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行って来ました白老耐久。

雪の心配があったけど、天気はなんとか持ち堪えてくれた。
でも寒かった！
なんたって時々雪がチラつくほどだったからね。

さてレースレポート。
練習走行はドライバー5人のうち、持ち主のTさん以外は全員走れた。
これでひとまず安心。
ギリギリまで燃料を入れていざスタート！

最初のドライバーは持ち主のTさん。
申し込み順で決まった11番グリッドから、いきなり序盤でジャンプアップして4位に！
予定周回数はひとり20周。
しかしTさんは10周もしないうちに、なんと総合トップに！

こりゃビックリ！

しかしレースはまだ始まったばかり。
そのままいくとは誰も思っていない。まずはチームで決めた予定周回数をこなしていくことに専念。
その後Iさん、Tさん、Mさんとドライバー交代も順調にレースを進めていったが、あることに気付いた・・・・。

他のチームはほとんどピットに入って来ない。

つまりドライバー交代を極力しないで走る作戦なのだ。
あとで分かったが、どのチームも5時間で２～３回しかドライバー交代をしていないのだ！
こっちは耐久レースの王道を選択して「一人30分・20周」を守っていたが、他チームはひとり1時間30分や2時間はザラ！
これでは勝負にならない！

どうりでTさんがトップで戻って来た割には順位が伸びないはずだ。
レース半分を過ぎた時点で17台中、9位～10位を行ったり来たり・・・・。
クラス順位は4位か5位といったところ。
しかしここで焦って作戦を変えたり、ペースアップを図ったりはしなかった。
リタイアしては元も子もない。
3時間を過ぎたあたりで燃料も気になってきたので、全員でペースダウンすることに。

この時点でも順位は同じ、レースが落ち着いてきたせいもあり、順位は動かない。
それでもクラス3位～5位までの周回数は2周以内。
ただ我々のほうがドライバー交代が多いので、大幅なジャンプは期待できない。
あとはジッとガマンで予定通りに行くしかない。

残り1時間を切った時点でやはり気になるのは燃料。
私がラストドライバー前のステアリングを握ったときは、既に警告灯が点灯。
出来る限り回転を上げずにエコランでラップを刻む。
しかし145は警告灯が点いてから、カラになるまでがけっこう長い。
長く145に乗ってるから分かるが、まだまだ燃料はイケる！ここはエコランを続けて、最後のTさんに勝負してもらうことに！

「まだまだイケルよ！」

Tさんにそう告げて、残り20分でTさんにドライバーチェンジ。
Tさんはガンガンペースを上げて走る。

しかし本部のモニターで見ると、クラス3位のシルビアとは2周の差がある。
さすがに残り20分で2周の差をひっくり返すことは無理・・・・。
おまけに向うもけっこうイイペースで走ってる。
見ると、145とシルビアでバトルになってる！
みんな燃料を気にして相当ペースを落としてる中、2台だけが普通にやりあってる！

しかし・・・・これが意外な結末をもたらすことに・・・・

＝＝＝＝＝＝＝＝ここから田口トモロヲふうに＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

そして残り3分、思いがけないドラマが待っていた。
それまで0541RACINGのアルファ145とバトルしていた、
クラス3位のシルビアがホームストレートに戻って来ない！

このままいけば3位表彰台だ・・・！

しかし・・・・シルビアとの差は2周。
向うがリタイアしない限り、つまりスロー走行でも完走すれば・・・・
3分の間に2周差を詰めなくてはならない・・・
こっちの燃料も気になるところだ・・・

「ま、間に合うか・・・・！」
「燃料は大丈夫か・・・・！」

コントロールタワーではチェッカーが用意される。
「さあ！いよいよゴールです！」場内アナウンスが流れる・・・・
そのとき、ウリ坊号の元気な爆音が聞こえた！

チェッカーが振られる前にコントロールラインを通過！
モニターに表示された周回数は186。
これでシルビアを1周上回った！

・・・クラス3位！表彰台！
歓喜の瞬間だった。


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
どうやらシルビアはガス欠だったらしい。
ウリ坊号とのバトルで思いのほか燃料を消費したのかも知れない。
レースは何が起こるか分からない。
ましてや耐久レース、フィニッシュラインを横切るまで勝負をあきらめてはいけない。

というわけで、おかげさまで総合5位、クラス3位入賞を果たすことが出来ました！
応援して下さったみなさん、本当にありがとうございます！

最高のカタチでシーズンを締めくくることができました。

明日はいよいよ白老低燃費耐久レース。
急遽参加となったが、準備は万端！

耐久は作戦を立てたり、準備をしたりするのがまた楽しい。

まず作戦。
今回は総勢7名のスタッフで挑む。
うちカメラ担当1名、サポート専念1名、残り5名がドライバー。
しかしドライバーも走ればイイってもんじゃない。
なんたって仕事はイッパイある。
タイム計測、サインボード、本部のモニターで順位も確認したい。
というわけでカメラ以外の6名でドライバー、タイム計測、サインボードの仕事をローテーションしていく。
ドライバーは乗る前と乗った後は休憩と考えて、それぞれに役割を割り振っていく。
こういう細かいことを事前に決めておかないと、その場になって慌てたりする。

それに、なんといっても5時間は長い！
何もしなかったら暇疲れしてしまう。
なので基本となるタイムを設定して、オープニングラップとピットインによるタイムロスも計算する。
その結果割り出された周回数が目標となる。

ただなんとなく走って、それで○○周できたといっても、それじゃあダメダメ。
ここはオトナのレースをしようじゃないか。
もちろんレースは予定通りにいかないのは分かっているので、結果には拘らない。
でも過程には拘りたいところだ。

