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イイね!
2011年12月08日

Before⇒After

スロットルのメンテナンスも終わり、次はコレクタータンクへ。

とはいえこのコレクタータンク、厳密に言えばエンジンの不調とは恐らくなんの関係もない。
つまり、特にメンテナンスの必要はないのである。
コレクタータンクなんて立派な名前が付いているが、
バタフライを通過した空気がただ通るだけの「空タンク」なのだから。
ゴミ等が詰まるほど細いモノでもないし、可動する部品もない。

早い話、そのまま元に戻してもイイ類の部品・・・・




・・・だと思っていた。



コレを見るまでは。

なんじゃこりゃ~!
ここは空気が通るだけじゃないのか!?
なんでこんなに場末のラーメン屋の厨房みたいに油汚れがあるのだ!?

あ、そうか、ブローバイか。

12年間、恐らく誰もその中を見てこなかったであろうコレクタータンク。
ホントにお疲れ様でした。

というわけでコレは『徹底的』にキレイにさせていただくことに。

まずは先ほどの画像の部分ではなく、スロットル直後の入り口から。
ただ、このコレクタータンク、恐らくアルミの鋳造品と思われる。
つまり、プラモデルのようにアチコチに「バリ」がある。
キレイなのは’V6 24V’と書かれた表面だけで、ちょっと裏側を見ればバリだらけである。
中はもっとバリが激しく、手で触ると「痛っ」と感じるくらいのモノもある。
しかしだからといってそれを「イタリアンクオリティ」などと言うつもりはない。
単純に空気が通過するだけなのだから、このくらいでも問題はないのではないだろうか。
何故かそんな気がした。

しかし、見てしまった以上は出来る限りキレイにしよう。
アルミ鋳造品であること、エンジンルーム内にずっとあったことを思うと洗えるモノではない。
削って磨くのがいいという結論に。

入り口は間口が広くて磨きやすい。
しかも電動ドリルにセットできるヤスリを見つけてしまったものだから作業もラク。
2段階のサンドペーパーと2種類のコンパウンドで仕上げる。
それでもアチコチにバリが見えるが、ここまでやれば充分だろう。

ザラザラガタガタだったのが少しはツルツルになった。

続いてインマニ側。
これも6個仲良くバリだらけ。
しかも鋳造したあと穴を開けているらしく、ドリルか研磨機の跡もハッキリ分かるほど。
これはなかなか手強い。
しかしここは無理せず機械に頼る。
入り口同様、電動ヤスリで削り、そのあとサンドペーパーとコンパウンドで仕上げる。
6個というのはなかなかしんどかったが、
その甲斐あって見違えるほどキレイになった。
ただ、だからといってコレでエンジンの馬力が上がったりレスポンスがよくなったりするとは思えない。
しかし明らかにエンジンにとっては悪いことではないだろう。

画像では判りにくいが違いは歴然。左がAfter、右がBefore。

さて、明日は中をしっかり洗って、それから・・・・
むふふふ・・・・。


ブログ一覧 | アルファロメオ156 | 日記
Posted at 2011/12/08 21:37:14

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この記事へのコメント

2011年12月8日 21:56
しっかりビフォーアフター確認しました
~♫

意外と?汚れてたんですね~
何が幸いするかわからないですね!

明日はしっかり・・・その後はいよいよ!?

楽しみですね~♫
コメントへの返答
2011年12月8日 22:17
確認できましたか!

いや~かなり、ビックリするほど汚れてました。ブロバイの茶色い油がハッキリと見えますからね。ま、12年96,000キロなら仕方がないです。

その後は・・・エンジンに火が入るのはまだまだ先ですが、その前にちょいと(^^)
明日の夜にはUPできる予定です。
2011年12月8日 22:00
ううう~っ・・・もう我慢出来ねぇ~、磨きに行きてぇ~!
コメントへの返答
2011年12月8日 22:21
あああ~っ・・・もう終わっちまいましたぁ~、磨くトコないです~!

あらら、スカイドッグさんも磨き大好きなクチですね。どうして磨くのって楽しいのでしょうね???
2011年12月8日 22:25
んん~やってますネ~(^◇^)

この次にお会いする時Hataさんの指紋が無くなっているかも~(笑)

まさしく!今回の不調に直接の原因じゃなくとも、マシンにとっては悪い事では
全くナイですよね!!


