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2020年11月29日 イイね!

2020シーズンレビュー ~Vol2

2020シーズンレビュー ~Vol2 2020シーズンレビューVol2、今日は走りに関して書こうと思う。
何度も言うように今年は極めて特殊な年で、早いうちから「これまで通り」にいかないことのほうが多いと予想していた。
TS(十勝スピードウェイ)のコースオープンが大幅に遅れた時点で、
ひょっとしたら今年は走れないかも知れないと思ったほどだから、
走れただけでもありがたいシーズンだった。

 そんなこともあり、開幕前から「今年はタイムや順位に執着しない」と決めていた。
だからタイヤも使い慣れていたグッドイヤーからミシュランに換えるなどのチャレンジというか、テスト的な意味合いのことも実行できた。

 しかし、実際に終わってみると少々興味深い結果となった。

 タイムや順位に執着しないシーズンで、
では一体何が見えたか?ということである。
所詮はアマチュアの遊びなのだから、
たいそうなものが見えるわけがないのだけれど、
これまでと明らかに違った感覚を持ったとは言える。



 ただ、タイムや順位に執着しないとは言ったものの、
やはりサーキットを走る上でタイムや順位は一定の判断基準にはなる。
いや、しなければならない。
 
まずタイムに関しては、やや不本意だった。
ベストタイムは妥当と言えるが、ベストとワーストの差があり過ぎる。
過去8年間のタイムを調べてみると、
昨年がもっとも平均ラップタイムが良かったことが分かった。
ベストは2018年に出したものだが、平均なら昨年のほうが断然イイ。
では今年はどうか?
年間通してベストだった昨シーズンと比較して
ベストで0.2秒(CM、Jr共に)、平均で0.4秒落ち(CM)だった。
これはすべてタイヤが原因とは思わないけれど、
それでも来シーズンは恐らくグッドイヤーに戻すことになるだろう。

 しかし一方で自分自身の走りついては
少々「迷い」はまだあるにせよ、引き出しが増えたと思っている。
今までの走り方とは違ったものを試行錯誤することができたからだ。
ただ、理論的に「理想の走り方」は分かってはいるものの、
それを実践するのはかなり難しいということも分かった。
その辺は自分の「できること」と「できないこと」の
折り合いをつけていくのが来シーズンの課題だと思っている。

 クルマのほうも課題が残った。
ベストシーズンだった昨年と比べて、
クルマにやや不具合があったことも確かだ。
まずミッション。
3速から4速のシフトアップ時に、
ときどき「ギャッ!」という音と共に違和感を感じる。
恐らくシンクロの劣化だと思われるが、
出るときと出ないときがあり、他の原因も考えられる。
LSDのOHも併せて、出物があればミッションの載せ替えも視野に入れている。

 エンジンもそろそろお疲れのようである。
今年はNutecの燃焼室内をクリーニングするNC-900を施工した上に、
バーダルの洗浄剤入りオイル添加剤も使った。
14万キロ走行のエンジンをOHしないで
少しでもパワーを取り戻すために、やってはみたが効果絶大とはならなかった。
このオフには圧縮回復剤を施工しようかと考えている。

 ミッションもエンジンも、このオフにはできる限りのことはやろうと思っている。
昨年のオフは「何もしない!」と宣言したが、今年はその逆である。
積極的にクルマに触れ、万全の状態で21年シーズンを迎えたい。
 


 そして今年・・・もっとも感じたのは、
やっぱりレースは特別だということだった。
NHGTは開幕戦がコロナの影響でキャンセルとなり、実質3戦のみだった。
そのうち1戦はドライブシャフトブーツの破損で走れなかったため、
私はランキング入りギリギリの2戦だけのエントリーだった。
NHGTが2戦だけというのは初めてのことだった。

 そんな中で思ったことは、
やはりレースには他の走行会にはないものがあるということだった。
確かにここ数年でラップタイムのインフレが起こり、
さらにコロナ影響なのかエントリー台数は減少の一途をたどっている。
私のラップタイムではグリッド最後尾に近い。
実のところこの2~3年はNHGT引退も考えていた。
年に3回程度のNHGTを走らなくても、
他にもEuro&World Cupなど走る機会はある。
レースは競い合ってこそレース。
そのレースに自分のタイムに近い人、競い合う相手がいないのであれば
レースに出る根本的な意味がなくなってしまう。
これは自分の力ではどうにもならない。



 しかし今シーズン走ってみて、確かに現実はこれまでと変わらないけれど、
やっぱりここ(NHGT)から離れるべきではないと思った。
自分の力で現状を変えることはできないけれど、
走り続けることでひょっとしたら何かしらの変化を起こせるかも知れないと。

NHGTの最終戦、グリッド上でレッドシグナルが消えるのを待っているとき
思ったことはただひとつ。

「やっぱりこのスタートの緊張感はたまらない!」

小難しいことを考えても、レースを走る理由なんて
実は単純明快なものなんだと思う。
そんなことを再認識した2020シーズンだった。
Posted at 2020/11/29 22:34:46 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記

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