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2019年11月24日 イイね!

トヨタ ライズ Z(4WD) 試乗

先日のダイハツ ロッキーに続いて、今度はトヨタのライズを試乗してきました。
目的は4WD版の試乗です!

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クロスビーでは2WDより4WD版の方が、車重増とそれにともなうセッティングの妙(リアサスの機構も違うし)で乗り心地が良くなっていました(未チェックながら恐らくイグニスも)。ロッキー・ライズも同じ現象になる可能性は大いにあります。
例によって4WDの需要がほとんどない?千葉県、試乗車があるうちに乗っておくべし!と行った次第。
#残念ながらロッキーは4WDの試乗車は皆無。

で、試乗したら・・・2WDとの違いがあまりにも少ないドライブフィール逆に驚きの連続、でした。その他、気づいたところを以下に。 
(※一部ロッキーの画像を使用してリンクしています。)

■驚きポイントその1 エンジンフィール
グレードはロッキーの試乗と同様最上級のZ。細かい装備の仕様は異なるものの、基本的には同グレード、足回りの比較ができると判断

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で、いざスタート。おおお、まったく4WDの車重増のネガが感じられない!
2WDと4WDでは70kgの違いがあるこのモデルですが、4WDになっても加速にもたつきは一切感じられませんでした。というか、停止からの初速もスムーズそのもので2WDと4WDの違いは自分には分かりませんでした。

■驚きポイントその2 足回り
同じく足回りも、2WDとの差異が基本的に感じられず。強いてあげれば路面の凹凸に対するしなやかさは、極小で4WDに軍配が上がるかもしれません。でもそれは、2WDと4WDを2台並べて乗り比べて判る範囲。例えば走行距離が増えて足回りにあたりが付いた頃に果たして差が判るだろうか、という程度でした。逆にこれなら悪路走破性の要求がなければ2WDで十分、と。

それにしても改めてこのクルマ、運転しやすいですね。
このクラスの国産車としては作りこんだハンドリング、前述の足回り。パワートレインの反応の良さ。こういう「平均的に(誰にとっても)出来が良いクルマ」も少なくなっていますので、貴重な良いクルマ、だと思います。うーん、これだとコスパ的には(まだ現物を見てないけど)ヤリスが霞むのでは?>トヨタさん(^^;;

■驚きポイントその3 荷室の広さ

で、試乗から戻ってきて後席、荷室チェック。荷室の床下収納の容積の大きさにまたびっくり!

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通常このクラス(だけではないか)の荷室の床下収納スペースは、デフの都合で2WD(FF
は広くとってあっても4WDは狭くなるのが常道。ところがこのクルマ、確かに床がかさ上げされてスペースは狭くなっていますが、それでも前後左右に間口が広く残されていて、広大なスペースが確保されています。
なぜかFFの方は四隅が板で覆われていますが、4WDはそれがない分、個人的にはむしろ好印象。実際、4WDの方が使い勝手が良いユーザもいるかもしれません。

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そうそう、このクルマの地味に素晴らしいところは、後部ハッチに2つノブ用の窪みが確保されていること。

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右側に1個、というのが国産車の定番。良い意味で国産車ぽくないですよね(^^)
そういえばトコットもタントも、リアハッチ両側に取っ手の窪みが二つあったなぁ。積極的にリアハッチを樹脂製にしているダイハツならでは、でしょうかね(外板が鋼板だとやっぱり窪み1つもコストカットの対象になるだろうし)。ダイハツにはぜひこれを標準装備にして欲しいです。これだけでもダイハツに大幅加点です(^^)

■驚きポイント(番外) え?、値引き!?

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で、試乗後に簡単に見積もり。最上級グレードの4WDということで、当然ながら総額はそれなりに高くなるだろうなぁ、と予想して、営業氏がもってきた見積書を見ると、あれ?先日の2WDのロッキーとほとんど変わらないぞ!? (基本装備(オプション)も基本同じように見積もってるのに・・・)とよく見たら、車両本体から10万円、オプションから5万円の値引きが!!

