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2025年09月15日 イイね!

日産サクラはホンダN-ONE e:の夢を見るか

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Z世代どころか、元ネタ古過ぎで一般人も判らないタイトルで恐縮ですが(^^; 、土曜日(9/13)にラッキーにもN-ONE e:に試乗できたので雑感を。
(サクラの代車だったデイズの試乗記は次に(^^))

例によって試乗車の写真は撮り忘れ(^^; ディーラーでカタログ、価格表など貰いましたのでそちらで代用。ちなみに試乗車は 上級グレードのe:Lで、カラーはフィヨルドミスト・パールでした。販売店サイトで試乗車として表示されていたので問い合わせると、フロアマットなど装着前のODOメーターの表示は8kmの新車ほやほや、でした(以下の画像は1つを除いて、いずれもメーカーサイトからリンクです)

■サクラと比べると
BEVとして基本的な走行フィールは当然ながらサクラと同じシームレスな走行フィール、太いトルクによる加速、静粛性。ホンダもホンダeでEVの市販車を出していることもあり、走る・停まる・曲がるに無粋なショックは皆無で非常に洗練された挙動を示します。
その上で「軽やかさ」が印象的。サクラがバッテリーを床下に並べたことからくる重心の低さ、”重厚感”が特徴とすると、N-ONE e:はその感覚が薄く、走行フィールが「軽いなぁ」という感覚でした。軽快感というのではなく、挙動が軽くスイスイ、という感じ
0km/hまでサポートしてくれるシングルペダルコントロールもサクラとの大きな違い。

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サクラの「e-pedal」に相当するシングルペダルコントロールは、サクラよりずっと優しい効き具合でよく研究している感じです。ヒョンデのINSTERも同じ仕様でしたが、なんだかんだ言っても、停止までサポートしてくれるのは良いですね(サクラは最後はドライバーのブレーキ操作に委ねる設計)。

・今後の定番になりそうな分かり易いギアのIFが今回最大の収穫ポイントでした。

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シフト操作を廃しボタン(とレバー)のみになったギアのインターフェースは直感的に分かり易く、新たなスタンダードと思わせる説得力に満ちています。ドライバーがバックに入れたつもりがドライブに入っていた、とかは理論的には発生しえない。これなら某プリウスミサイルの発生率も相当抑制が期待できる造りです。

・そしてサクラともっとも違うのが商品コンセプトの方向性ですね。
面白いのは、見た目や静粛性などの五感に高級感を訴えて「価格相応」の演出に腐心しているサクラに対して、このN-ONE e:は殆どそういう演出をしてこなかったこと。もともと最近のホンダはステップワゴンとかフリードとか、「ミニマル」「シンプル」を基本コンセプトとしてリリースしてきてはいるものの、N-ONE e:は270万円からスタートするプライスタグの軽自動車ですから、ずいぶんと思い切った決断をしたものだと思います。

 例えば明らかにN-ONEよりコストダウンされたシート、インテリアをごまかさず結構ストレートに出しています。
 シートは、元のN-ONEと比較するとだいぶコシのない感じ。先代N-BOXと現行N-BOXの差に近く、開発世代が違うことでここまでコストダウンが進むのだと実感。むしろ次世代N-ONEが販売されれば、N-ONE e:に近い仕様になるのでしょう。これはN-ONEオーナーの次世代のシートの予習にもなるかと思います。

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・また、サクラはロードノイズにも気を使っていますが、N-ONE e:はタイヤ性能にも起因すると思いますが、目の粗いアスファルトだとロードノイズは割とダイレクトに車内に入ってきます。このあたりも元のN-ONEの方がむしろ抑えられているように思います。

