Hataのブログ一覧

もうすぐ三連休だ。
先週も先々週もサーキットを走ったので今週末も・・・

といきたいところだが、この三連休は「休憩」しようと思っている。

三週連続で走ることになっても別に問題はないのだが
さすがにここ最近の走行会は準備にけっこう体力を使った。

単純に「ちょっと疲れてるかな」というわけでお休みしようと思ってる。


とはいえ、基本的に「何もしないで過ごす」ということが極めて苦手なので
あれこれと画策はしている。

まずコレ。

ソリッドクラフト製のスタッドボルト。スパルコ製は62mmと82mmがあるが
72mmというのはラインナップにない。これは70mmというが嬉しいところ。


145用のスタッドボルト。
もう3年ほど使ってる上に、I&Fでナットニュルニュル事件があったので
ここはフロント8本だけ交換することにした。
手持ちのロックタイトが行方不明になったので
パーマテックスの金属接着剤を購入。

あとは今付いているスパルコのスタッドボルトが順調に外れてくれればいいが・・・。


お次はサーモスタット。

145ツインスパーク前期型のサーモスタット。これで水温が下がってくれれば・・・


さすがにこれは自分で交換はできない。
やってできないことはないが、
ある意味「毒物」に近いクーラントを撒き散らす可能性があることちょっと・・・。
お散歩中の犬が舐めたりしたらそりゃ大変だ。

本当はもっと早くにサーモを交換しようと思っていたのだが
何を勘違いしたのか「後期型」で注文していた。
先週、工場で交換してもらおうとしたところ・・・
「あれ？コレ形状が違いますよ」と言われてしまった。
今もって何故自分が後期型で注文したかは不明だが（ボケたか？自分）
購入先に前期型と交換してもらえるか聞いたところOKだったので助かった。

クーラント漏れを起こしていたヒーターコアを新調しても温度問題は解決されなかったので
私は密かにサーモが原因ではないかと疑っている。
ま、仮にサーモが原因ではないにしても、新品になるに越したことはない。

この週末はそんなこんなでちょっとのんびり過ごそうと思っている。

ときには充電も必要だ。

あ、GTVのタイヤも交換しなくては・・・。

一昨日の土曜日、ジャパントレーディング主催の走行会に行って来た。

ジャパントレーディングは北海道では老舗の輸入車販売店だ。
ショウルームはフェラーリやポルシェが展示してあり
「敷居が高い」と思われがちだがゴルフやアルファだって扱っている。
我が家のGTVはジャパトレさんから購入したクルマだ。

ここの走行会はクルマを見るだけでも充分楽しめる。
今回はいつもよりさらにバラエティーに富んだ感じで
エリーゼ、アストン、ムルシェ＆ガヤルド、355＆355チャレスト、エスプリ、911などなど・・・クルマ好きにはたまらない車種構成となった。

デジカメご臨終で画像がないのが申し訳ないところ・・・・。

そういう走行会なので、いつもとは違って肩の力を抜いて走ることに。
それに気温も低く、ときどき霧雨という生憎の天気。
肩の力を抜くというよりは慎重に走った。

タイム計測のない走行会だが、自分としてはタイムは計っておきたかったので
事前に個人的に申し込んでおいた。（good-eyeさんありがとね）
しかし天気が思わしくなかったので、ここはタイムアタックは難しい・・・。

ならば、ということで走り方を色々と試してみることに・・・。

これが収穫だった。
走り慣れているはずのHSPだが、今までは考えもしなかったアプローチで走ったら
「そうか！この手があったか！」という感覚になった。
とはいえ、いちばんの頑張りどころである1コーナー進入付近に水溜りがあったため
タイムには期待できない。
でも、1コーナーで根性を入れない分だけリラックスして走ることができた。

そうこうしているうちに恒例の「なんちゃってレース」。
タイムも何も関係なしにグリッドが決まるというまったくの「余興」。
今回はジャパトレさんのご厚意で「ご祝儀ポール」。
フリー走行のとき、ストレートでブチ抜かれた白いゴルフ3が後ろにいるのは気になるが
ここは余興なので無事に終わることが先決。

わずか5周のレースだったが、案の定白いゴルフ3はグングン追い上げ
最終ラップでは捕まりそうになった。
辛うじてトップを守ってゴール。
余興レースとはいえ、いい緊張感を経験することができた。

最後の30分はGTVもドライブした。
これも思わぬ発見が・・・・
脚を入れたおかげでサーキットでも不安なく走れるようになったが
どうもしっくりしない・・・・。
車重が重いせいもあるが、どうやらタイヤのキャパが足りない感じ。
クリップについて「さあ！加速！」とアクセルを開けると
見事にGTVのトルクに負けてズルズルとアウトに膨らんでいく・・・・。
PS2はとてもいいタイヤだと思うのだが、サーキットを楽しむためには
他の選択肢を考えたほうがよさそうだ。

