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2010年06月28日 イイね!

箱から出されたとき

箱から出されたとき『私がマクラーレンに移籍したとき、マシンはアレコレと手を加えられひどい状態だった。メカニックにそのことを告げ、元に戻してもらった。その結果、私はチャンピオンになった。ウルフのときもチームは色々と手を加えようとしたので私はチームに言った。「このマシンは何をやっても無駄だ。すぐに新しいマシンを作り直したほうがいい」とね。でもチームは私の忠告に耳を貸さなかった。優れたマシンというのはちょっと手を加えるだけでトップになれるし、ダメなマシンはいくら手を加えてもダメなものだ。つまり箱から出されたときに既にその能力は決まっており、マクラーレンは最初から高い能力があり、ウルフはその反対だったというわけだ。』 ジェームズ-ハント(1976年F1チャンピオン)

前置きが長くなってしまったが先日のHGTS第2戦で
私がもっとも気にかけていたのが156の基本性能だった。
つまりアルファロメオ156 2.5V6というクルマの「箱から出されたとき」が分かると思ったからだ。
たとえノーマルサス、ノーマルブレーキでも、その基本的な能力はおおよそ分かるはず。
その結果をもとに、今後のことが考えられる。

単純に考えれば145と比較して156V6のほうがスペックでは明らかに上だ。
車重は100kgも156のほうが重いが、その分トルクもピークパワーも大きく上回っている。

ただ、スペックは基本的なデータにはなるが、しかしスペックだけでは判断できない。
やっぱり実際に走ってみないとなんとも言えない。
正直、今でも145のタイムに追い付くまでには相当な時間がかかると予測はしている。

では156の「箱から出されたとき」はどうなのか?

結論から言えば「期待せざるを得ない」ということになる。
そう、すこぶる期待せざるを得ないほど感触がよかったのだ。
ノーマルサスにノーマルブレーキだったのに。

もちろんこれからクルマを造り込んで走ったら、それはそれでまた新たな問題があるとは思っている。
しかしそれらを差し引いても、今回の156へのスイッチは間違いではなかった。
エンジン、足回り、ブレーキ、そしてクルマ全体の感触という点では
本当にこれからが楽しみになってくる。
しかも今回の仕様が最低限、すなわちスタートなわけだから。

それに156は145とGTVの中間的な感覚で乗れるという点も大きい。
HGTSの開幕戦は145の突然死で急遽GTVでエントリーしたが
その経験は今回の第2戦では非常に有効だったと思えた。
確かにギクシャクしたところもあったが、ステアリングを握って4日目のクルマとは
自分でも思えないくらい違和感なくドライブできた。

あとはひたすら軽量化をして、基本的な部分を強化すれば
かなり面白いクルマになるのではないかとワクワクしている。

まずはアンダーコート剥がしという地味~な作業からかかるとするか・・・・。
Posted at 2010/06/28 21:21:22 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2010年06月27日 イイね!

10HOKKAIDO GT SERIES ROUND 2 in Jr course

10HOKKAIDO GT SERIES ROUND 2 in Jr course遅ればせながらHGTS第2戦のレポートを。

今さら?というほど遅くなってしまった。
というのも・・・・
今回は・・・

疲れた。

サーキット走行でこんなに疲れたのは初めてだ。
レース当日、フリー走行の合間にクルマで仮眠したのも初めてだった。
この第2戦にたどり着くまでの「珍道中」でエネルギーのほとんどを使い果たしてしまった。
「レース前の準備に翻弄され、サーキットに到着するころにはヘトヘトに疲れ果てていた」
ヨーロッパ遠征当時の生沢徹氏の言葉が少しだけ分かった気がする。

でも収穫はあった。
それは後日改めて書くとして、当日は疲れアリ緊張アリでなかなか充実した一日だった。

まずフリー走行1本目。
3日前にようやくハンドルを握った156。
4日目にHGTSに出るのだから、無茶と言えば無茶。
しかしそこは慣れたJrコース、感触を確かめながら周回を重ねる。

まず・・・・
ドライビングポジションが全然ダメ。
フルバケは付けてきたがステアリングはノーマル。
どうしても遠いのである。いわゆる手長ポジション。
どちらかというとステアリングが近いほうが好みなので、なんとも運転し難い。
しかし文句を言っても始まらない。
コースに出たら一生懸命に走るだけ。

