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なとりのブログ一覧

2025年06月15日 イイね!

思いがけない”彼”との邂逅

2週間前の週末。

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市街地のなかにあるのがウソのような深い森。それでいて子供たちの遊び場もあって明るい声も聴こえ、ヒトと自然が共存している素敵な公園です。

前回訪れたのは2年くらい前の晩秋だったか。今回、ふと思い立ってドライブの途中で立ち寄ってみました。前回は市役所の正面側の駐車場に停めたため、今回は公園に近い駐車場を探索。市庁舎の裏手へ。最初の写真は駐車場に停めたところ。

で、駐車場にクルマを進めてきてふと奥の松林の方を見たら・・・

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”彼”が佇んでいました。

誰かって? 奥の、切り株に注目。
切り株の上に

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キジ(雉)が!

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!!
まったく動かないので、まさか、こんなひとけのある場所にいるわけないか、オブジェか?と一瞬思ったら、やおら首を動かし始め、ええええ(@o@) 野生のキジだ!
#市役所で飼育している筈はないよね(^^;

彼を驚かせたら申し訳ない、ということで、ek~を上の画像くらいの距離に停め、車内から撮影。その後に降りてから距離をとってパチリ。”彼”は微動だにせず堂々と切り株に立ったまま。その様子からどうも巣が近くにある可能性もありそう。

切り株の横に公園へ入っていく小径がありますが、あきらめて、ぐっと回り道して公園にはいっていきました。

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ぐる~っと遠回りして駐車場近くに戻ってきました。この石段の中腹の右手に切り株があります。写真には撮りませんでしたが、下からのぞいたら、キジはまだいました(^^) ときどき「ケーンケーン!」と気持ちよく鳴いています。10m満たない近距離で鳴き声を聞いたのはもちろん初めて。当然結構な大音量でそのパワーにも畏敬の念がわきました。

ちなみにこの背中側には池があって、その対岸では木の枝からぶら下げた布のブランコがあり、この日は数人の子供が遊んでいて、明るい声も響いています。そこにときどき入ってくるキジの鳴き声。まさに人と生き物の共存を感じました。

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ぐるっと歩いて戻ってきました。

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駐車場に戻ってきたら、さすがにキジはいなくなっていました。

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振り返れば市庁舎がドンと構えるこんなところに、こんな自然が。素晴らしい。

で、帰宅して家族に写真を見せたら、ぜひキジを観たい!と。
まぁダメ元で家族を連れて翌週末(先週末)に再訪してみました。

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当然ながら?キジとは会えず。鳴き声も聴こえませんでした。こういうことは、狙っていくとだめですよね。自分も何も考えていなかったから出会えたのでしょうし。

前の週とうってかわって、市庁舎で何か催し物があるらしく、正面の駐車場は結構クルマが停まっていました。人の気配があるので、キジも警戒して隠れていたのかもしれません。

この公園の近隣には上総国分尼寺跡があったりしますが、間に住宅地があり、どちらかといえば市街地のなかの公園、という体です。それでも生態系が確立している公園。
市庁舎の建て替え工事がまもなく始まるようで、そうすると工事中の騒音などで鳥たちも避難して様相は少し変わってしまうかもしれません。その前に今一度訪れようと思います。
またいつか”彼”に会えるといいなぁ(^_^)

Posted at 2025/06/15 10:12:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | ekクロススペースあれこれ | クルマ
2025年06月08日 イイね!

日産サクラ用ステッカー異聞(?)

日産サクラ用ステッカー異聞(?)
日産サクラ、大満足で日常のドライブを楽しんでいます。航続距離と引き換えに走りの性能に全振りした、といえるクルマ、そりゃあマッチングするユーザに行き渡れば売れ行きも鈍化しますよ>日産さん

ところで、クルマといえば昔から世界を二分して激論が交わされているのが「クルマにステッカーを貼る・貼らない問題」ですよね(ないない)。自分クルマにステッカー類は貼らない派なんですが、我が家のサクラは日産ディーラーの中古車だったので?