■"それ"をエコ志向と謳う販売戦略

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その他、リサイクル樹脂を使用するだけでなく、全体にコスト削ってる感のフロントパーツのデザインだったりプラスチッキーな内装だったり、で、メーカーとしてはエコロジカルを前面に出した広報戦略ですが、要はサクラと同じくバッテリーのコストアップを吸収するために、元のN-ONEよりコストカットしました、というクルマだと思います。「ホンダよ、お前もか」という、EVの(ほぼ日本市場オンリーである)軽自動車規格下での開発はかくも難しい、ということですね。4月に大々的に軽自動車規格のEV開発・販売を発表したBYDは、26年にどんなモデルをリリースしてくるでしょうか・・・

■N-ONEシリーズというよりもはやあの兄弟車?(^^;

ところで、フロントのライトまわりのグリル部はリサイクル部品だそうで、実際、白い粒々が見えます。個人的には気に入りましたが思った以上にこのグリルは主張が強く、シンプルでクリーンなリアのデザインとアンバランスな印象がしました。

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そしてフロントフェイスは、シグネチャーリングの上側を切り欠いたデザインにしたために、N-ONEのファミリーというより「”あっちの彼”の優しい顔の弟」のような気がする(^^; 素直にN-ONEと同じに系統のフェイスデザインにしても良かったような(^^;;

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■サクラかN-ONE e:か

ということで、日産サクラオーナーから見たN-ONE e:は、サクラの航続距離で致命的なストレスを感じているのでなければ、世界観が違い過ぎて買い替えなどの比較にのぼってこないのでは、と思いました。

上述の通りN-ONE e:の内外装デザイン・走行フィールは、むしろサクラの対極をなすものですので、その嗜好に共感されればどうぞ、ということになりますが、使い勝手でいえば、我が家には正直サクラが合っている感じです。

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それに今回のN-ONE e:、価格訴求モデルである低価格グレードのe:Gの方は、急速充電ポートがオプション設定になっていたり、と「値段を抑えるにもほどがあるだろう」という感じ。そこまでしてもサクラより高い価格帯、航続距離がどのくらいのボリュームのユーザーに魅力に映るか。

件のサクラを凌駕した走行距離ですが、

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航続距離が伸び、N-ONE e:の一台所有で済ませられるか、というと、エアコンの消費で10%程度がもっていかれることを考えると、残念ながら訴求力としては弱いと思います。
サクラと同じく「複数所有が前提」で「街中使用前提」で「給電施設を用意できる」ユーザーが優先される。そうなると市場としては既に飽和状態です。

というわけで、軽自動車企画のEVが行き渡った状態の市場で、新規顧客の開拓に成否がかかっているな、という感じです。

■ホンダeの”悪夢”?

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EVメーカーとしての旗をぶち上げるべく、自動車評論家にも絶賛記事を大量生産させての華々しい広報戦略でデビューしつつも、結局は鳴かず飛ばずであっという間に販売終了したホンダe。今回のN-ONE e:はホンダeの悪夢再び、になりかねない危うい船出なのではないかしら、と。ただでさえ新車発表が少なく寂しくなった国産車シーンだけに、N-ONE e:の発売は大変メデタイニュースでしたが・・・今後の動向に注目しています。

Posted at 2025/09/15 09:46:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2025年09月13日 イイね!

「好事魔多し」とはこのこと?

ついにお膝元の追浜工場の閉鎖が決定になるわ、ホンダから強力ライバルが発売になるわ、と周囲が慌ただしい? 日産とサクラ界隈ですが、愛車のサクラは順調、非常に快適です。

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ボディ色がシルバーかつモノトーンのカラーリングがお気に入りです。ボディの抑揚がよく映えるカラーリング。このカラーに出会わなければ所有に至らなかったと思います。

が、こういうときに限って、という感じで、8月中旬、家人がリアフェンダー横に傷を発見。

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うーん、ドアパンチされた?様子(;_;)
いつもならタッチペンでタッチアップをちょいちょいとして終わり、なんですが、中古車とはいえ納車半年経ってないので、さすがに残念感が(涙)

ところで我が家のサクラ、実は契約時に担当営業さんのセールストークに見事にのせられて強いお勧めで、日産カーライフ保険に加入していました(営業氏から1年だけでも契約してくれるだけで良いので、とドラレコとバーターで加入したのはナイショ(^^;

