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2009年05月20日 イイね!

GTV車検

GTV車検『本当のファインプレーというのはファインプレーだと気付かれない』

スポーツの世界でときどきこんなふうに言われる。

今日GTVが無事に車検に合格した。
心配だったシートレールはレカロ純正に交換したし、他はノーマルだったので心配はしていなかった。

・・・が・・・・

実は一回目は「不合格」だったらしい。

車高が数ミリほど低かった上に、左サイドブレーキはほとんど効いていなかったという。
さすがはイタリア車。

普通のショップや工場なら不合格になった時点で「面倒なことになりました・・・」と連絡が来るところだが、主治医は一旦工場に戻り二回目で合格させてくれた。

まず車高。
これは恐らく相当ショックがヘタっていたらしく、いちばん低いポイントだったマフラーを上げたりするなどしてクリアしてくれたという。
GTVのショックはどうやら寿命のようだ・・・。

そして左サイドブレーキ。
これはサイドブレーキワイヤーに繋がるスプリングが家出してしまったのが原因!
もちろんパーツを手配している時間などない・・・・。

そこで主治医は、なんと2年前にクラッシュした145のブレーキキャリパーから
スプリングを発掘し、見事に復元してくれた。

クルマに対する技術はもちろんのこと、
その柔軟性、ヒラメキにはいつも驚くやら感心するやら・・・・。

今回の車検の話を聞いたとき、真っ先に冒頭の
「本当のファインプレー」のことを思い出した。

主治医には本当にお世話になっている。
しかし私ははなかなか良い結果を報告できない・・・。

そろそろレースで主治医にも喜んでもらえるように頑張ろうと思う。
Posted at 2009/05/20 22:15:07 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2009年05月16日 イイね!

車検事情

車検のためGTVは主治医のところに預けている。

145と違い、GTVはマフラーも脚もノーマルなので心配がない・・・

・・・と言いたいところだが、心配なところが一箇所ある。

シートだ。

シートそれ自体はレカロなので大丈夫なのだが、問題はレールらしい。
私がクルマを持つようになった20年程前、
いわゆる社外シートはほとんど車検は通らなかった。
唯一車検OKだったのはブリンプ(現レカロジャパン)が輸入したレカロをブリンプ製のレールで装着した場合のみだった。

それから数年後、段々と社外シートも認知されるようになったのか
それほど厳しくはなくなった感じだった。
それこそレカロのようなメジャーブランドは正規品だろうが並行物だろうが
車検でNGという話は聞かなくなった。

しかし・・・
最近になってにわかに厳しくなった。
それもかなりの厳しさだ。
ご存知の方も多いと思うが、車検時の細かいチェックはその陸自によって対応が違う。
つまりひとつの都道府県でも、持ち込む検査場によって判断が異なる。
検査官によって変わる場合もあるらしい。

札幌は特に厳しくなったようで驚いたことに
レカロとブリッドのレール以外はすべてNGなのだそうだ。
もちろんレカロシートにはレカロのレール、
ブリッドシートにはブリッドのレールという組合せでないとダメ。
ということはスパルコもケーニッヒもOMPも・・・
メジャーブランドであっても即「不合格」の烙印を押されることになる。

なんとも理不尽な感が拭い切れない。
ここでレールに対する陸自の対応に不満を述べても愚痴になってしまうから何も言わないが、到底納得などできるものではない。

でもやっぱり車検をパスさせなくてはならないから、レカロからレールを購入。
今日、天気もよかったので主治医のところに出向きせっせとレール交換。
C81は重いのでなかなかの重労働だったが、無事終了。
今まで使っていたレールと大きな違いはないが(形状等はほとんど同一)
これで車検を通せると思うと少しホッとした。

これからシート交換をお考えの方は、ご注意を!
Posted at 2009/05/16 20:55:54 | コメント(18) | トラックバック(0) | アルファロメオGTV | 日記
2009年05月15日 イイね!