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そう、日産プリンス千葉さんのステッカーが貼られています。

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納車されてからステッカーの存在に気付いたうっかり者。もっとも百戦錬磨の営業のオジ(イ)サン方が誇りをもって貼ったステッカーを、彼らにしてみればコゾウも同然の自分が「納車までに剥がしておいてください」とは言えなかったと思いますが(チキンヤロウ過ぎ(^^; 
そんな 実はフリマで取引されるくらいのステータスもある日産プリンス千葉さんのステッカーですが、ふと洗車の際に見たら、コーナーが少し剥がれかけているのを発見。
ああ、これは剥がしちゃった方がいいよね、と大義名分ができて、はがし作業に入ったものの・・・

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アルミステッカーで思いのほか強力な粘着力、隅が少し除去できた後は全然剥がれず、さらにみすぼらしい姿に!(^^;。キャ~、やっちまった~!!(^^;

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ドライヤー使いつつシール剥がし材をいくつか試したりもしましたが、恐るべしアルミステッカー。殆ど歯が立たず。

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何日(何回)かに分けての作業でも、ステッカーの残滓が一部残ってしまいました。どうやっても剥がれません。強い溶剤はボディの塗装側を侵しそうで使っていません。
こうしてみると、日産プリンス千葉さん、相当コストかけてこのステッカー作ってるんですね。それをわざわざ剥がそうなんて、日産車オーナーの風上にも置けないおいらをお許しくだされ・・・(^^;。

ともかく、この状態は何とかしたいな。
かくなるうえはなにか貼って隠すしかない。ステッカーを剥がすつもりがさらに貼るああ、これじゃ典型的な最初から何もしない方が一番良かった」パターン(爆死(^^;

そこでふと思いついたのが、ドアノブをスクラッチから守るスクラッチガード。

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マグネット式のものが出回っていて、ekクロススペースから便利で愛用、サクラにも使用しています。
余りがあったので(ドアノブのお椀形状に変形させていない平面体)、一計を案じてためしに貼ってみたら、さすが結構強力にはりつきました。

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剥がれたり、ボディに何か影響があったりしないか、と、これでしばらく耐久試験実施。結果まったく問題なし。
・・・正確には気になるところはあって、マグネットシートとボディの曲面とのあいだにできた隙間に細かい砂とか溜まること。ボディ表面が荒れそうで精神衛生上よろしくない。
まぁそこは対策するとして、このままだと味気ないので、ステッカーめいたものに仕立ててもいいな。
ということで以下のような図案を考案。

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ステッカーとしてそれっぽいデザインにできれば良いので適当にでっち上げ
日産サクラのオーナーで結成したクラブのステッカー、クラブの名称はサクラにちなんで「Blossoms」もちろんすべて架空の設定です(^^;

劇団ひとり ならぬ ひとりサクラオーナーズクラブ会員 (^^;
いいのいいの、どうせ誰もじっくり凝視なんてしないんだから(^^;; 
もうね、国家機密が書いてあってもイーサン・ハントでも気づかないでしょ(^^; 

ちなみに花びらは、サクラのセンターカップホルダーのディティールをモチーフにしました。

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最近は自作用ステッカーの材料もAmazonで豊富に売ってるんですねぇ。
自宅のインクジェットプリンタで印刷しましたが、十分綺麗にできあがりました。

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これを、スクラッチガードのマグネットに貼り付け。黒字に白はイマイチかと、わざわざこのために白いスクラッチガードを新たに購入したのは内緒だ!(^^;
ちょっとだけ形状を加工したガード板にステッカーを貼り、その上からエーモンの透明フィルムでカバー。
このままでも良いですが、ボディとマグネットシートの間に細かい砂が入り込む対策として、これまた余ってたドアモール部品を流用して周囲に貼り付け。ボディに密着するようにしました。

出来上がりがこんな感じ。

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サクラに付けたところ。

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画像だとシール貼った感アリアリですが、肉眼だとそれほどでもないです。というか、そんなこと全宇宙で誰も気にしないから無問題!
当然マグネットシートなので簡単に外せます。(洗車の際には外してます。)