「新型車は値引きしないのが普通ですが、このクルマはスタートダッシュで沢山売りたいんです。それを街中で見て興味を持った人が来てくれれば商売に繋がりますし」と。
実は対応してくれたのは、このディーラーの副店長。このメーカーにしては(失礼)商品知識が豊富だし、頼んでもいないのに、試乗後にボンネット開けてエンジン見せてくれて熱心に説明してくれる(単なる試乗で、営業氏側からエンジンルームまで見せてくれたのは自分史上初めて)、そして見積もりでいきなりのこの値引き! ちょっと感激しました。
おまけにしつこいところは一切なく、「ヤリスも見てみたい」と言えば「そうそう、沢山見てご検討された方がよいです」と余裕の対応。
こういうセールス氏なら買いたい!と思います。
もしもライズを新車で買うなら、ぜひこの人に相談してみようと思いました。

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・・・とまぁいろんな意味で驚きづくめの試乗となり、大満足。
とにかく、ロッキー/ライズ は、取り立てて尖ったところはないんですが、デザイン良し・パッケージング良し・走行性能良し・安全性良し、と、いずれも「絶品!」とウットリする、というのとは違うのですが、総合的に優等生。例えがアレですが、のび太、ジャイアン、しずか、スネ夫のドラえもんレギュラー陣がそれぞれが一芸に秀でている?のに対して、すべてに頭一つ抜きんでているのに目立たない準レギュラーの出木杉クン。ロッキー/ライズにはその出木杉クンのような印象を持っています(褒めてます)。

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こうなると、「あの装備」のロッキー/ライズも試してみたくなりました。(「あの装備」って?) 機会あれば近日中にまた試乗したいと思います。
Posted at 2019/11/24 12:57:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2019年11月15日 イイね!

酒々井総合公園とPark Side Cafe

ちょっとタイミングを逸してる感もありますが・・・
11/4の祝日、ふらっと以前から気になっていた公園に行ってみました。
そこがこちら、酒々井総合公園です。

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野球場やグランドなどとともに、梅林などもある文字通りの何でもありな公園。
割と広めですが、近隣の自治体にある四街道総合公園を考えると、ややコジンマリという印象。でも四季を通じて楽しめる、落ち着いた良い公園です。

ちなみに「酒々井」と書いて「しすい」と読みます。
この地域には東日本難読地名一位?だかの「匝瑳」もありますが(読めますか?)、この酒々井も慣れるまで読めませんでしたねぇ(^^;


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このときはあいにくの天気で、人もまばら。

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イチョウが綺麗でしたが、雨も降り始めたので速攻で撤収。

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11/10に再訪してみました(^^)

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駐車場近くにある古墳、墨小盛田古墳(すみこもったこふん)が目に入ります。公園内にあってゆっくり見られる古墳はこのあたりでは意外と貴重かも(印西の「房総のむら」とかのテーマパークは別として)。・・・と、この文面を読んでる横で、家族連れの女の子がキャッキャッと登っていきました。いいのかなぁ(^_^;

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先週と打って変わって駐車場はクルマがいっぱい。
桜の季節はここもお花見で混みそうです。

はてさて、2週続けてこの公園に来たのは別の目的があるからで、次に寄ったのがこちら↓

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酒々井総合公園のすぐ横にある、その名もSHISUI PARK SIDE CAFE

先週来た時に見つけてチェックしておいたのです。

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なにしろ道路から見えるファザードには窓が1つもなくて、よく言えばオシャレ、悪く言えば人を寄せ付けない雰囲気(^^;
一週間の間にネットで検索して、れっきとした喫茶店であることを確認、意を決して訪問した次第(大げさ)

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店内はこんな感じで木製の調度類が良い感じ。で、反対側は、

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酒々井総合公園を借景に見下ろす、とても気持ちいい眺め!です!!
店内にはボサノバが流れているし、個人的にはどストライクなカフェでした!
こういう雰囲気のお店を探していたんです!
今回はテスト?ということもあり、お茶のみ。コーヒーと、

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チョコレートのケーキをオーダー。予想以上のボリュームに家人とびっくり。
ムースとスポンジの間にラズベリーが挟んであって、甘さのなかに酸味が生きててアクセントになっていて美味しかった!です。
ランチやディナーのメニューもあり、美味しそうです。次はランチを試したいと思いました!