この地道な整備の積み重ねが目に見えない効果を生み、気持く吹け上がるエンジンに
変身してることをボクも信じております♪
コメントへの返答
2011年12月9日 6:44
はい、やっておりますよん(^0^)

何か指紋を残しちゃいけない仕事があったらやりますよ(^^)

今回の不調の原因は恐らくECUの接触不良ですので、それは後々対策予定です。今やってる作業はプラグ交換のついでみたいなもので・・・・。
でもクルマの健康には間違いなく効いてるかな。

ありがとうございます。
過度な期待は禁物ですが、無理せず欲張らずクルマのことを勉強するつもりで作業します(^^)
春にはV6の快音をGON!さんにもお聞かせできるように(^^)
2011年12月8日 23:10
もう1台12歳の同じ車ありますが~
この冬預けちゃおうかな(笑)

ブローバイたまってるんですね。
やはりオイルキャッチタンクは必要なのでしょうか。

ん~気になるな~最後の言葉。『それから・・・・・むふふふ・・・・・』
コメントへの返答
2011年12月9日 6:48
おお~そうでしたね!同じ歳でしたね!
全然OKですよ!ってか出張しますか(^^)

ブローバイはレイアウトを変えないなら、そのまま純正キャッチタンクを外して洗浄がいいと思いますね。
それから・・・むふふふ・・・はきっと6PEACEさんカブリ付きですよ(^0^)
2011年12月9日 1:00
ヘッドにつながるインジェクタ吹き出し部を見てください

145、リブラとも素晴らしい処理でした
アルミ鋳物の良い意味で適材適所な表面処理
なかなかな筈?です(^^)
コメントへの返答
2011年12月9日 6:51
なるほど・・・週末にインマニを外す予定なので見て見ます。
インジェクタ周辺もそういえばけっこう汚れてるはずなのでクリーニングしなくては・・・。
こういう機会でないと、なかなかエンジンの細部って見えないですからよく見ておきます。
2011年12月9日 5:59
V6のそこが勧進帳(歌舞伎か)
ほれほれ
http://www.saclam.com/short_topics/alfa_156_head/alfa_156_head.html
ま、これはGTAだけれど基本は同じよ。
最近は仕上げの面精度(鏡面仕上げ等)より形状だというのがレースエンヂン屋の常識ですわ。
キャブレターからインジェクションに移行した時に、大変化があったのよ。
『壁流』と言う単語はご存知かな?(笑
コメントへの返答
2011年12月9日 7:00
なるほど!といいますか、ちょっと悔しい気もしますね。これだけの環境があれば思う存分エンジン触れますね。ま、そうは言っても向うはその道のプロですからね~。最後の三つだけ同じことをやってたのはちょっと嬉しいです(^0^)
最近は形状なんですか・・・確かにオイルなどの液体が流れるわけではないので、表面処理よりも形状のほうがその影響は大きい感じはしますね。
『壁流』?
勉強不足でした・・・・調べておきます(^^;
2011年12月9日 6:34
誰が見てもこれは凄まじいって思うこと請け合い的画像ですね。
日本車でも、時々ありましたよ。
しかし、サブパーツ屋さんでSの付くお店は薀蓄垂れて説明されて高性能と謳ってましたが、自社で弄ったエンヂンの精度があまりにも酷く、一定距離走ると、エンヂンオイルの消費が異常になり、問い合わせたら『ウチはなんたらかんたらで、こんなんですよ』って言う始末。
純正の良さを生かすには、やはり、純正部品で精度を上げて組むアプローチのその先を考えなければいけませんね。そこのアルミ製ブレーキキャリパーも開きが酷いのにそれでも人気があるって可笑しいですよね。もう、広告の成せるワザ(笑)
唯一お勧めするならSHOWAやKYBで造ったモノであるということでしょうね。流石純正。
コメントへの返答
2011年12月9日 7:11
12年という時間の重さというべきでしょうか(^^;
さすがに国産車でここまでの画像はあんまり見かけないでしょうね・・・。
へぇ~そうなんですか・・・Sの付くお店ですね。私も昔はホンダに乗ってましたから、おおよそ見当はつきますよ(^^)
ショップやアフターパーツのメーカーって、ホントに気を付けないとまがいモノもありますからね。まさか有名な店でもそんなことをやってるとは・・・。
純正品はよくできていますよ。それはイタリア車でも同じです。ただ、サーキットを走るとなるともうちょっとスペックがほしいという感じです。そのアルミ製ブレーキキャリパーの人気は、恐らくほとんどユーザーが街乗り程度の使い方しかしないんでしょうね。
2011年12月9日 7:58
でも『コレクタータンク』と『サージタンク』の違いが解ってきたみたいだから○。
コメントへの返答
2011年12月9日 17:57
あ、いや、△くらいです・・・まだ・・・少なくともNAエンジンではサージタンクという言葉は使わないみたいですね(^^;

それより「壁流」。
ビックリしましたですよ。自分が予想していたものと全然意味が違ってました。

プロフィール

「@ぼうんのう さん、バッテリーとエアコンまでやれば、走り出してすぐに効果を体感できますよ(^^)」
何シテル?   06/04 11:05
アルファ156 2.5V6で走ってます。 家内用にGTV3.0V6。
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