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なかなか良い感じにできて自己満足!
まぁ、ステッカーというよりワッペンに近いかもしれないけど(^^;

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むかって右から、試作1号、2号、そして完成形の3号。
最初はサークル名はなかったですが、むしろサークル名をメインにもってこないとバランス悪いなぁ、と気づいて作り直したり。なにしろステッカーを考案するのも初めて。なかなか楽しい経験でした(^_^) 飽きたらまた別の図案にするのもアリですね。
しばらくこれで凌ぎつつ、どこかのタイミングでステッカーの残りを綺麗に剥がしたいと思います(^^)

■(番外)その頃、ekクロススペースは・・・
ところでekクロススペースも絶好調ですよ~(^^) 自分がek~を、家人がサクラを~という運用。というのも納車から3ヶ月、想定を超えてサクラの走行距離が嵩み、この体制でいかないとバランスとれない、ということに。逆にいうと、我が家のライフスタイルにBEVはジャストミート!!by福沢アナ(死語)だったんでしょうね(^^;

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ek~で訪れたとある公園で偶然撮れた珍しい写真。どこが珍しい? そのあたりを次回に(^^)

Posted at 2025/06/08 16:38:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | サクラアレコレ | クルマ
2025年05月31日 イイね!

新型マイクラとRe:Nissanの行方の予想

日産の経営再建計画「Re:Nissan」が発表され、工場のある自治体などをはじめとして激震に揺れるなか、欧州を市場とする新型マイクラが発表されました。

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ルノーサンク E-TECH エレクトリックと兄弟車で、アチラも完成度高いモデル。ルノーと日産の協業がうまくいったタマモノ(なのか、日産がルノーの恩恵に預かったのか?)、新型マイクラも勢いとクオリティの高い内外装デザインで、こんなクルマをリリースできるなら日産は全然大丈夫じゃん!と感じました。フロントマスクは好みが分かれると思いますが、デビュー当時にそのエクステリアデザインが話題となった往年の3世代目マーチ(マイクラ)とのリンクを想起させて現代風にアレンジしたかのような文脈、個人的には好みです。
というか、日産だけでなく国産メーカーさん、こういう道具感を残した、生活を共にしてワクワクできそうなデザインのクルマを待ってるんですよ!

PVがまた良い感じ!



これこそ日本でも「Re:Nissan」の象徴として発売してもイケるんじゃないかなぁ! むしろ再出発を演出するためにリリースすべき!・・・と思いましたが、

・EVであること(EVしかないこと)
・カタログデータが5ナンバーサイズでないこと
そしてなにより
・価格帯が日本市場にミートしないこと
から導入はされないでしょう(哀)

わざわざ日本をモチーフにしたディティールもあるのにね! それにUKでも販売するだろうから、右ハンドル版は存在するのに! 実に勿体ない!
思わずため息が出てしまいます。欧州の人が羨ましくなりました。

というか「どうせ日本じゃ売らないでしょ」と発売前に諦めムードになるほどに、閉塞感いっぱいの市場になってしまった日本、寂しい限りですね。
ホントに「Re:Nissan」を経た日産はどうなってしまうのでしょうか・・・。

■旧経営陣は何もせず指をくわえて見ていただけか?

「Re:Nissan」に対するネット上の書き込みは、1990年代、2000年代初期の頃の「在りし日の元気な日産」への回帰こそが復興の手立てと力説するコメントが多数を占めています。
曰く、
・日本でマーチ、キューブなどのコンパクトカーを発売せよ
・日本でシルビアに代表される、若者が買えるスポーツカーを発売せよ
・日本で往年の名前(ブルーバード、セドグロなど)を冠したクルマを復活すべき
・日本でe-power(ないしEV)一辺倒ではなくて安価なガソリン車を発売しろ
などなど。
率直にいって、自分も諸手を挙げて大賛成でした。(上のマイクラもその一端として見ていました。)

が、旧経営陣も、素人が思いつく程度のアイデアを放置して、経営が悪化していくのを見ていたのでしょうか。
さすがにそうではないでしょう。
さまざまな経済指標から判断して、

