スバル乗りなら、
言わずと知れた「SI-DRIVE」

コンピューターのマッピング変更指示が
ドライバーの任意で可能なシステムです。
モードによる変更点を、
素人が思うまま、感じたままに
書いていきます。
以前のエンジンは
アクセルペダルとスロットルバルブは、
赤○のワイヤーケーブルで繋がっていました。

踏んだ分だけ、吸気弁が開きました。
VABに限らず、
現在のクルマのほとんどは、
下のようにスロットルバルブに、
電気信号を送る配線が繋がっています。

そのため、電気的に調整をした
スロットル開度となります。
では、実際に
どのような変化が感じられるのでしょうか?
①インテリジェントモード

ディスプレイの表示にあるよう、
マイルドで滑らかな特性です。
坂道発進や、車庫入れ、
のんびりクルージングには最適かと
思います。
電子制御スロットルを
「遅開き」、ブースト制御では
ピークを抑え、立ち上がりも緩やかにしていると思います。
アクセルを踏んだ量や速さに対して、
ゆっくりスロットルが開きます。

アクセル操作としては、
3段階くらいの踏分で、
ギクシャクせずに、
スムーズで、
力強い走りが得られると思います。
低速、低回転時には、
粘り強いトルク特性になります。
②スポーツモード

中間的な特性です。
スロットルはペダルと直結している…
そんな感覚です。
スロットルは直結制御、
ブーストの立ち上がりも、
アクセル同調制御になっているように感じます。
操作に対して自然なフィーリングです。

アクセル操作は5段階くらいで
踏み分けられれば、
ギクシャクしないで、
かなりスポーティーな走りが出来ると思います。
公道ならこれで充分です。
③スポーツシャープモード

コレはね…。
慣らしを終えて、初めて踏んだときは
酷かった(-_-;)
峠を走ったら、
クルマの速さについていけなくて
ギクシャク、アタフタして…。
某Hノブさんに、
「すどじんさん、なにやってるの??
いつの間にそんなに錆び付いた?」
と、笑われるほど(TT)
それが、イロイロ電子制御を
理解しなければ!と思ったキッカケ。
そして、コントロールするために
アクセル操作の練習し直したほど!!
コレは、最低でも7段階くらいで
踏み分けなければ、
ギクシャクしちゃって踏めないです。

スロットルは「早開き」
チョンと踏んでも「ガバッ」と開きます。
そのため、ブーストの立ち上がりも
早くて強烈!!
スロットル、
ブースト制御だけではなく、
点火時期やカム角等も
大きく変化させていると思います。
アイドリング中にS♯にすると、
明かに「クッ」と反応が伝わります。
エンジン特性的には、
トルクバンドでは、
過剰過ぎる程のレスポンス。
低速域ではモッサリしています。
そのため、
パーシャル域のコントロール
(コレをマスターすると格段に乗りやすい!!)を
クルマが要求してきます。
これは、踏み方がわかると、
焦らされているところからの炸裂感に、
昇天しそうになります!
古き良き、昭和のドッカンターボ
EJ20の雄叫びを堪能するには最高です!
以上がすどじん2号の
独断と偏見のままに感じた、
「SI-DRIVE」の制御変化と特性です。
当然、モードに合わせ
DCCD、VDC、トルクベクタリング等の
作動領域、制御なども、変更されていると思います。
追記
Sモードを「同調制御」と、
表現しました。
が、実際は、スロットルとアクセルが
ケーブルで繋がっている時代の感覚に
非常に近い制御かな…と。
ケーブルには凍結や、振動を吸収する
「遊び」があります。
その分、
実際はレスポンスが遅くなります。
しかし、素人にとって、
その「遅れ」は、あまり感じず、乗りやすさが強調されると思います。
S#モードでは、
その強烈なレスポンスに
「早開き」と表現しました。
実際の制御は、
早開きにメリットはおそらく無いのです。
遊びを無くし、
光の速さ(人間の感覚よりかなり速い)で
制御をしていると考えます。
早開きしているように
感じるのではないかと推測します。
コンピューター制御技術の進歩は早いです。
VABも、D型でだいぶ変わった
(乗り比べたこと無いからわかりません)
と聞きます。
学習機能も優秀です。
スバルの技術者に敬意し、
まずは、
その持てる速さを可能な限り引き出し
堪能していきたいです。
Posted at 2020/01/26 16:47:31 | |
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