F-1ドライバー列伝Vol.7~Tom-Pryce

F-1ドライバー列伝Vol.7~Tom-Pryce志半ばにしてこの世を去ったドライバーの中で、「もし生きていたらチャンピンになっていた」と言われる人は多い。
恐らくG-ヴィルヌーヴあたりがその筆頭に挙げられると思うが、私は密かにヴィルヌーヴよりもこの人だと思っている。

Tom-Pryce~トム-プライスだ。

実際にF-1を走ったのは1974年から77年までの4年間だけ。
しかもフェラーリやロータスのような「メジャーどころ」で走ったわけではないので、あまり著名とは言えないかも知れない。

しかし・・・
私がトム-プライスが「生きていたらチャンピオンになっていた」と思えるのは、それなりに理由がある。
それは、あのコーリン-チャップマンに見出されていたからだ。

今から30年以上も前のこと、私が小学生のときに読んだAUTO-SPORT誌にはそのことが書かれていた。
1975年のオフ、チャップマンを取材した記事にはこんな小見出しがあった。

『どうしても欲しかったトム-プライス』

1975年オフの記事だが、このときエースドライバーのロニー-ピーターソンとチャップマンの関係は既に険悪なものになっていた。
大方の予想通りピーターソンはチームを飛び出し、マーチに移籍が決まった。
チャップマンはピーターソンに変わるエースドライバーを探していたが
そのとき狙いを付けたのがプライスだったというわけだ。

このときチャップマンはジェームズ-ハントにも声をかけたのだが
これは金銭面で破談になっている。
「ヤツはチャンピオンになりたいのではなく、チャンピオンがもらうだけの金がほしいだけだった」とチャップマンは嘆いている。

この事実でもわかるように、チャップマンは後にチャンピオンとなるハントと同じくらいプライスを評価していたことになる。
(しかしプライスはシャドウに残留を選んだ)
クラークやリント、ピーターソンやフィッティパルディ、そしてマンセルなど、
チャップマンに見出されたドライバーに「ハズレ」はない。
恐らくドライバーとしての才能で言えばトム-プライスはトップクラスだったに違いない。

ホワイトにブラックのストライプがアイキャッチャーだった。
マシンはやはりUOPカラーのシャドウが似合う。



現にプライスはF-1デビューの翌年、早くも表彰台に上がり
地元のイギリスGPではポールポジションも獲っている。
近代では開催されないがノンタイトルレースでは優勝もしている。

しかし、悲劇は突然訪れた。
デビューから4年目の1977年、南アフリカGP決勝。
初仕事だったという若いオフィシャルがキャラミサーキットの長いストレートを
不用意に横切り、プライスはよけ切れず彼を跳ね飛ばしてしまった。
オフィシャルが持っていた巨大化学消火器は凶器となりプライスの頭部を直撃。
アクセル全開のまま即死だったという。(マーシャルも即死)

ニューマシンになりカラーリングも一新された77年。
希望に満ちたシーズンが始まったはずだったが・・・・



GP史上最悪の事故とも言われたこの77年南アフリカGPで、
勝ったのはラウダだった。
前年の瀕死の事故から復帰してから初めての優勝・・・
しかしプライスのマシンから吹き飛んだロールバーがラウダのフェラーリのボディサイドに引っかかり、ラウダはそれをフィニッシュまで引きずりながら走った。
チェッカーが振られた瞬間マシンをコース脇に停め、それを確認する写真も残っている。

瀕死の重傷から奇跡的に復活したラウダ。
将来有望と期待されながら、考えられないような事故でこの世を去ったプライス。
F-1を長いこと見ているが、ひとつのレースでこれほど「明と暗」を見たような気持ちになったことはない。


トム-プライス
1977年3月5日没。
南アフリカ、キャラミサーキットにて。
享年27歳。
Posted at 2009/05/15 22:41:03 | コメント(6) | トラックバック(0) | F-1ドライバー列伝 | 日記
2009年05月14日 イイね!