おっと、明日は9時スタートなので集合7時だった。
こっちを5時過ぎには出ないとね。
というわけでもう寝ます。

さあ！頑張るぞ～！！！

今週末、白老低燃費耐久に参戦することになった。
今では自分のクルマで耐久に出ることはなくなったが、本格的にレースに出ようと思い、最初にエントリーしたのは耐久レースだった。

スプリントと違って自分のペースで走れるし、何より仲間を集って参加できるところがいい。

昨年、今は亡き1号機を造り上げ、最初にエントリーしたのが白老で開催された1時間耐久レース”OPTION2杯”だった。
ラジアル限定で、しかもNA車のみのレースなので、まさに145にはピッタリのレースだった。
しかし一人では戦えないので、そのときお願いしたのがデルタクラブの知り合いだった。
参加するためには、とりあえずチーム名を決めなきゃならない。
即興で付けたチーム名が”0541RACING”。
アルファ145で始めたのだから、その145をひっくり返して０を付けたというわけ。
最初はこのOPTION2杯だけのチームと考えていたが、結果として今も続いている。
しかも現在は私の145、Tさんの145、そしてMさんのランチア-デルタと三台もある。
プライベートチームとしてはなかなかでしょう。

記念すべきチームのデビュー戦。
もちろん結果は二の次・・・。
クルマがクルマなだけに、まずは完走！を目標に走った。
ところが・・・・
驚いたことに予選3位！
決勝も予定通りのペースで走り総合3位、クラス2位という、これ以上望めないものだった。

このレースで耐久レースの面白さを知った。
スプリントと違って、作戦を立てる面白さがある。
そのレースもドライバー3人の周回数やラップタイムをなどを想定し
ピットインのタイミングや予定周回数を割り出したりした。
ドライバー交代の練習も本格的で面白かった！
コース上で10秒削るのは大変だが、ピットワークでライバルに10秒差を付けることはできる。
なので、クルマのスペックでは勝てないクルマよりも先にフィニッシュすることが可能なのである。

その後もHSPの最速王座決定戦の1時間耐久にも2回参戦した。
クラス5位、そして4位と満足できる結果を残せた。
クルマにかかる負担を考えて、その後はスプリントにスイッチしたが
スプリントとは違う性質の面白さが耐久にはある。
上級者も初心者も共に楽しめるという点も魅力。

どなたかやってみたい人はいませんか？？？？
お手伝いしますよ～！

仕事帰り、いつものように長距離快適仕様のGTVを運転していると
ひゅひゅひゅひゅ・・・・と妙な音が・・・・
そして段々と音は大きくなる。

「もしや・・・！」

音のする左前タイヤを見ると・・・


パンク！


近所のオートバックスまではほんの数百メートルだが、このまま走らせるとタイヤが使いモノにならなくなると思い、しばし考える。
とりあえずテンパータイヤに交換しようと思い、安全な場所を探した。
「おお～っ！ここなら大丈夫！」
幸いに小学校の駐車場が空いていたので、ちょっと拝借することに。
車載ジャッキは今ひとつ使い勝手がよくないが、贅沢は言ってられない。
30分ほどで交換を終え、外したタイヤはそのままオートバックスへ持ち込むことに。

時計は既に19時半を回ってる。
まだ営業しているか・・・確か営業時間は19時半までだったような・・・・
店に着くと普通に営業している。
おお～助かった！
受付でパンク修理をお願いしたいと伝えたが・・・・

「只今タイヤ交換待ちのお客さまが50台ほどおりまして・・・そのあとでもよろしければ・・・」
「えええ～！？これから50台ですか？」
「ハイ・・・」
そうか！明日から雪の予報なのでみんなスタッドレスに交換しに来てるのか！？
よりによってこんな日にパンクとは！

ま、自宅から5分で行けるので、とりあえず預けてきた。

帰ってからは夕食後スタッドレスへ交換。
今度は工具は車載工具じゃないのでラクチン。

作業中にオートバックスから電話があった。
なんでも、ホイールにもタイヤにもパンクの原因らしきものがないとのこと。

はて？
では一体？
イタズラか？

どうも原因不明というのはスッキリしないが、タイヤもホイールもダメージがなくてよかった。
明日にでも引き取りに行こう。

ここ最近07シーズンを振り返って来たが、どうやらまだ今シーズンは終わらないようだ。というのも、急遽耐久レースに出ることになったからだ。

白老低燃費耐久レース！

でも普通の耐久のように気合の入ったレースじゃない。
5時間を満タンで何周走れるかを競うもの。
しかもタイヤはスタッドレスが義務付けられている。
これは「気軽に参加できて、かつアベレージを下げる」という主催者の考えらしい。
確かにいくらハイパワー車でも満タンで5時間走りきるにはそれなりにペースを抑えなくてはならないし、スタッドレスならコーナーリングスピードが落ちるのは間違いない。

思えば2年前、人生初のレースはこの白老耐久だった。
今やチームメイトで、私のレースではいつもメカをやってくれてるTさん所有のマルティニカラーのデルタでの参戦だった。
トラブルで30分以上ピットにいたため上位には入れなかったが、初レースとして思い出に残ってる。

写真は記念すべき人生初レースのワンカット。

今回もそのTさん所有のクルマで走る。
しかしデルタではなく、横出し爆音マフラーのアルファ145（別名ウリ坊号）。
もちろん0541RACINGでエントリー！

この145、廃車寸前からTさんが一人でメンテし動くようにしたクルマ。
ほとんどノーマルに近いが鬼の軽量化のおかげで、HSPのタイムは私の145とほとんど変わらない！
なので作戦如何によっては充分上位入賞も狙える！

お気楽耐久とはいえ、またレースができる！
こりゃ嬉しいわい！