昔のラインナップを復活させてもペイしない=ビジネスとして成立しない=実現困難

という結論に達していたのだと思います。
 もちろんそこで思考停止して時間だけが経過した(かのように見える)現状に、文句も言いたくなるのは消費者心理ではありますが・・・実際、経営の失策が(1つならず)あったであろうことは容易に推察でき(ゴーン政権以前からの連綿と続く失策の積み重ね、ともいえる)、今より少しでも好材料あれば、別のラインアップ群が展開されていた可能性もあります。
 いずれにしても、現状からラインナップを復活・充実することは、こと日本国内市場に対してはもはや容易ではないのでしょう。
これは日産に限らずその他のメーカーにとっても大なり小なり状況は変わらないと思います。

 この間まで、自分は「Re:Nissan」の後の姿として、まさにゴーンショック後の日産、メインの企業CIに「Shift」を使っていた頃のような”活気ある日産”をイメージしていましが、残念ながら今はそういう”明るい未来”はこないのではないか、と悲観的な予想をしています。




 脱線しますが、ゴーン体制での日産ではティアナのCMが今でも大好きマット・ビアンコの曲をフィーチャーする、この企画を持ち込んだ人のセンスが素晴らしい。セダン嫌いな自分でもティアナを欲しい!と思わせたCMでした。



 日産はもちろん、今の国産車シーンにこの雰囲気は考えられない・・・。まぁ余裕がないんですから仕方がないですけどね。

Re:Nissan後の日産は・・・

その上で、Re:Nissan後の日産の姿をまったくの独断と偏見で予想すると・・・

Re:Nissan後予想その1)ほぼ完全に、海外専売メーカーとなる。

 国内販売はついに見切りをつけ、さらにラインアップは減る。
 製造コストの高い国内工場は高級車専門ラインとなり、欧米や中国の富裕層向けにほぼすべてを輸出。方向性は今でも同じですが、今回の改革で一気に加速がつき、さらにエスカレートさせた体制になる。アリバイ作り?にごくわずかな数量が高価格で国内に流通するでしょうが。
 NMKVでの軽自動車のラインナップを増やすなど、なにがしかの「変化」はあるが、生産・販売の主軸はさらに海外の比率が高まる。

 しかし、これでは国内のディーラー網は当然破綻をきたします。とはいえ国内向けビジネスのための国内専売車種を用意する余力が日産にあるようには残念ですが思えません。

そこで、

Re:Nissan後予想その2)日産の国内販売モデルは、他メーカーから積極的にOEMを受けてラインアップを形成する。

例えばコンパクトカーでは、次世代ノートは、ホンダのフィット、もしくは鴻海のモデル?もしくはトヨタのヤリス?もしくはスズキのスイフト? を供給してもらう(フロントフェイスだけは日産系のそれっぽい顔にデザイン変更)、ハイブリッド(や純エンジン車)はOEM元のストラクチャをそのままに、e-powerのパワートレインのみ日産が供給する。(当然、これから提携を結む他メーカーとは、こういったビジネスモデルを前提の上で共同開発を行う)

そうすると国内販売用に純粋に日産がゼロから立ち上げるモデルは、エルグランドとスカイラインだけ(それとNMKVの軽自動車モデル)とかになるかもしれません

■泣いても笑っても

数年後には、国内販売メーカー数は変わらずとも、売っているクルマのモデル数は大幅減、今の半分か1/3くらいの種類(それをお互いOEMして顔を変えて売る)となっているかもしれません。日産だけでなく全メーカーが主戦場を海外に移行することで、外貨を稼ぎ、経営上は黒字安泰となりますが、翻って日本国内は、大衆車クラスは軽自動車と顔の違う同型車種ばかりが走る世の中に。
日本のクルマ好きな好事家にとってはさらにツマラナイ状況になるように思います。

もちろん、こんな素人の浅はかな予想が外れ、かつての日産の活気が戻った姿を、日本の販売店で垣間見られる明るい未来になるのが一番ですけどね。

エスピノーサ社長は、モチベーションが高いだけでなく、会見などからは経営に真摯に向き合おうとする誠実さを(個人的には)感じました。フォーミュラEの決勝当日に現場にはいる”カーガイ”ぶりも好印象でした。
彼には、こんな素人の悲観的憶測を吹き飛ばして、日本でも画期のある日産を復活させてほしいですね。

それはともかく、新型マイクラ、本当に導入しないんですかねぇ。して欲しいですねぇ。あとマグナイトも。

Posted at 2025/05/31 22:35:47 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマアレコレ | クルマ
2025年05月11日 イイね!