んで、この保険には「スーパー・スモールリペアサービス」という、ちょっとした小傷のリペアを補償する特典(年1回利用可能)がついており、

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せっかくだから、このサービスを利用してみてもいいかも、と思いついた次第。
ただまぁキズのサイズがサイズなので、利用に対してのネガなポイントが勝れば使わないでタッチアップで済ませよう、と、ともかくディーラーで見積もってもらうことに。

ところがディーラーで「キズがここに・・・」と説明しようとしたら、キズだけでなくヘコミがあることも発見!うひゃ~、正真正銘のドアパンチ(て何)されてたのか!!(上の写真でも良く見ると分かります。実は初見でも気付いたものの、角度によってわからなかったので気のせいかと思ってたのでした(^^;)

いや~こうなるとタッチアップだけじゃなくキチンと板金してもらった方が良いなぁ。
ということで、急遽路線変更、問答無用で保険のリペアサービスを利用することに。
見積もりした結果、特典の保証金額を適用しても持ち出しが。修理工場にお願いした方が安く上がるのかもしれませんが、今回はこれはこれでブログのネタにできてラッキー「保険のサービスを利用してみた!」て経験積むのも目的の1つなので、お願いしました。

実施日が9月頭に決まり、改めて入庫して施工実施。
いわゆるクイックリペアなので当日入庫の当日仕上げ。ただ、ディーラーへの2往復は地味に面倒だったので、ディーラーの勧めもあって、前日夕方に入庫して当日夕方に引き取り、としました。

手続きに関しては保険に関わる手続きなので、実はいろいろありましたが(事象の発生時期・場所のヒヤリングとか)、事務手続きなどは基本ディーラー側ですべて手配して頂けてこちらの作業はまったくありませんでした。

さて、ドキドキの仕上がり具合は・・・

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いやはや、素人目にはもとのキズの場所が判らないのはもちろんのこと、クイックリペア故、範囲を拡げずに塗装している筈ですが(ボディ色と馴染ませる範囲が狭くなり、広範囲を塗装するより高等技術が要求される)、どこまでが塗装範囲かもまったく分かりません。すばらしい職人の匠の技を文字通り見せられました。
まぁ、細かいこといえば経年劣化とかどうなん?とかありますが、自分でも簡易コーティングとかして表面を保護しますし、それはそれ。おかげで、またキブン一新で乗れ、大満足です(^_^)

それにしても、今までのドライバー歴では幸いにもドアパンチの加害・被害経験はなく、自分は駐車場で隣のクルマに当てないように気を付けていますし、自己防衛として、スライドドア車の横を選んだり、横のクルマとできるだけ間隔空けたり、というのが習慣になってますが、家人は特に意識していなかったそうで、今後はできるだけ考えて駐車してもらうようにしました。

とはいえ、ただでさえ軽自動車で車両全幅が小さく、駐車場で間隔が広く確保できるサクラにドアパンチするってどういう乗降してるのやら(風に煽られて、とか状況は判りませんが)。

いずれにしても不可抗力でドアパンチしてしまったら、相手方には正直に申し出て修理費負担くらいはしましょうね。マナー云々以前の大人として行う当然の行動でしょう。(いろんな意味で)凶器を手なずけて利用しているという自覚と責任をもってカーライフをエンジョイしたいですね。他山の石としたいと思います。

はてさて、入庫中の代車として貸してくれたのは、

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マイナー後のデイズ・ハイウェイスターのNA
完成度の高さに感動しました。この試乗記はまた別の機会に。


Posted at 2025/09/13 12:07:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | サクラアレコレ | クルマ
2025年08月24日 イイね!

これぞ日産の”底力”が結実した証?

NMKVの稼ぎ頭、日産ルークス/デリカミニ・ekスペースの新型が発表されました!
(以下の画像はwebCGサイトからリンク)

■日産ルークス ハイウェイスター

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■日産ルークス

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■三菱デリカミニ

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■三菱ekスペース

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■苦節3代目?