3周ほど走って終了。



走行枠すべてが終わってタイム表を受け取ると、信じられないタイムが。
ここで一句。

『自己ベスト
　　狙ってないとき
　　　　　ポンと出る』

昨年10月に出した自己ベストを少しだけ更新できた。
やっぱり今回試してみた走り方で正解だったようだ。
これは嬉しい。
家内のタイム表も見ることに。
私がGTVをドライブしたときのタイムを見ると、そこにも驚愕の数字が・・・・

「オ・・・オレのほうが遅い・・・」

つまり同じクルマ（GTV）に乗って、家内のほうがタイムが良かったのだ。

これはきっと神の啓示に違いない。
145でベストを更新したからといって調子に乗るなということだ。

「まだまだオマエはヘタクソじゃ～～～～」

はい、日々精進いたします。

4日（土）に開催された09 HOKKAIDO I&F CIRCUIT MEETINGに行って来た。

毎年Jrコースで開催されるイタリア車とフランス車が中心の「大人の運動会」だ。

今年は初めて2台体制でエントリー。
家内もGTVで走った。

フリー走行は全部で3本、1本目が模擬レースの予選を兼ねる。
今回は足回りのセッティングを変えたので、まずは様子見と思ったが
走り出してすぐになかなかの好感触であることに気付く。
とはいえ無理は禁物。
10周ほど走って終了。

結果を見ると全体の5位。
ということは・・・模擬レース参加者の中では・・・

なんと予選1位！

人生初のポールポジション。

気をよくして2本目はそろそろアタック開始。
しかしどうも自分自身のリズムがギクシャクしている感じ。
色々と試行錯誤しているうちに終了。
ベストにコンマ3秒及ばず・・・。

そして緊張のポールスタートとなった模擬レース。

そろそろ時間・・・と思い念のためホイールナットのチェック・・・
いつものようにトルクレンチで増し締め。

その瞬間・・・「ヌルッ！」

今でも思い出したくないような気持ちの悪い感触。
慌ててホイールナットを外してみると、直巻きスプリングのような切子が！
どうやらジュラルミン製の軽量ナットが寿命だったようだ。
さらに・・・他のナットも確認したところ右フロントの4本中3本がお亡くなりに・・・。
既に他のクルマはグリッドに並び始めている！
久々にあのフレーズが・・・


『どーすんの！オレ～～～～！！！』


しかしそこでひらめいた・・・というか思い出した。
GTVのトランクに余ったスチール製のホイールナットがあったはず。
慌てて捜すと・・・あった！
それも3本！
幸いスタッドボルトは無事だったのでナットさえあれば大丈夫。
よし！これでいける！

しかし・・・・

145のカギがない！
再びあのフレーズ（というのもクドイので省略）

携行缶で給油をしたとき、ガソリンを少々こぼしてしまった。
それで拭き取るためカギを携行缶の上に置き忘れていたのだった。
なんともアホなドタバタ劇をしていたのだ・・・。

そんなこともあり、ゆっくりポールの感激に浸る間もグリッドへ。
レースは全7台。
私の他はルノークリオRS、デルタ2台、アルファGTV3台。

どれも馬力では勝負にならない。
直線で後ろに付かれたらサクッと刺されてしまう。
「1周目の最終手前までで離さないと・・・」などと思っているうちにスタート。

スタートはいつも通りの出来だったが、クラッチが滑るような感じがした。
そろそろ交換時期かも知れない。

ミラーを見ると2番手のルノーRSとGTVのどぅーさんがバトルになってる。
2台がバトルしているうちに逃げよう・・・
ほどなくしてミラーにはどぅーさんの白いGTVが写る。
どぅーさんはアルファチャレンジの常連でレース経験も豊富。
いちばんイヤな相手が後方に来てしまった。

ホイールナットのことを気にしながらもプッシュし続けた。

幸い、その後は何事もなく無事にチェッカー。

人生初のポールトゥフィニッシュ。

確かに走る前はドタバタしていたが、レース中は周回数もカウントできたし
最終ラップはクルマのことを考えてペースダウンもできた。
レース中にこの日のベストを出せたのも嬉しい。

家内も無事に完走。
人生初という記念すべきレースを無事に走り切れたことは大きな収穫だろう。
レース後のフリー走行3本目ではベストも更新し、今後もさらに期待できそうだ。
レカロのフルバケを入れた甲斐があるというものだ。

それにしてもこのI&Fミーティング、まったくのクラブ主催でありながら運営はスムーズだし
走っていても安心できるイベントだ。
主催して下さったPPCMのみなさんには本当に感謝＆感謝である。

さあ、シーズン真っ盛り！
来週はHSPだ～～～～！！！