![原付2種で巡る東北旅 Day5(青森県十和田~岩手県一関) 原付2種で巡る東北旅 Day5(青森県十和田~岩手県一関)](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/047/741/067/47741067/p1m.jpg?ct=2d2b1b7505eb)
2024年5月2日。東北を巡るツーリング5日目。旅のお供は、ヤマハのスクーターBW'S100です。
(1日目のリンクはこちら)
5日目は、青森県十和田市からスタート。
今日は、ツーリングスポットである奥入瀬渓流に向かい、十和田湖より秋田県の鹿角まで出た後、八幡平アスピーテラインに向かいます。その先は、岩手県に入り花巻を越えて一関まで走る予定です。
旅に出ると何故か朝早く目が覚める。今日もホテルの客室から朝日を見ることができた。まだ時刻は4時36分だ。
朝風呂に入り、身支度を済ませてもホテルの朝食まで時間があったので、近所にある太素公園を散策。木々の間から朝日が入り込む
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十和田市の礎を築いた南部盛岡藩士・新渡戸傳の墓所である史跡「太素塚」
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孫の稲造は、2007年まで5千円札の顔
ホテルに戻り朝食を済ませ、東北旅5日目のスタート。の前に、駐輪場で横浜ナンバーのライダーさんと情報交換。お互いの前日に走ったスポットが、これから向かう先だった。安全を祈願して出発。
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沢山の鯉のぼりが泳ぐ道の駅「奥入瀬」
気持ちの良い道が奥入瀬渓流まで続きますが、その途中で追い越しをする車と接触しそうになりその後も走るテンポが崩れ一度休憩することに。
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萌黄色の山と快走路
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脇道で少し長めのインターバル
国道102号は奥入瀬川を渡る橋を越えると渓流エリアに入ります。ここで給油を済ませた後、奥入瀬渓流を上流の十和田湖に向けて新緑の中を走ります。
渓流と国道が隣り合い、さらにお互いの高低差も少ないためバイクで走りながら渓流も新緑も楽しめます。
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道路のすぐわきに流れる渓流
駐輪できる場所を見つけて渓流沿いの遊歩道を散策しました。
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豊富な水量で美しい清流「奥入瀬川」
十和田湖まで出ると、道路は湖畔に続く。そして、この旅2回目の秋田県へ。
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発荷峠第一展望休憩所の展望台からの十和田湖
発荷峠を越えるところでBW’S100に異変が発生。急にパワーダウンし、すぐ近くにあった駐車場へ緊急ストップ。燃料はまだまだあり、プラグキャップの緩みを疑いましたが異常はなくエンジンも正常に始動できる状態でした。幸いなことにこの先は町まで下り坂だったので、様子を見ながら先に進むことに。発荷峠から先は県道2号で小坂に向かいます。
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途中の道の駅「こさか七滝」で、BW'S100の状態を確認するも異常は見当たらない。
小坂町では近代化遺産が残る「明治100年通り」へ。かつて金や銀を採掘していた鉱山の町で当時の事務所などが残っています。また、すでに廃線となった小坂鉄道の博物館もありました。
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小坂鉱山事務所
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小坂鉄道レールパーク・旧小坂駅
小坂からは鹿角を抜けて八幡平に向かいますが、この時の時刻は11時30分で、予定よりも1時間以上遅れています。八幡平を越えるまでショートカットできるルートがないので時間は気にせずこのまま進みます。
道の駅「かづの」には12時を過ぎて到着。この先、岩手県花巻のマルカンビル大食堂で昼食を予定していましたが営業時間内の到着が困難なため、ルートから外すことに。名物のソフトクリームは次の機会に。
鹿角市街を出る前に給油を済ませて、目指すは八幡平アスピーテライン。鹿角からの国道341号は、八幡平に向かって気持ちの良い道が続きます。
アスピーテラインに入ってすぐの八幡平大沼で休憩。ここまでの登り坂でBW'S100の変速タイミングがずれていることに気づく。メンテナンス後は調子が良いのですが、2~3,000kmほど走ると再加速時にエンジン回転数が上昇しなくなる現象が発生します。
この現象が出ると、登り勾配のきつい山道で気持ちよく走ることができなくなります。ペースがゆっくりな車を見つけてなるべく迷惑のかからないように走る手法へ変更。
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大沼にはビジターセンターがあります
標高1560mの大深沢展望台に到着。天気が良く見晴らしが素晴らしい。ここから先が雪の回廊があるエリアですが、今年は雪が少ないようです。
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大深沢展望台
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高い所で5mくらいの雪壁
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路面はドライ
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岩手山のビュースポット
アスピーテラインを岩手県側に下り、国道282号へ入ったところで道の駅「にしね」に到着。20℃を越える気温で走っていないと暑いぐらいです。ここで冷たいお蕎麦を頂き、道の駅を出発するころには15時を回っていました。今日の目的地である一関までおよそ120kmあり、この先の立ち寄りスポットは時間がないためスルーして先を急ぎます。
混雑が予想される国道4号のルートを逸れて、盛岡市、花巻市、奥州市を避ける広域農道や県道で、一関に向けて南下します。
国道4号と並行する県道13号は、信号がほとんどなくバイパス区間もある快走路です。途中の道の駅「はなまき西南」で給油休憩を済ませて先に進みます。
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道の駅「はなまき西南」
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日没前の平泉町
平泉手前で国道4号のルートに復帰し、一関へは18時30分に到着。今日は一部の観光スポットをスルーしたため悔やまれますが、時間がない時は焦らないことが安全の近道です。
明日は国道4号を使うこの旅の最終日で、400kmを超える道のりです。宿でゆっくりと休んで体力を回復させ、明日に備えます。
DAY6(最終日)へ続く。
DAY1のリンクはこちら。
今回の走行距離は約333km。
平均燃費は31.7km/l。
※ GPSログからGoogleマップに落とし込みました。
Posted at 2024/05/25 07:37:17 | |
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