まず何と言っても、日産の困難な経営状況にあってNMKVがスケジュール通りの新型発表にこぎ着けただけでも良かった、と思います。

その上で、突貫工事に加えて燃費偽装問題がダメ押しになって苦戦した初代、満を持して開発にコストをかけてリリースしたものの、まさかのデビュー早々世界的パンデミックに襲われて想定されたマーケット戦略が根本から総崩れになってしまった2代目、そしてデビュー前からメーカー自体が傾きつつある3代目・・・このNMKV版ルークス兄弟は、少し怖いくらいに不運がつきまといます。
(2代目(先代)はルノー・日産のAセグメントのプラットフォーム・エンジンを使っているので文字通り「普通車のような」完成度で、幸い(ボリュームはメーカーの想定通りとはいかなかったかもしれないけれども)コンスタントに売れたモデルとなりましたが)

はてさて、今回の3代目は・・・

■あのライバルの苦戦を相当に分析?

国内の景気後退、メーカーの経営難・・・という中ですので、当然ながら「先代の資産を極力活用したコストダウン」が開発テーマ、というか大前提となるのは想像に難くありません。これはライバル(NBOX,スペーシア)も同じ路線でした。実際、ホイールベースは先代と同じですのでCMF-Aプラットフォームをベースにしているのでしょう。

そんななかでデリカミニはかなり巧みに先代のテイストをうまく練り込んで昇華させ、なおかつ新しさも表現した、分かり易いデザインにまとめたなぁ、と、ひたすら感心しました(よく見るとボンネットフードやフロントフェンダーが専用デザインパーツとなっているのはひたすらビックリ)
が、一方のルークスは・・・最初「どうしてこうなった!?」と頭を抱えてしまいました(^^;

シンプルといえば聞こえはいいですが、ノッペリというか先代のもっていた分かり易いロードツアラー感が失われてしまいました。
同じ路線のテイストでフルモデルチェンジしたのがNBOX。それ以前の現行タントのデザイン言語(特に標準車)もこの路線と言えるでしょう。NBOXは先代ほどの売れ行きはなく、販売は苦戦していますし、タントがマイナーチェンジで大幅なテコ入れが入ったのは記憶に新しいです。

現行NBOX(wikiからリンク)
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現行タント(wikiからリンク)
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その上で今回の新型ルークスのデザイン。お前もか日産!? 深刻な経営難のなか、同じ轍を踏んでいる余裕があるのか!?
・・・ところが新型ルークスにはキューブのテイストを…という思惑があるようなんですね。
下記の動画を見てなるほど!と腑に落ちました。



そうか、このカドマルシカクのモチーフはキューブを意識しているんだ!
いや、すぐに気付くだろ、て感じですが、自分は言われてみて初めてなるほど、と思いました(^^;

また、例えばウエストラインのドアノブ周辺での変化させたラインなど、単なるシンプルなデザインとならないポイントになっていて、良いアクセントです。

・・・と見ていくうちに、単なるシンプルなデザインに収まらない、非常に練り込まれた造形が身体に染み込んできました。

ちなみに三菱の新型ekスペースの方は、初代ekワゴンや、トッポのフェイスを想起させると思います。(以下の画像はwikipediaからリンク)

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こうしても見ると、NMKVとしてもコストダウンのコンセプトとして「ミニマル」「シンプル」をテーマにしたと思いますが、NBOXなどと同じ開発の方向性ながら、モチーフとした(とユーザーに想起を誘導できる)過去のヒットモデルを日産も三菱も持っていたことが幸いしている、と思いました。
この差は実は大きいですね。

■そこまで削るか

その上で、ハイブリットの搭載がオミットされたのは大英断ですが、やはり残念
燃費については軽量化から策はあったのでしょうけれど、NMKVのハイブリッドシステムnによって、アイドリングストップからの復帰時に、スズキのマイルドハイブリッドと同様にモーターでスタートできるので、エンジンが「ブルン!」と始動する、ダイハツ、ホンダの軽自動車のあの挙動(と音)がないことこそが最大のメリット だと思います。

このシステムを手放し、ダイハツ・ホンダ勢力に自らくだってしまうのは、ディーラーでの試乗・商談で少なからず障害になる可能性もありますね。それをしてさえも先代より大幅値下げどころかコストアップになってしまっているわけですし(スズキのセールスでは声高らかに自らのハイブリッドシステムをメリットとしてアピールしてくるでしょう)

■とにかく試乗してみたい!

