Hataのブログ一覧

　9月に入りシーズンも終盤。
NHGTに至っては、今シーズンは４戦だけなので第３戦ということはもう大詰めである。
しかし、今回に限っては順位やタイムなどどうでもよかった。

　このコンディションでは無事に帰ること以外に目標はなかった。

　「曇り」「降水確率40％」という予報に反し、レース当日は終日「雨」「雨」「雨」。
経験上、曇りの予報ならば朝早くから雨が降っていても、昼頃には弱まり午後には晴れる・・・そんな天気を予想していた。
　ひょっとしたら夕方に行われる決勝だけはドライかも？などと思ったが、
結局は雨足が衰えることはなく終始雨が降り続いた。

　しかもエントラーを悩ませたのは雨だけではなかった。
この時期には珍しく気温が低く（恐らく10℃程度だったのではないか？）
それが一層路面のコンディションを難しくした。

　決勝直前までに「勇気ある撤退」を決断したドライバーが何人もいた。

　正直、自分も直前まで悩んだ。
例えば同じEURO2クラスが何台もいて、タイトル争いがかかっているようなレースであれば
迷わず走ることにするが、今回はそういった要素は皆無。
リスクを冒してレースまでする意味は「微妙」なところ。
そんな中で走り、ワンミスや巻き込まれたアクシデントでクルマを失ったら
それこそ今後もレース趣味に大きな影響が出る。

　しかし、結果として走ることにした。
走らない理由はたくさんあった。
矛盾しているようだが走る理由は今もって決定的なものは見当たらない。
けれど走った。

　タイムも順位も、そして技術面も含めた内容も、
何も見るべきものはなかったが、とにかく無事に終われてよかった。
もうそれだけである。
ただ、今度のレースも同じようなコンディションだったら、
今回と同じように走るかどうかは分からない。

　自分は趣味でレースをやっており、
もちろんタイムや順位は気にしているし、技術も向上させたいと思っている。
一方でこの趣味を細く長く続けたいと思っている。
そのときそのときの、自分が置かれている状況（タイトルがかかっているか？
レースか？走行会か？等々）でスタンスも変わる。

　そういう意味で今回は「走ってよかった」とは思っているが、
「走らなくてもよかった」とも思っている。

　とはいえとにもかくにも無事だったことに安堵している。

　昨日はカンタベリーに宿泊し、
久々に敷地内の大自然に癒された。
そして札幌に戻り、前々から行きたいと思っていた
モリモリエンジニアリングで昼食をとった。

　さあ、気を取り直して次がE&Wだ！と思っていたが・・・
次なる難題が・・・

さ・・・3速が・・・・

シンクロかな・・・・？？？



つづく～～～～～！！！