外撮り画像

外撮り画像毎日のように先日のHGTS開幕戦の車載やら外撮りやらを観ている。
何度も観ても、ああでもないこうでもないと考えてしまう。

とはいえ一応の方向というか、次に走ったときにはどうするのかという具体的なことはいくつか見えてきた。

そんな中、ニ枚のCD-Rが届いた。

我がチーム0541RACINGの撮影班、サトちゃんの外撮り画像だ。
彼女はチーム発足からの撮影スタッフで
専門の野生動物を撮るカメラをチームのクルマに向けてくれている。

毎戦、相当な枚数の写真を撮ってくれる。
チームのサイトが続いているのも彼女のおかげに他ならない。

そして今回の画像。
毎回ひと通りチェックしているが、今回はEUROクラス開催ということもあり
いつも以上に見所満載だった。

しかしその中で、やはり気になるのは自分の走り方。
先日は外撮り映像のことを書いたが、
実は画像も自分の走りをチェックする有効なデータになる。
その意味でも撮影スタッフがチームにいてくれることはありがたい。

今回は特に4コーナーと8コーナーの画像が多かった。
共にCMコースの中ではタイトなことで知られるコーナーだ。
そこでのアプローチやクルマの状態など
納得できるところもあれば、「もう少し・・・」なところも多数。

4コーナーの進入。この一枚だけでもいろいろ考えることはある。


確かに考えるだけでタイムを削られれば誰も苦労はしないが
こういう地道な積み重ねも必要だろうと思う。


しかしながら・・・
画像を見ながら「おお~っ!カッコイイ!」と一人で喜んでることがほとんどで
「一粒で二度美味しい」を楽しんでいる。
つくづく自分は恵まれた環境でレースをやらせてもらっていると感じる。

これもお気に入りの一枚。0541RACINGピット風景。
こういう画像を見られるのもチームならでは。



その気持ちを、恵まれた中でレースをやらせてもらっている気持ちを
どこか忘れていたような気がする。

来月のHSP戦、ここは初心に帰って走ってみようと思う。
Posted at 2009/05/14 22:06:49 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2009年05月10日 イイね!

外撮り映像

外撮り映像09HGTS開幕から一週間。
ようやく「普通の日」が戻って来た感はあるが、
どうも虚脱感というかビロ~ンと伸びきったゴムひもみたいになっている。

そんな中、HGTSの大先輩から貴重なDVDをいただいた。

先日のレースの外撮り映像だ。

車載映像は多くのドライバーが撮っているが、外から撮ることはほとんどない。
さすがに一人でビデオカメラを2台持ってる人は少ないだろうし
撮ってくれる人を探すもの難しい。

それが今回、全レースの映像を観ることができる。
なんともありがたい。

外からの映像だと、自分は「こんなふうに走ってるはず」が
実はけっこう違っていることに気が付く。
つまり自分のイメージと現実の「ズレ」を確認できる。

・・・つもり、が実はそうでもなかったりする。
外撮り映像を観ることはそういう意味でも有効だ。



さらに他のドライバーとの違いも分かる。
自分が特に遅いところなども、進入なのか脱出なのか、
はたまたその両方なのかもリアルに映像で分かる。
自分は上手い人達とラインだけは同じと思っていたが
微妙に違うことが分かっただけでも嬉しい。

それと駆動方式や得手不得手などで
クルマによってけっこうラインや速度が違う点も興味深い。
同じようなタイムであっても、それぞれ速いポイントや
苦手なポイントがあるということなのだろうか。

既に気持ちは次のHSP戦に向いているが
今回のレースをよく振り返ってみることは必要だと思っている。
HSPは技術的にイッパイイッパイな感じがあったが
実はまだまだやれることはありそうな気がする。
Posted at 2009/05/10 21:42:35 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「@ぼうんのう さん、バッテリーとエアコンまでやれば、走り出してすぐに効果を体感できますよ(^^)」
何シテル?   06/04 11:05
アルファ156 2.5V6で走ってます。 家内用にGTV3.0V6。
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