(以下再びwebCGからリンク)
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個人的にはデリカミニの乗り味が楽しみですね。合成皮革の割合が減ったシートになったのが嬉しいし(汗っかきなので革シートはNG)、上述のようにデザインは好みです。あとは(初代デリカミニでも気になった)コストカットがさらに進んでいるわけで、ドライブフィールにどのくらい影響を及ぼしているか、試乗で確認したいと思いました。

■ユーザー回帰の引き金に繋がれば良いですね。

個人的には標準車のルークスの方が、往年のキューブ感が強いと感じました。

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キューブそのものの再デビューとは当然違いますが、今回のルークス系の発売で、新型キューブの到来を待ち望んでいたユーザーの溜飲を下げる効果が出てヒットすると良いですね。

総じて最初の印象は良好な今回のルークス系。三菱にはもちろん、好意的に市場に迎え入れられそうな、という意味では、苦しい経営状況の日産にとっても「あのクルマが苦しい経営を助けてくれた」と、後々"孝行息子”となる一台になりそうです。(^_^)
Posted at 2025/08/24 11:33:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | 新車発表 | クルマ
2025年07月20日 イイね!

知る人ぞ知る”寝釈迦様”を拝見に

関東も梅雨明けしてついに夏本番に(>o<)。
梅雨明け10日は暑い日が続く筈ですが、ただ予報を見る限り千葉市周辺はここ数年よりは2~3℃くらいは低い感じ。猛暑日となりつつも酷暑日にはならない模様。梅雨らしい梅雨にもなりませんでしたし、相変わらず天候不順の「いつもと違う夏」という感じです。

そんな3連休、小中高の学校も夏休みスタートしたし、テレビを見ると旅行評論家の鳥海 高太朗氏の顔をやたら見るし(単なる偶然?(^^;、でもそんな夏休み~!なキブンは別世界、我が家としてはメジャーな観光地には絶対近づきません(^^;
そんな今日は午前中にちょっとだけお出かけ。八街市の塩古道に。

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田んぼの緑、森の深緑、そして空の青、のコントラストが素晴らしい!
まさに里山!の”日本の原風景”。 
午前中のうちだと日差しは強いですが心地いい風が吹き、ほっとしました。

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こちらには、youtubeで「sj【motovlog】」さんの動画をみてやってきました。



9:45くらいからのスポットを見にきた次第。なんと”寝釈迦”様が拝見できるとは!
何度も通ったことのある道でしたが全然気づいてませんでした(^^; これはぜひ自分の目で見てみたい!ということでやってきました。

ということで「それ」が見られるポイントに着きました。
写真に収めようと思ったら入りきらないサイズ(^^) ということで画像をつなぎ合わせました。

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法宣寺(中央の道の先)を中央にして、本当に寝釈迦様が! ヒトの目(というか脳みそ)の補正機能ってスゴイですねぇ。頭、首、胸、脚、足、にきちんと見える。さらに法宣寺のあたりに腕~拳があるように見えるので、本当に巨大な寝釈迦様が佇んでいるように見えます。そして目の前にその巨体が横たわる威容にビビりました全長約700m!とのこと!!