このお店は今年5月に開店したばかり。上記した通り自分の好みにドハマりのお店だったので、また訪問したいと思いました。店構えが結構特殊で、お客を寄せ付けない雰囲気なので、それにつられてお客が少ないと静かに過ごせそうなような、あまりにお客が来なくて潰れちゃっても困るし、となかなか今後が気になります(^^;
実は某アウトレットにも比較的近く、近所にいらっしゃった方はぜひ!(^^)


Posted at 2019/11/16 18:30:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | スプラッシュアレコレ | クルマ
2019年11月10日 イイね!

ダイハツ ロッキー プレミアム 試乗(後編)

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非常に好印象だったロッキーですが、残念なところもありまして・・・

■残念だったところ

今回、最もマイナスに感じたのは、前席の居住性(パッケージング)です。

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「外は小さいのに中が広い」が謳い文句ですが、そのしわ寄せ?として、まずAピラーの傾斜がかなり大きく(傾いている)、ピラー上側のルーフとの接続箇所が顔に近く、圧迫感を感じました。加えてピラーが結構太目で、斜め右の視界を遮っていて、ユーザーによっては、いざというときに致命的になる可能性があるように思います。

また頭上は余裕はあるのですが、室内高が微妙に低くシートバックを少し寝かせた形になります。ミニバン的アップライトな姿勢というより、セダン・ワゴンに近い姿勢でのドラポジ滑る素材のシート表皮とあいまって腰の固定が甘く、ズレてシートバックから浮き気味、そうなると微妙に腰に負担がかかる、疲れやすいシートになっていると感じました。

現状でもタワーパーキング入庫要件は放棄したボディ形状なので、いっそあと3cmか5cmほど室内高を高め(車高を高め)てAピラーを起こし、アップライトな着座姿勢にする、そうすればもっと居住性が高くなったのに、と思いました。まぁ、空気抵抗が上がって燃費が低下するだろうし、スタイリングの観点からも、営業からOKは出なかったのでしょうけれど。

ただ、ライバルとなるクロスビーは、明確にAピラーを立て、前席から遠くに配したデザイン。

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前列の居住性に関しては、クロスビーに圧倒的アドバンテージがあり、少なからずクロスビーに流れるユーザーは出てくると感じました。

その他、かなり頑張っている内容ですが、それでも「200万円越えの値段にしては・・・」と感じてしまうところも散見されます。
・テレスコ非装備(前述のドラポジ故、前後位置の微調整機構は必要性高)
・加速時にノイズ大き目の興覚めの3気筒エンジン音(ここも新開発だったら・・・)
・軽自動車と同質樹脂の内装のチープ感(もう一息がんばってほしかった)
などなど。

あと、「ナビを付けません」という場合でも、センタコンソールにナビ装着の四角い大きな「空白部分」が残ってしまうんですよね。そっくり取り除いて蓋をできるオプションパーツがあっても良かったのでは、と思います。

■オプション費用圧縮の流れは歓迎

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このロッキー、メーカーOPのナビ関連装備を「ユーザの使用するスマホのアプリ利用」に割り切ったことで、オプション費用がぐっと圧縮できるようになっています。
具体的にはパノラマ、ブラインドビュー付き9インチの”最上級仕様”のモニターが11万円。月1GBながらwi-fiルーターがついているので「スマホのナビを使える環境」を考えたOPだと思いました。

その他ETC、コーティング、バイザーなどパックでナビ含めて30万円ほど。税金20万円、メンテパック10万円。Gグレード(FF 202万円)で見積もったところ、総額260万円。当然ながら絶対値は高いですが、昨今では総額費用の1/3(以上)が「本体価格以外の諸費用」となるのも普通なので、かなり「良心的」と感じました。

■今年一番、発売されてうれしかったクルマ

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コストを大幅カットした内容の反面、値段は上昇、という二重苦に年々拍車がかかっている昨今の国産車にあって、中身の濃さ、ありていに言えば「良いもの感」が感じられる内容。個人的にはここ数年で試乗した国産車のなかでも最も「長く付き合えそう」と思いました。際立った高性能は持たずとも総合的な完成度が高い、平均点の高さが特徴のクルマと言えると思います。

