鎮痛剤のブログ一覧

　私の地元、宮崎県が今大変な事になってます。関係者の方々の努力で、なんとか初期に発生した児湯郡近辺とえびの市で拡散は食い止めていますが、実際にはジワジワと範囲が広がっています。

　私の職場でも、現地を通過する車両は必ず消毒ポイントで消毒するように指示を出していますが、個人のクルマまで強制的に消毒することはできないようです。しかも薬剤や石灰の供給も万全でない様子。政府レベルで対策を万全にして欲しいところですが、先日の農水委員会の模様を見ると、あまりに情けない大臣、副大臣の答弁に失望せざるを得ません。

　質問している江藤議員も、今は与野党もめている場合ではなく、大臣の責任を問う場合でもなく、一致協力して口蹄疫の拡散防止に努め、農家の保護に努めるべきと言っているのに、言い訳ばかり繰り返す大臣には呆れます。

　とにかく、関係者の方々は心身ともに疲労の限界に達していますが、感染終息の気配すら感じられないなか今も対策に務めています。書類を出してくれればお金を出すとか、要望を上げれば対処するとかではなく、現場の目線で今現在まったく衰える気配のない感染拡大の対策と、感染拡大の速度に追いつけず遅々として進まない殺処分をどうするかを、早急に国として対応していただきたいと思います。

　一日でも早く、事態が収束することを願うのみです。


　以下、5/11の農水委員会での江藤議員の発言です。
　質問の意味がわかってないのか、会話として成りたっていない大臣の答弁内容に注目。そして、自分の質問内容を取り下げてまで、大臣の災害に対する危機感、心構えの無さを追求してくださった元・山古志村村長の山崎議員に感謝。（関連動画がニコ動にもUPられています。キーワード「口蹄疫」で検索してみて下さい）








　今の政府与党は衆議院選挙前、ポスターに「国民の生活が第一」ってキャッチコピー使ってた気がするんですが、宮崎の酪農畜産家は国民ではないんですか？