(動画にも映っていますが)上の写真のek~の横に看板がありました。

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八街市公認のスポットなんですねぇ。
こんなところが千葉市の近所にあったなんて。もっとアピールいても良いのになぁ。
とはいえ、観光客で騒々しくなってしまっても困るでしょうし。

1つ幸いなのは、これによってこの法宣寺周辺の森が切り開かれることはないでしょう。これからもこの塩古道の里山を御釈迦様に見守って頂ければと思います。
素敵な3連休になりました(^_^)
Posted at 2025/07/20 22:34:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | ekクロススペースあれこれ | クルマ
2025年07月12日 イイね!

日産 アリア B9 試乗

うう、ダイハツの新型ムーヴを発売直後に試乗したんですが、試乗記が進みません(汗)
試乗した印象は良かったのですが、コレだ!というところが個人的に今一つ・・・。「良い人なんだけどねぇ」という感じでそのあとが続かず(^^; いずれアップしたいと思います。

✻*˸ꕤ*˸*⋆。˖✻*˸ꕤ*˸*⋆。˖✻*˸ꕤ*˸*⋆。˖✻*˸ꕤ*˸*⋆

さて、先週の土曜は日産ディーラーに行ってきました。
というのも、我が家のサクラ、空調をつけると出だしにムッとするカビ臭が!(>o<;
販売店での在庫期間が長かったせいか(詳細はいずれ)、納車時からなんとなく匂ってたのがここ最近の高湿度で一気に。
症状からエバポレータが怪しく、こんなサービスがあるのを知って、ディーラーにて施工してもらうべく入庫した次第。

すると、いつもは展示車すら見たことのなかったアリアが試乗車として用意されているじゃありませんか! 

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ということで、待ち時間の間に運よく試乗させてもらいました!
感想としては・・・最近の日産車あるある組のメンバーですね。つまり「乗ってみると良さが判る(乗らないと分らない)」(^^; そしてやっぱり割高かな(^^;

※以下の画像はクルマ関連サイトからリンク

■良かったところ。

・内外装デザイン

https://www.goo-net.com/magazine/knowhow/carlife/253789/

https://www.goo-net.com/magazine/knowhow/carlife/253789/

エクステリアデザインは完成度高いですねぇ。下の写真のキャラクターカラーのブラウンというかカッパー色は正直自分の好みに合わないせいか、デビュー時は値段の高さばかりが気になってピンときてませんでした。

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が、間近でみると練りこまれた造形にびっくり。プレスラインもさることながら面の抑揚が素晴らしいと思いました。試乗車は白一色でしたが、むしろシンプルなカラーリングが虚飾を廃してデザインの持つチカラそのもので勝負している潔さを感じられて好印象。日産の「高級」のセンスが邪魔している気がしたのは自分だけかもしれませんが(^^; なんだか勿体ない気がしました。

インテリアの印象も写真より数倍良く感じました(^^; 

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左右対称を基本にして横に伸びやかに展開するインパネデザインは、突起を極力廃したシンプルさもあいまって自己主張が少なく解放感があり、シートに座った瞬間から落ち着ける感じ。
木目調パネルも単純な「木の色」でない抑えめのトーンが絶妙に高質感があり、デザイナーの意図が伝わってきました。

そして特筆すべき点として、インテリア全体で非日常感を演出しつつも、従来の自動車の運転席の雰囲気を残した演出を維持することで、運転に自信のない方もすぐに慣れてドライブできる、安心感を抱かせる、よく考えられたデザイン・造形です。

このあたり、テスラをはじめとした他社・輸入EVの多くはひたすら従来と異なるデザインをおって先進性をアピールしていますが、従来通りのインパネが安心できる、という保守層は一定数いるはず(殊に日本では)。奇をてらわないなかでも非日常感を漂わせる、このあたりのデザインの妙、技術力の高さは、日産はもっとアピールしても良いのではないでしょうか。いずれにしても、写真より生で見たときの印象が全然違うのが意外でした。実車を見て、触れて、さらにオーナーになって生活を共にした人の方が悦びが増す、というのはユーザにとって嬉しい理想的なプロダクトですが、販売には苦労しますね(^^;