サクラ納車1ヶ月の感想(その3)

サクラ納車1ヶ月・・・といいながら既に2ヶ月以上経過してますが(爆)第3回(完結編)です。今回は完全に自己満足の世界です(^^;

特にエクステリアは見ればみるほど完成度が高いぞ!というのを今回は力説します(^^)

以下は前回載せた画像。このアングルが自分の好みです。

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軽自動車規格のタテヨコの限界までパッツンパッツンに膨らませて設計・デザインされるハイトワゴンカテゴリにあって、サクラは絶妙にその一歩手前で留めた(かのように見せる)エクステリアになっています。

■見所多いエクステリア各部のデザイン

各部ごとに見ていくと・・・・まずフロント廻り。

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デイズ⇒ルークス⇒サクラ と(開発の順番はリリースの順番とは違うかもしれませんが)デザインラインが徐々に整理されて、このサクラではすっきりした構成におとしこまれています。

特にサクラのライト回りを中心としたボンネット~フェンダーの造形はとても練りこまれています。デジタルVモーションの記号もMC後のデイズやノートなど他の日産車と異なり、デイライトで細く鋭くデザイン処理され、はっきりと主張しつつも面積が少なくなったことが功を奏していると思います。シンプルなラインで明確にボンネットフードを造形したことで、ワンモーションフォルムに見えないのも良いと思います。

それと、フロントグリル?の黒いパーツの断面(横から見た形状)を逆スラントぎみに造形して、ボンネットの先端でほぼ規定サイズ一杯ながら、さらにバンパーが張り出しているかのような、強い踏ん張り感を表現することに成功しています。

サイドのキャラクターラインも良いですね。

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ウエストラインがサイド横一線に貫いていて、下面に2本のライン。
一番下のラインはウエストラインとほぼ平行で設けられていてシンプルかつ主張するデザインラインになっていると思います。
そして、後ろから前に駆け上がる中央下に入るキャラクターラインも良い感じ。

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このラインはデザイン開発当初に設けられつつも、アリアとの親和性を重視していったんオミットされましたが、軽自動車のサイズでは、アリアのような豊かな抑揚が表現できず、復活されました。
最終的にラインのエッジは少し滑らかになりましたが、実際、このラインがあってサイドがバランス良く引き締まっていると思います。

リアもとても造形が凝っています。

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実は今回購入にあたって、自分が一番気に入ったのがこのリア回りでした。

タイヤが4隅に配置されている演出(というか、実際、ほぼ4隅に配置)して下回りは必然的に末広がり的にいっぱいいっぱいとなりますが、リアのグラスエリアを傾斜させていることで、単調な箱型になってしまうのを避けています。ここはデイズも同じ処理なのですが、リアコンビランプの形状(連続性)との兼ね合いか、サクラの方が強調されていますね。

そうそう、初期はデイズ・ルークス系のように、Cピラーは垂直尾翼(orフィン)のように三角形の形状をしていましたが、

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このフィン形状はイマイチということでオミットされたそうです。リリースされたサクラを見ると、確かに正解だと思います。
ウエストラインがフロントからリアにそのまま抜けることで伸びやかな気持ちよいデザインになったと思います。

それとタイヤハウスのフェンダー造形も良いですね。

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カラーリングによってブラックorグレーに塗装されるフェンダー部、その上のボディもオーバーフェンダー的造形にするとともに、彫刻刀で削ぎ落したような縦の面を作ることで、タイヤの存在感、踏ん張り感がここでも増しています。
日産としては着色フェンダーの方を選んで欲しいのだと思いますが、自分は、シルバーでフェンダーも同色という今のカラーリングで、このデザインがよりまとまりがよく見えて好みです。