もう少し足回りが熟成されると良いなぁ、と、スプラッシュに乗ると実感しましたが、スプがダメになったときの「次の一台」候補が増えました。

総じて、ダイハツの真摯な開発姿勢が感じられた今回のロッキー、外野からは抑圧的体制と感じるトヨタ傘下にあって、ようやく独自の立ち位置を確立できたかな、という気がします。
長い間の迷走から脱した印象です。
このロッキーの熟成とともに、これからのダイハツの新型車にも期待したいと思います。

Posted at 2019/11/10 17:41:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2019年11月10日 イイね!

ダイハツ ロッキー プレミアム 試乗(前編)

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待望のダイハツ ロッキーが発売! 11月5日にデビューで今週末に試乗車が間に合うかな、と様子を見てたら用意されていました! ラッキーにも営業さん同乗せず試乗させてくれまして、時間は変わりませんが、じっくり試乗することができました。

ロッキー、はりダイハツの力作!と思いました。

■良かったところ

原材料費高騰などもあって値段の高止まりする国産車市場にあってかなり頑張ってます。

・クリーンなデザイン
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 プレスラインをいたずらに多用したデザインがまだまだ主流ですが、ロッキーはだいぶ整理されシンプルな造形。長く乗れそうなデザインが好印象です。このデザイン品質の高さは、15年くらい前までの勢いがあったダイハツを想起させてくれました。
・高い剛性感
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 DNGA第2弾、剛性感は小型車クラスとしては申し分なし。ドイツ車のようなガッシリ感はないですが、軽量かつミシリともしないカッチリした強固さ、という印象でしょうか。
・力のあるパワートレイン
アクセルペダルに呼応してグンと加速します。エンジンの特性もさることながら、CVTのセッティングの妙、ダイレクト感が高いのが好印象でした。
・しっかり感のある足回り。高いスタビリティ
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 足回りは硬めながら路面の凹凸を吸収して好印象。もう少ししなやかだと上位クラスも食うレベルですが、走行距離が伸びてくれば加わるかもしれません。
・高い静粛性
 大口径のタイヤをはいていることもあって、路面によってロードノイズが大きいこともありましたが、総じて静粛性はこのクラスとしては申し分ないと思いました。決して「遮音材がたっぷり」な感じはないですが、静粛性が高いか低いか、と問われれば、明確に「高い」と感じるレベル。ダイハツだけでなく国内各メーカーとも、コストをかけないノイズ対策の設計ノウハウをかなり蓄積したんだと思います。
このあたりの質感の高さは、剛性感のあるハンドリングにも感じました。
・造り込みされた(と思わせる)前後シート
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 シートは形状、クッション圧の異なる材の適材適所の使用など、かなり「考えられた」シートでした。ここもコストとのせめぎ合いを感じますが満足度の高いものでした。 
・高い後席居住性
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 今回意外だったのがここ。外から見て狭い印象がある後席ですが、乗降性はもちろん、実際に座ってみても、前後左右、そして頭上とも実用上の余裕は十分。実際に走行時の検証はできませんでしたが、着座した感じは問題なし、というか、後述しますが、シートとしては前席よりも良いと感じました。
・高い安全性
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 全グレードとも全席ヘッドレスト、全席3点式シートベルト、6エアバッグ装備 はホントに良かったです。
「ホントに良かった」とか特別に列挙している時点で国産車は20年遅れてますが、事実ですから仕方がありません。一日も早く「良かった点」にわざわざ書く必要がなくなることを願っています。

長くなったので残念ポイントなどは後編で・・・





Posted at 2019/11/10 12:06:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ

プロフィール

「祝!両角岳彦氏が自動車評論に復帰! https://www.as-web.jp/car/1229879?all 個人的に信頼するヒョーロン家の一人でしたがBMWだかBOSCHだかの研究所所属になって隠遁状態で残念でした。往年のように歯に衣着せぬ評価に期待してます(^^)」
何シテル?   07/12 09:55
なとりです。よろしくお願いします。 クルマの話大好きです。暇さえあれば試乗に行って研究してます。 写真はそのうちに(^^;
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