・車幅感覚のとりやすさ

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実際に運転開始。これは偶然の産物?だと思いますが、ドアミラーからウエストのプレスラインが見えて、その下がスパッと垂直に近い面になっているので、車幅感覚をつかむのに一役買っています。また、ボンネットは殆ど見えませんが、グラスエリアが意外と広め、ピラーの死角が少なめなのも好印象でした。全幅が1800mmを超える巨体(日本国内では)でも、街中のセンターラインのあるような道路であれば、ボディサイズからくる扱いにくさは殆ど感じることがないのでは、と思いました。

・高い質感のドライブフィール

https://www.goo-net.com/magazine/knowhow/carlife/253789/

そしてなんといっても特筆はドライブフィールの質感の高さ
2トンを超える車重を感じさせずドライバーの加減速に反応してボディを走らせるモーターならではの出力と、その一方でアクセルペダルの微妙な操作にシームレスながらも過敏に反応せずしっとりと反応するセッティングは絶妙で、これぞEV! 日産の長年のEVへの技術の蓄積を感じさせます。

https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/ariya-details/exterior.html?rstid=ariya_2403_top_usp_01

足回りも試乗車は235/55R19と最近では普通になってきたとはいえ超扁平タイヤですが、サスセッティングがよく練られていて路面の凹凸をいなし不快な振動は皆無。そして静粛性もさすがこのクラスだけによく抑えられていました。

■残念なところ

・少なくとも日本では高いとはいえないコストパフォーマンス

感動もひとしおのドライブフィールだったのですが、カタログでプライスを見ると現実に引き戻されます(^_^; クルマの出来と値段のアンバランス。要はコスパの悪さが台無しにしていると思いました。

最新では最廉価グレードでも659万円から。補助金適用して500万円台になるとはいえ、この内容では正直高いなぁ、という印象。内外装の質感は高いけれど、このプライスに価値を見出せるユーザは(もともと価格帯から限定されるのに加えて)相当に絞られるのが正直なところかと思います。街中でもポツポツとは見かけますが、その売れ行き具合にもむべなるかな、と。

https://www.carsensor.net/contents/testdrive/category_69/_66740.html

例えばシート。試乗車はパワーシートで微妙な角度調整に対応しており、また革シートも相まって硬めで疲れにくいクッション圧、形状で印象は良かったです。が、価格帯に見合った印象は・・・。もちろん、もっと豪華絢爛に、とか、もっと革の質感を良く、とか、リビングの革ソファのように!とかを望むわけではないんですが、完成度としてはコスパに見合ってないのでは、という物足りなさを拭えませんでした。

というか、サクラでも考察した、バッテリーのコスト高とのせめぎあい、車両販売価格相応の質感を非EVの競合車なみに実現するための日産開発陣の激闘の結果がこれ、ということなんでしょうけれども。

・高い床に低く乗る パッケージング

その昔、日産にルネッサというクルマがありました。

https://driver-web.jp/articles/detail/35079

世のクロカン・マルチパーパスビークルブームに追い付け・追い越せ!という感じで登場した一台。ちょうど初代CR-Vの販売後に登場し、本格SUVしかラインアップになかった日産がリリースした一台でした(エクストレイルが発売になるのはまだ先)。「床の凹凸がない!」というのがウリでしたが、その代償にとにかく床が高い。その上室内高を稼げないので、座面高は低く足を投げ出す着座姿勢「高い床に低く座らせる」パッケージ。

https://driver-web.jp/articles/detail/35079

これは長所短所とも副次的なもので、ルネッサはEVの構想もあり、床下にバッテリーを格納するスペースを確保する必要がありました。そのため苦肉の策?として床が高くなったパッケージングと思います。当時はベンツのAクラスとかもこの設計思想でしたね。

で、話しもどってアリアですが、アリアもパッケージングがこの「高い床に低く座らせる」思想
結構な全高があるのに、床が高めのため、シートに座ると背の低いセダンに乗っている姿勢となります。床下に収納するバッテリ容量とのトレードオフと考えて差し支えないと思います。
自分はまっさきにルネッサを思い出した次第。いつの時代のクルマですか?と。

まぁ慣れてしまえばどうということはないし、アリアとはそういうクルマだ!と納得できれば良いのでしょうけれど、果たしてそれを享受できるユーザーはどれほどいるでしょう。

■廉価グレードをご検討を!

