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2009年07月31日 イイね!

『復帰』

『復帰』既にご存知の方も多いこのニュース。

『シューマッハ、F-1に電撃復帰!』

マッサの大怪我が理由というところに、少々心境が複雑になってしまうが
F-1界では久々に劇的な出来事となったに違いない。


さて、「復帰」と聞いて思い出す事例が過去にふたつある。
ひとつは記憶に新しいところで我らがマンちゃんことナイジェル-マンセルの復帰である。
このときもアイルトン-セナの事故死によって復帰したのだから
今回のシューマッハ復帰より事情ははるかに難しいものだったろう。
この1994年はローランド-ラッツェンバーガーとアイルトン-セナの二人もの尊い命が失われた。
F-1界に「暗い影」が落とされた中、マンセル復帰がそれを振り払った感じがする。

マンセルがウイリアムズでタイトルを獲ったとき、
マシンはアクティブサスペンションというアドバンテージがあった。
しかし復帰したとき既にアクティブサスは禁止となっており
ある意味マンセルの実力が試されるカタチになった。
しかしマンセルはやっぱりマンセルで、日本GPではアレジと熱いバトルを展開し
最終戦のオーストラリアではタイトルを争うヒルとシューマッハの「相打ち」を尻目に
ちゃっかり優勝までしている。
レースの世界に「もしも」はないが、もしこの年マンセルがウイリアムズに乗っていたら
かなりの確率でチャンピオンになっていただろう。

ただ、マンセルの場合、厳密には「復帰」とは言えないかもしれない。
シューマッハやこのあと触れるラウダのように完全に「引退宣言」したわけではないのだから。
上記の1994年もインディ・カートシリーズに参戦中のことだった。

ロスマンズカラーのウイリアムズをドライブするマンセル。
セナの事故死により急遽F-1に戻ることになったが、最終戦では優勝している。



そしてF-1の歴史に残る復帰といえばやはりこの人ニキ-ラウダ。
1979年に突然の引退。
それもフリー走行終了と同時にヘルメットをピットに残したまま
「辞める。引退だ。」の一言でサーキットを去った。
その後は自身で立ち上げた航空機会社「ラウダエア」の仕事に奔走していた。
もちろんF-1のテスト走行なども一切していない。
しかし・・・
会社の経営状況が悪化し、多大な負債ができた。
普通ならここで倒産という憂き目に遭うのだが、ラウダは自らがF-1に復帰することで
会社の借金を返済するという手段に出た。

しかし某国プロ野球における外国人選手のように、契約金だけもらって
あとはトンズラのようなことが通用するわけがないのがF-1。
確かにラウダがマクラーレンでF-1に復帰したときは破格の待遇だったらしいが
その契約書には実に興味深い一文があったという。

「開幕3戦以内に結果が残せなかった場合、マクラーレンは一方的にラウダを解雇できる」

もちろんその場合、契約金も全部なんてあげませんよ!という意味もあるだろう。
2年間のブランクがありながらも3戦で結果を求めるチーム。
それに「なんら問題はなかった」(ラウダ)とサインしたドライバー。

そしてラウダは第3戦ロングビーチGPでブッチギリの優勝を果たした。
あちこちでクラッシュありコースアウトありの荒れたレースの中、
淡々と走り切りトップチェッカーという往年の「ラウダスタイル」は健在だった。

復帰といえばやはりこの人ニキ-ラウダ。79年末に引退し82年に復帰。
2年間のブランクがありながらわずか3戦目にして優勝したのはサスガ。



その年はチャンピンになれなかったが2年後の1984年、
チームメイトのアラン-プロストと歴代最小差の0.5ポイント差でタイトルを獲得したのはご存知のとおり。

しかしラウダは復帰当時、「復帰にあたって不安はなかったか?」という質問にこう答えている。

「フィジカル面ではなんら問題はなかった。マシンにもすぐに慣れた。
でも問題だったのはメンタル面だった。
人の心はコロコロ変わるでしょう。
例えば雨の降る日は理由もなくブルーになったり、反対に晴れた日はなんとなくウキウキするでしょう。
私とって最大の問題は心の中での葛藤だった。」

’走るコンピューター’、’精密機械’と言われたラウダですら
日々心の中で葛藤があったことを打ち明けている。


今回のシューマッハ復帰に関して、早くもいろいろと意見やら予想が出てきている。
私も「素人の無責任予想」をさせてもらうならここは大胆にいこうと思う。

間違いなく1勝はする。

そしてフェラーリは確実に上向きになる。
きっと周囲のドライバー達も「キッチリ引導渡してやるぜ!」と眼つきが変わるに違いない。
そのくらいの気概がないと困る。

いずれにせよ面白くなりそうだ。
Posted at 2009/07/31 14:31:18 | コメント(5) | トラックバック(0) | 70~80年代F-1 | 日記
2009年07月30日 イイね!