トータルで見ると、サクラのエクステリアはハイトワゴンクラスの、文字通り「ワゴン」にカテゴライズされる典型的2ボックスながらクーペスタイルをも想起させる軽快感も併せ持つ絶妙なバランスでまとめられていると思います。

■技術も経営状況もピークだった「あの頃」

で、これはサクラ開発当時の日産の「明るい未来」だった状況を如実に表していると思うのですよねぇ。どういうことかというと・・・
CMF-Aプラットフォームとルノー製Aセグ用エンジン、そして潤沢な予算を得て開発されたデイズ・ルークスをベースにして、そこに日産と三菱のEV技術を投入、しかも(ここが重要ですが)開発時はゴーン氏離脱直後の、鬱屈した体制から解放され、躍進する空気感のなかで開発がすすみました。つまり、現体制で活用できる技術を総動員してそれらを融合していく、活気あふれる状況だったからこそ、このデザインの洗練さも発動された、と思うのです。強引かな?(^^;

にいえば、経営が傾いた現状ではもっとここまで端正なデザインは困難でしょう。実際、サクラはそのリリース前後の日産車(特にMC後のルークスやノートやセレナのフロントデザイン)と比べて、EVであることを差し引いても異質ともいえるデザインラインです。

そうそう、日産の伝家の宝刀「和風テイストのデザイン」もサクラではこなれたアレンジになっていて、これも幸いしたのではと思います。(この「和のテイスト」は別の機会でまた書きたいと思います)

■「乗ればわかる」良さ、とは

実は、サクラがデビュー時には、EVに関心が薄かったこともあり、まったく興味の対象外でした(^^;
デビュー早々、三栄書房の「日産サクラのすべて」を購入していたのですが、

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ekクロスEVを試乗して出来の良さに感激し、将来ekクロスEVを購入する可能性を考えて購入しただけで、長い間一読もしていませんでした(^^;
だいたい、ekクロスEVを見ているので、当初はサクラも「デイズのEV版」程度にしか考えていなかったです(フェイスチェンジされてる程度、と思っていた)(^^;

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(日産 デイズ)
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(ekクロスEV)

殆どの外装パーツが新規デザイン・設計されていると知ったのはだいぶ後でした^_^; それでも特に関心がわかず、街中ですれ違ってもピンときませんでした。

ところが、今回、ディーラーで実車に接し、間近で見たことで、上記のような魅力的造形にすっかりやられてしまいました。つまりは俗にいう「乗れば判る」良さうーん、自動車メーカーとしてはある意味もっとも避けなければいけないパターンですよねぇ。でも日産車てこのパターン多いような・・・ まぁ、自分だけかもしれませんが(^^;

■クルマは自分の目で確かめるのが大事ですね

そんなわけで、当たり前の話しですがやっぱり自分の目で実車を見てみないで判断するのは早計ですね(^^)
日産サクラ、EVに関心がある方はディーラーに赴いて実車を間近で見てみることをお勧めします。印象がひっくり返るかもしれません(^^) 個人的には自宅の駐車スペースに停まっているサクラに、我が家の愛車に出来て良かった!と満足してニヤニヤする毎日です(^_^)

(そうそう、現行R34系フェアレディZもサクラと同じことが言えます。社内環境が良かった時期に開発された”良いデザイン”ではないかと。写真や遠目より実車を間近で見るほうが何倍も魅力あるデザインであるところもサクラと同じと思いますが・・・(^^;。)


Posted at 2025/05/11 09:31:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | サクラアレコレ | クルマ
2025年05月04日 イイね!