ということで、普通乗用車並みの航続距離を確保したい⇒それなりの大容量バッテリーの格納が必要⇒高コスト⇒高級車路線で ということでしょうけれど、もう1ランク下のカテゴリでも良いのかな、と。まぁ自分が革シートが苦手というのもあるんですが、シートをファブリックに、外装もフェンダーアーチをボディ同色にして、タイヤも17インチとか(場合によっては鉄チンホイールに)、当然ノーマルルーフ、その他豪華装備はレス仕様、そんな割り切りの代わりに値段を150万円くらい下げた廉価・低価格グレード(補助金で300万円台後半からスタート。それでも高いけど)を設定してみてはどうでしょうか>日産さん

ただしモーターのレスポンスと足回りのセッティングは廉価グレードにも継承する。

そういったカンフル剤投入が必要と思います。実際には、デビュー直後から販売停止していたこともあって、投資回収のためにおいそれと値段は下げらないでしょうけどね。そして忘れてはならない、日産EVとしてあのクルマの存在も(後述)

もっと言ってしまえば、少なくとも日本でアリアが大ヒットする目算は日産ももっていなかったかもしれませんが、走りの質感が良いだけに、もったいないですね。

■アリア でなくて リーフ で良かったんじゃない?

上記の廉価グレードが作れない最大の理由は、もちろんリーフの存在でしょう。

https://autoc-one.jp/nissan/leaf/report-5000582/

EVラインアップのヒエラルキー上、アリアの廉価グレードを設定すれば、リーフと被ってきます。仕様・技術の新しさなどからリーフがひたすら不利になってしまう。そんな要因もあったのでは、と邪推してしまいます。

ならば、廉価グレードを最初から設定して、それを新型リーフとしてリリース、現在の価格帯を「リーフ・オーラ」として売れば良かったのでは・・・などと素人のも妄想は終わりません(^^)

https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/250617-01-j

そして、新型リーフが、さらには欧州ではEVマイクラも控えていますのでラインアップが刷新・充実されます。こうなると逆にアリアはますます影が薄くなってしまうかもしれませんね。

■日産のマジメな技術開発姿勢

https://www.goo-net.com/magazine/knowhow/carlife/253789/

https://www.goo-net.com/magazine/newmodel/testdrive/83328/

脱臭作業終わって、内外装洗車もばっちりしてくれて、作業終了したサクラに乗って自宅へ。
走りの質感はもちろんアリアの方が上ではありますが、サクラが全体的に大きく低いわけではなく、内外装・動力性能・足回り・静粛性etc・・・軽自動車であることを考慮すれば大健闘といっても良いと思いました。
バッテリー容量の問題が大きなネガになっていない(航続距離短くて良い)せいか、パッケージング(乗員の姿勢)はむしろアリアより健康的かもしれません。
ん~思いのほか「サクラで十分」感が(^^;

このあたり、手を抜かない日産の開発姿勢は素晴らしい。こういうところこそ「技術の日産」の本領発揮の部分ではないでしょうか。もっとアピールして然るべき。かえすがえすも空回りしている感じが勿体ない限りです。

Posted at 2025/07/13 12:09:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ

プロフィール

「スズキのリキ入ったマイナーチェンジされたアルトが試乗してみたいのですが、販売店の試乗車は未だにMC前が殆ど。ようやくMC後が配車され始めました。ハイブリッドXが乗ってみたい!(マツダ版のキャロルでも良いんだけど)」
何シテル?   09/15 09:49
なとりです。よろしくお願いします。 クルマの話大好きです。暇さえあれば試乗に行って研究してます。 写真はそのうちに(^^;
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