練習走行 in HSP

今日HSPへ練習走行に行って来た。

先日のジャパントレーディング走行会での感触は良かった。
しかしあの日はかすかに霧雨が降っていた上に、
1コーナー手前に水溜りがあったため全力で攻められなかった。

では全力で攻めることができたらどのくらいのタイムが出るか?

それを確かめたかったし、さらにもうひとつ試してみたい走り方があった。
そういうわけで家内のGTVと共にHSPへ。

ずっとハッキリしない天気が続いていたが、今日は割りと気温も高く少し夏らしくなった。

走り始めて少し気になることが・・・
若干ではあるが今まで以上に水温が高い。
それでも10周ほどしてピットに戻ったら・・・あらら・・・
ナンバープレートを外していなかった!
ちょうどラジエターを塞ぐようなかたちでナンバーが付いているので
それを外してないのだから水温が高いのは当たり前だ。
タイヤの空気圧を調整して再度アタック。

それにしてもHSPというコース、何回走ってもなかなか「これでいい」という走り方が見つからない。
あれこれ考えながら走り、試してみようと思っていたことも実行してみた。
しかしやっぱりしっくり来ない。
ただ、今回トライしてみた走り方の方向は間違ってないと思うので
もう少し練習して落としどころを探っていこうと思っている。

終了してタイム表をもらうと・・・

ジャパトレ走行会で出したベストの0.3秒落ち。
むむむ・・・目標タイム到達は次回に持ち越しとなった。

しかしベストは更新できなかったとはいえ、安定してそれに近いタイムが出ていた。
これは収穫だと思っている。
最後にコースへ出た7ラップ、ベストとワーストの差は0.3秒だった。

改善すべき点はある程度見えているので8月23日の北海道GT第3戦まで、
クルマとドライビングの両方をしっかり見直していこうと思っている。

家内のほうはどうも目標に届かなかったらしく、少々不満気な表情。
しかし苦手としていたタイトコーナーも確実にクリアしているし
本人が思っているほど悪くない。
ただサーキットはタイムという評価軸があり、それが絶対であることも理解しているだけに
簡単に満足しないのはむしろ良い傾向と言えるだろう。
RE-11に換えたタイヤのフィーリングも良いようなので、
まだまだ二人で走る機会は増えそうだ。
Posted at 2009/07/30 22:26:37 | コメント(8) | トラックバック(0) | 練習走行 | 日記
2009年07月29日 イイね!

GTV用スプレー塗料

GTV用スプレー塗料以前からGTV用のフロントスポイラーをどうしようかと悩んでいた。

純正でも構わないのだがどうもネガな点が多過ぎる。
・値段が高い(左右分割になっていて片側2万円以上する)
・取り外しができない(冬の間は外さないと確実に割れる)
・ABS樹脂製らしく、割れたら修理できない

純正以外で探してみると、あるにはあるがどうもポチっとする気になれなかった。
デザインがもうひとつだったり、取り外しが難しそうだったり・・・・。

しかし幸運なことに願ってもないフロントスポイラ-を入手できた。

いわゆる「カップカータイプ」だ。
恐らくどこかのショップオリジナルと思われるが、FRP製で取り外しもできそう。
デザインはまんまカップカーと同じなので申し分なし。

あとは取り付けと塗装だ。
取り付けはそれほど面倒ではなさそうなので、問題は塗装のほう。
もちろんプロにお願いすればいいのだが、ちょっと今回は節約したい。

そこで久々に利用したのがソフト99の「カラーオーダーシステム」。
今から10年以上も前に展開されたものだが、
最初は「世界中のクルマの純正色を99%カバーする」と謳っていた。
その言葉にウソはないようで、極めて少数派とも言える
145の「ペルヴィンカブルーメタリック」もちゃんと作ってもらえた。

1本2,000円とちょっと値が張るが、かなりの純正色をカバーしてくれる。
板金に出すほどではないが・・・という人にはオススメ。
「ボディーペン」ではなく、「ボデーペン」というネーミングが素敵。



今回はGTVの「セイルブルー」という色。
以前145のペル青を作ってもらったときとはシステムが変わったらしく
今はお店のほうでメーカーサイトにアクセスして調合データをDLするというもの。
ソフト99のマニュアルによるとアルファはエンジンルーム内にカラーNoが記載されてるらしい。
店員さんとボンネットを開け、それらしきラベルを確認すると・・・・

なんと手書き!

さすがイタリア車。
しかし店内に戻ってそのコードを入力すると、ちゃんと調合データが出てきた。
待つこと15分ほど・・・
めでたく「セイルブルー」の缶スプレーを入手できた。

フロントスポイラー1本塗るのでもけっこう塗料は使う。
ひょっとすると1本では足りないかも知れない。
でもこれで足りなくなってもまた作ってもらえるので安心だ。

さて、スポイラーが届いたら久しぶりにサンドペーパー作業だな。


Posted at 2009/07/29 20:39:09 | コメント(11) | トラックバック(0) | アルファロメオGTV | 日記
2009年07月28日 イイね!

