形状を考えれば十分過ぎる剛性感と思います。

・改善された足回り
 足回りもデビュー当時は若干ヒョコヒョコとしたフィールでしたが、ハイブリッド機構による重量増が功奏したか、足回りのチューニングを変更したか(その両方か)、やや硬めでまだ若干バタつきを残しつつも路面の凹凸をいなし、好印象でした。
 もっとも現行ソリオにこれまで評されていた後部座席の突き上げ感がどの程度改善されたかは、今回後部座席で試乗していないので不明です。

・良好なNVH性能
 終始エンジン音はかなり小さく、ロードノイズも積極的に遮蔽している印象。このクラスの静粛性としてはかなり高いと思います。

 とにかく欧州車然(言い過ぎ?(^^;とした足回りや剛性感、そしてAGSのスムーズなダイレクト感・・・とひたすら楽しい試乗でした。しかも広い車内も手に入る、これは売れるわけですね。
 そうそう、「個人的には問題」のアルト以降のシートフレームを使った運転席シートですが、ソリオの場合はアップライトの姿勢が幸いしてか、試乗時間中は問題なかったです。

■残念なところ

6エアバッグと後席中央席のヘッドレスト非装備はもはやデフォルトとして、その他には以下が気になりました。

・まだ熟成途上?のハイブリッド
 見事なシステムではありますが、道半ばの印象。
 例えばアイドリングストップからスタートすると、最初モーターで加速、やがてエンジン始動、となりますが、マイルドハイブリッドではエンジン始動が殆ど判らないのに対し、今回のフルハイブリッド、ややはっきりとエンジン始動が認識できます。
 パンフを再読すると、マイルドハイブリッドとISGのタイプは異なるとのこと。
 他にも加速時、ときどき1速ないし2速でやや引っ張りすぎて加速が鈍い感じの場面があったり、制御はまだまだ熟成の余地あり、と思いました。

・やっぱり6速にして欲しいAGS
 上記にも関連するかもしれませんが、AGSが5段変速なのがやっぱり勿体無い。できれば6速にして欲しい。スペース的にもう一段のギアが入らないでしょうか。あるいはコストの問題でしょうか・・・

・お値段が高め
 さっそく見積もりしてもらったら、運転席側オートスライド、自動ブレーキ、シルバー色も有料色、。。。と諸々積み重ねると車両価格が合計240万円ほど(!) 購入意欲があっという間にしぼんでしまいました(^_^;;
自分が今、ソリオを検討していたら「そこまで値段が高いならマイルドハイブリッドでもいいや・・・あ、ちょうどFリミテッドって特別仕様車があるし」となってしまうかも(^^;

そういえば、このクルマもそうですが、最近はシルバー(グレー)色でさえも有料色の場合が少なくないですね。「客から吸い取れるものなら骨の髄まで」て感じです(おいおい)
#ところがFリミのミネラルグレーメタリック(ZMW)は追加料金なし。密かにポイント高いのでは、と思ったりします。

ミネラルグリーンメタリック
(この画像のみスズキwebサイトからリンク

■スプラッシュより軽量なのに重厚感は上

ソリオ バンディッド

「エネチャージ」からスタートして開発を積み重ね、独自のフルハイブリッドのリリースにこぎつけたスズキに拍手を送りたいです。とはいえまだ荒削りの感あり。今後どんどん良くなっていく(良くなっていって欲しい)のが楽しみです。
上記のようにマイルドハイブリッドの客寄せパンダだと残念ですが、今のところフルハイブリッドの受注は堅調に推移しているようでなによりです。
また、剛性感、足回りのクオリティもアップしていたように感じました。ソリオの今後の熟成も楽しみです。

 それにしても試乗が終わって愛車スプラッシュに乗ると、スプの方が車重が70kg重いのに、走りが軽快に感じるぞ!?
 この軽快さはどこからくるのかな? それをいうならソリオの重厚感はどこから?(エコモードOFFにしても大きな変化はなかった気がするし・・・)そういえば先日試乗したワゴンRでも重厚さを滲ませていましたし、スズキさん、ハーテクトを活かすコツを掴んだのかもしれませんね。
Posted at 2017/03/05 13:03:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「待望の新型ムーヴに試乗! おかえりなさいダイハツ!て感じ(どんな?(^^;  新車市場にダイハツ車がある安心感。インプレはいずれ。スバル版ステラも気になります(^^)」
何シテル?   06/08 16:43
なとりです。よろしくお願いします。 クルマの話大好きです。暇さえあれば試乗に行って研究してます。 写真はそのうちに(^^;
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