R1でGWドライブ

25年GWも後半ですね。
愛知に住む息子がR1で帰省してきましたので、さっそく息子を助手席にドライブさせてもらいました。
前回、愛知を訪問してドライブしたのが1年半くらい前。息子のR1と久々の再開です(^_^)

まずは千葉市緑区のおゆみ野のコメダ珈琲にてモーニングで朝食。

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ここからまずは睦沢町の「道の駅むつざわ」を目指します。
このときに時間の都合で立ち寄りができなかったところです。
GWとはいえ、早朝の道路は空いていて快適。

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着いたのは開店前ですが、駐車場はけっこうな混雑でした。
他府県ナンバーかつワンボックス系が多いような・・・要は車中泊されていたようです。なかには、キャンピングカーもいました。

トイレは屋内なので中に入ることができました。全体的に設備は思った以上に綺麗かつお洒落。ここのイタリアン「トラットリア・ドゥーエ」にいずれお邪魔したいなぁ。

ついでに一宮へ。玉前神社へお参りに。

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玉前神社といえばレイラインの説明がありました。

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春分・秋分の日の日の出から日没のラインのスタートがここ、玉前神社で、日本の数々の神社の通過して最後は出雲大社を抜けていく、それがレイラインと呼ばれているんだそうです。
この玉前神社、由緒正しい神社であると言うお話。
(現在の神主さんがいろんなアイデアを出して神社を盛り上げているんだそうです。素晴らしいですよね)

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しっかりお参りできました(^_^)
こちらに来たのは自宅へのお土産に角八本店さんのいちご大福を購入するため。

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GWということもあってか、予想以上に盛況で店内が混んでました。正に柏餅のオンシーズン、油断してた(^^;
ここのいちご大福はいちごが新鮮でお餅も軟らかく、美味しくて我が家のお気に入りなのです。無事ゲットできて、次の目的地へ。


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以前通りかかったときに風光明媚な感じで一度寄ってみたかったんですよね。

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あいにく雲が多いですが周囲は抜けていて気持ち良かったです。

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目の前は太平洋(正確には一宮川の河口の奥に太平洋がありますが)で
風が強かったですが、冷たい風ではなく、季節が夏に向かっているのを実感しました。

さて、そろそろ自宅へ帰路の途に。およそ100㎞のドライブでした。

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さて、R1ですが、息子によると帰省前に主治医の販売店にオイル交換で持って行ったところ、ラジエター不良が見つかり入院。どうせなら、ということでいろいろと予防点検・整備もしてくれたらしく、ピストンヘッドのクリーニングやらステアリングのセンター調整やらetcやってもらったと。
実際、今回のドライブでは以前のときよりはるかにエンジンの周りが滑らかに! エンジン音も静かになっていて、バルブクリアランスも調整されているようでした。アクセルペダルの踏み込みによりリニアになっているのとともに、エンジン音も少し吹かすと野太い心地よい音が!
このR1、走行距離が約9万キロなんですが、むしろ前回ドライブしたときより全体的にシャッキリ感が増して明らかに快調になっている!

いやはや、カーライフに必要なのはメンテをきめ細かく対応してくれるショップだ、という当たり前のことをあらためて再認識しました。
スバルオリジナル軽の専門店が近所にある(といっても毎度2時間くらいかけて通っているようですが)息子が羨ましい限り。乗れる限りは大事に乗り続けてほしいものです。

そうそう、ちなみにタイヤも奮発して「アドバン・デシベル」を履いたそうで、たしかに静粛性高くあたりが軟らかで効果絶大。R1のキャラクターにも合っていました。我が家の2台にもいずれ履かせたいなぁ(^^)

僅かな時間ですが密度濃い、楽しいドライブでした。

※今回、偶然のある意味タイムリーな遭遇の機会があり、急ぎアップしました。
気付きましたか?(^^;

Posted at 2025/05/04 18:27:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマアレコレ | クルマ

プロフィール

「スズキのリキ入ったマイナーチェンジされたアルトが試乗してみたいのですが、販売店の試乗車は未だにMC前が殆ど。ようやくMC後が配車され始めました。ハイブリッドXが乗ってみたい!(マツダ版のキャロルでも良いんだけど)」
何シテル?   09/15 09:49
なとりです。よろしくお願いします。 クルマの話大好きです。暇さえあれば試乗に行って研究してます。 写真はそのうちに(^^;
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