消耗品

消耗品サーキットを走るようになると、仕方がないこととはいえ消耗品が増える。
普通に走ってても定期的に交換しなくてはならないブレーキパッドなどはまだいいが、さすがにローターまでとなる出費が痛いところ。

少しでも安いに越したことはない。

しかし、そうかといって安けりゃなんでもいいかというと、そうもいかない。
なんたってそこはブレーキ、命に関わる部品。

昨年のちょうど今くらいの時期にブレーキローターを交換した。
思えば毎年のようにローターも交換している。

自分の145は標準のローター(284mm)ではなく、外形のデカイもの(304mm)にしている。
効きに関しては申し分ないのだが、値段は大いに「申し分アリ」だ。
284mmと304mmではたった20mmしか違わないのに、値段は約1万円も違う。(2枚セット)

以前は交換時期が近づくたびにディクセルのセール品や純正スリット加工品を探したりした。
しかし情報を集めると、それなりに成果はあるもの。

プロジェクトμからリリースされてるEURO車用のローター。
適合車種はそれほど多くないがお買い得感は高い。
デジカメ不調で画像が・・・・。



昨年、偶然発見した「プロジェクトμ EURO SPORTローター」

流通しているスリット入りローターと比べて1万円ほども安い!
プロミューなので、もちろん安心のメイドインJAPAN!
昨シーズンから使っているが、他社のローターと比べてまったく違和感はない。
ベル部分の色が選べるというのも、必要はないが嬉しいサービス。

今使ってるローターは、あと1~2回走ったら交換なので、
これで来年の秋くらいまでは余裕で大丈夫だろう。

しかしスリットがそれほど深くないので、スリットが減っても研磨して再度使えないものか・・・。
いやいや、ブレーキはあまりケチらないことにしよう・・・。
Posted at 2009/07/28 18:26:21 | コメント(9) | トラックバック(0) | アルファロメオ145 | 日記
2009年07月27日 イイね!

連鎖

昨日のF-1中継を最後までご覧になった方でなくても、
フェリペ-マッサのアクシデントはご存知だと思う。

我が家に遊びに来てくれた友人からマッサのことを聞き
夜にYouTubeで見てみたが、最初はまったく原因が分からなかった。
スロー再生になって、ようやくスプリングらしき物が飛んできたのが確認できた。

マッサは今のところ容態は安定しているようだが、決して楽観はできないようだ。
一日も早い復帰を、と願わずにはいられない。

それにしても今回のアクシデントは信じられないものだ。
しかしさらに信じられないのは、ここ最近類似の事例が続いていることだ。
先日も、あのジョン-サーティースの息子ヘンリー-サーティースがF-2レースで命を落とした。
クラッシュしたマシンのリアタイヤが頭部に直撃し、意識不明のままコースアウトした。

今回のマッサのアクシデントと非常に似ている。


そして昨日のハンガリーGP決勝。
レース序盤のアロンソのスローダウンを見て、寒気がする思いがした。

レースの世界ではメカがホイールボルトをちゃんと締めなかったために
ホイールが外れるというのは決して「珍しいこと」ではないが
F-1ではしばらく見た記憶がない。
幸いアロンソがすぐに気付いてスローダウンしたことで大事には至らなかったが
「もし・・・」と考えたらゾッとするシーンだった。

普段は起こらないことが立て続けに起こる・・・
なにかプロレースの世界に「恐ろしい連鎖」が発生しているみたいに見えた。


そのプロの世界と自分が走ってるレースを同一視するのはとんだ勘違いだが
どうも切り離して考えることができない。

この「連鎖」を初めて意識したことはレースを始めた年からすでにあった。
最速王座決定戦の耐久を走ったときのこと。
自分のレース前にけっこうあちこちでスピンやらコースアウトやらがあった。
「なんか荒れてるな・・・」とぼんやりと思った。
その年の秋、10月のHGTSでも似たようなことがあった。
このときは決勝7ラップの中で、2回も自分の目の前で他車のスピンがあった。
幸いどちらもクラッシュにはならなかったが、
「荒れるときってあるんだな」とつくづく思った。

最近、自分の周囲でも大なり小なりアクシデントがある。
確かに身体が無事なら問題はないが、それでもクルマを失うというのは
一瞬にして「大きな財産」を失うことになる。
修理で済む場合でもそれなりにお金も時間もかかる。

シーズン真っ盛りでそろそろ「慣れ」が出てくる時期でもある。
ここはもう一度、初心に帰ることにしよう。

Posted at 2009/07/27 19:45:43 | コメント(3) | トラックバック(0) | その他 | 日記

プロフィール

「@ぼうんのう さん、バッテリーとエアコンまでやれば、走り出してすぐに効果を体感できますよ(^^)」
何シテル?   06/04 11:05
アルファ156 2.5V6で走ってます。 家内用にGTV3.0V6。
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