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2016年12月03日 イイね!

それでいいんじゃないか・・・

それでいいんじゃないか・・・ ビックリである。
既にご存知の方も多いと思う。

『ニコ‐ロズベルグ 電撃の引退表明』

 今朝、いつものようにPCの電源を入れ、いつものようにF-1関連のニュースを見ると
そこには信じ難いニュースがあった。

 記事を読むと、そこにはロズベルグの心境が綴られていた。
「これ以上家族を犠牲にしたくない」というのが主な理由のようだ。
まったく寝耳に水のような引退劇だが、
このニュースを目にしたとき真っ先に思ったことは・・・

それでいいんじゃないか・・・。

 もちろん、あくまで推測の域を出ないという前提で書くけれど
ロズベルグという人は「イイヤツ」なんじゃないかと思う。
そのレースぶりもどこか危なげな感があるのも、
他人を蹴落としても前に出るということが元来できない人だからなのではないか。
良い悪いは別にして、ハミルトンとは対照的に見えてしまう。

 そして、現代のF-1がいかにストレスのかかるスポーツだということも
如実に語っているようにも思えた。
さらに、ロズベルグはこれまでほとんどメディアを批判するイメージはなかったが、
数限りない「雑音」があったことは間違いないだろう。
「マシンが良いだけ」
「ハミルトンにトラブルがないと勝てない」
「万年2位」
などの情け容赦ない言葉がロズベルグの耳に届かないはずがない。

 話は飛ぶが、ニキ‐ラウダの最初の著書「ニキ‐ラウダ F-1の世界」には
冒頭にジャーナリストのヘルベルト‐フォッカーのインタビューが載っている。
そこにはいかにマスコミが辛辣なものかが綴られている。
『例えば片腕のない人に向かって「ひどい恰好だな。腕はどうしたんだ?」とは言わないだろう?
ところがみんなニキ‐ラウダ相手となると、とたんに自制心をなくすんだ。
「そんな顔で人前に出てきて恥ずかしくないんですか?」なんて平気で聞いてくる。
「そうですね、こんな顔で生きていたくありません」などと言って
ボクが首を吊って死ぬとでも思っているのか。
失礼な質問にはそれ相応にズケズケと答えてやったよ。
すると次の日の新聞には「傲慢なラウダ、同情寄せ付けず」なんて書くんだ。
誰も質問したリポーターの非礼には触れはしない。』
と、こんな具合である。
どこの国でもマスコミというのは辛辣だ。

 しかしその類のことには一切触れず、あくまで家族のためと言い、
チームやファンに感謝の言葉を残して引退するあたり
ロズベルグらしいという気がする。
あのナイジェル‐マンセルでさえ
「嫁さんも子供もいるんだ。昔のようには走れない」と言ってたことがあった。

 そんな中、希望も含め「復帰するのでは?」という声もある。
しかし、私は「それはない」と思えてならない。
過去に一度は引退し、復帰したケースはあるが、
今回の引退劇は過去のそれとは違うように感じる。

 それにしても驚きである。
この驚きはちょっと懐かしい感覚をもたらしてくれた。

1979年カナダGP、フリー走行を走るラウダのブラバム。
このときラウダは数周を走っただけでピットに戻り
「辞める。引退だ。」という言葉と、ヘルメットを残してサーキットを去った。

 そして2年半後の1982年、マクラーレンで復帰を果たした。
確かに79年の引退では「同じところをグルグル回ることに興味を失った」と語っていたが、
ロズベルグはもっと根の深いところで引退を決めたように思える。

 そして最後に、これは多くの人が興味を持っていること・・・・。
今頃トト‐ヴォルフの携帯電話は鳴りっぱなしだろう。
一体誰がAMGメルセデスのシートに収まるのか?
これはもう、このオフ最大の関心事だろう。
AMGメルセデスは、どうか新人ドライバーでお茶を濁すようなことはしないでもらいたい。
私としてはやっぱり、是非この人に乗ってほしい。

未だ「現役最高」と言われるこの人、フェルナンド・アロンソである。
ハミルトンと二人で、是非とも21世紀のセナVSプロスト対決をやってもらいたいものである。
ケンカ上等、罵り合いけっこう。
この二人ならコース内外で壮絶な闘いが観られるだろう。

 退屈なF-1と言われてから3年が経った。
いつまでもこんな状態は続かないのは歴史が物語っている。
来シーズンはレギュレーションも大きく変わる。
大いに変化が期待できる2017年になるのは間違いなさそうだ。
Posted at 2016/12/03 21:20:30 | コメント(3) | トラックバック(0) | その他 | 日記

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