
2024年4月29日。東北を巡るツーリング2日目。旅のお供は、ヤマハのスクーターBW'S100です。
(1日目のリンクはこちら)
2日目のスタート地点は、山形県酒田市。先ずは秋田県境にある鳥海山五合目を目指し、海岸線を北上し男鹿、八郎潟を巡り、宿泊地の能代へ向かいます。
鳥海山へ向かう前に、昨夜訪れた山居倉庫にもう一度行きました。

朝の山居倉庫

倉庫裏手の山居稲荷神社側

倉庫裏手のケヤキ並木
酒田の山居倉庫を後にして、鳥海山を目指します。正面に見えるはずの鳥海山は薄曇りの中に隠れていて見えなく不安を覚えつつ、国道7号を秋田方面にBW’S100を走らせます。
鳥海山へ登る前に、「鳥海ブルーライン」の山形県側入口にある十六羅漢岩を見てきました。

ここは、日本海の岩礁に16体の羅漢と菩薩、観音、舎利仏などを合わせた22体の磨崖仏があります。
そして、鳥海ブルーラインへ。鳥海山は標高2,236mの山頂から山の稜線が日本海へとつながっていています。そのため、観光道路である鳥海ブルーラインは海抜0mから一気に五合目の1,100mまで走ることができる日本屈指の道路です。

山肌には多くの雪が残り、春山スキー客で賑わっていました。

眼下の日本海は見えず、雲海が広がっていました。
鳥海ブルーラインは五合目より秋田県になり、そのまま進むと秋田県象潟側に下ることができます。雲海に向かって走る下りが、絶景です!
鳥海ブルーラインを下りきると、象潟で国道7号に接続でき、男鹿半島に向けてまた北上します。
途中の由利本荘市で、BW'S100の2サイクルエンジンオイルを補給するためバイク屋さんに立ち寄りました。

親切なお店の方と、偶然居合わせた埼玉県からのお客さんとお話も出来て、このお店に立ち寄って正解でした。
藤内輪店
https://www.fujinai.com/

左側に綺麗な日本海を眺めつつ、国道7号を北上
秋田市に入り、道の駅「秋田港」で昼食休憩。

併設する高さ143.6mのタワー「セリオン」に上りましたが、この日は空の霞が強く朝上った鳥海山は見えませんでした。
そして、「なまはげ」が生息?する男鹿半島へ。
国道101号線を使って男鹿に向かうと、巨大ななまはげが出迎えています。

巨大なまはげ像
海岸に沿って続く道は、起伏や入り組んだ入江など絶景が続きます。
半島先端に近づくと、風が強いためか高い木が少なくなり日本離れした景色が続きます。
白黒のしま模様が特徴の入道崎灯台に到着。ここは内部の階段で登ることのできる参観灯台です。

入道崎灯台

男鹿半島を一望できる寒風山へ
男鹿半島の付け根にある大潟へ。八郎潟を干拓して出来たまっ平らな土地と、まっすぐな道が印象的です。
大潟にある日本一低い山「大潟富士」

高さ3.776mの大潟富士は海抜-4mの土地にあるため、山頂は標高0m。
大潟を横断する県道298号は、桜並木が続く道でGWでは八重桜と菜の花が咲く中を走ることができました。

桜並木と菜の花ロード
国道101号に沿って続く風力発電所の風車。
風車に誘われるように国道を海岸側に逸れると、気持ちの良い直線と風車が続くフラットダートに出ました。

海岸線に並ぶ風車

夜の帳が下りる頃の日本海
日が暮れたところで、本日の宿泊地である能代市に到着。
宿の近くの居酒屋で郷土料理を頂き、2日目も終了。
DAY3へ続く。
DAY1のリンクはこちら。
今回の走行距離は約309km。
平均燃費は29.0km/l。
※ GPSログからGoogleマップに落とし込みました。
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2024年ツーリング | 日記
Posted at
2024/05/12 16:40:12