でも・・・
ブレーキフワフワ。
サスもフワフワ。
特にブレーキは怖い!怖いのである。
ちょっと頑張って踏むと2周ほどしかもたない。
初期制動は割とカッチリしているが、そのつもりで踏み込むと
ローターに石鹸でも塗ってあるのかと思うほど効かない。

でも恐れていたことは大丈夫だった。
実は156になって唯一の不安材料は視界の変化だった。
145やGTVに比べてシートポジションが低い。
上から見渡すような感じではなく、ちょっと下方向の視界が狭かった。
狙ったラインから大幅に外れるのではないか?というのがいちばん不安だった。
しかしそのズレは僅かで、今後は修正していける範囲であることが分かった。

とはいえ慣れるのでイッパイイッパイ。
当然タイムもダメダメ。
しかしそれに落ち込むヒマなどない。
まずはクルマに慣れるほうが先だ。

そして予選。
まず決勝を見通してブレーキをもたせる走り方を心がける。
ブレーキに極力負担をかけない走り方。
それとS字の進入と最終が極端に遅いので、そこをちょっと頑張ろうと。
少し感覚が分かってきた。
おお~やっぱりV6は気持ちイイ~!なんて思える余裕も。

フリー、予選と無事に終了。
一応、目標タイムはクリア。

私の後ろを走った何人かの方々に同じことを言われた。

「すんごいノーズダイブしてるよ~」
「ロールがスゴイね。それ以上ロールしたらクルマめくれるよ~」

そうか・・・自分はイッパイイッパイなのでそれほど感じてはいなかったが
ノーマル脚なので恐ろしくノーズダイブ&ロールをしていたらしい。
今度どぅーさんを我が家にご招待して車載映像を見せてもらおう。
きっと自分でもギョッとするだろうな・・・・。

そして決勝。
久々のグリッド最後列。
しかし今回はこのグリッドに着けることに素直に嬉しかった。
いつものようにロケットスタート!のつもりだったがみんなスタートが良かった。
予選順位のまま1コーナーへ。
しかしそこでアクシデントがあり赤旗中断。
私は今回で21戦連続出場だが、決勝での赤旗中断は初めてだ。
ピットに戻ろうとしたがそのままグリッドへ誘導され再スタート。
まるで一回目のスタートのリプレイのようなスタートでレースは始まった。
スタートで結局前には出られず、予選と同じ順位でレース終了。
久々のブービー一人旅。
とはいえまったくの手探りで10周レースを走りきれた意味は大きい。
一日を通じてもっと小さいトラブルが出ると覚悟はしていたが
呆気ないほどトラブルフリーだった。
やはり「珍道中」はTHE ENDか。

帰りは何度となく睡魔に襲われ、疲れ果てて帰宅。
ホントはもっと今後のことなどを考えるつもりだったが
それどころではないくらい疲れていた。

しかし今思えばラッキーな面もあった。
156で初めて走ったのがJrコースだったこと。
これがクラブマンだったらかなり厳しかっただろう。
156の感触を確かめるにはちょうど良かった。

これからいろいろとやることはあるが、照準は9月のHGTSになる。
さて、また忙しい日々になりそうだ。
Posted at 2010/06/27 20:16:52 | コメント(14) | トラックバック(0) | 10HGTS | 日記
2010年06月17日 イイね!

珍道中FINAL!

珍道中FINAL!156を自分のモノにするために絶対クリアしなければならない車検。

サッカー日本代表には及ばないが「絶対に負けられない戦い」だ。

しかし一般的に楽勝の戦いには「絶対に負けられない」という表現は使わないわけで、
勝つか負けるか五分五分、あるいは負けるかもしれないという状況において
「絶対に・・・」と言うのだろう。

さて本日、決戦の日。
仕事をしながらもやはり「どうなったかな~」と気になってしまう。
ついつい時計を見る回数が増える。
午前中に終わるはずだから、何かあれば連絡が来るはず。
そんな中、昼休みになった。
今日は職場の仲間と外での昼食。
クルマを出そうと玄関を出たとき、携帯が鳴った。
主治医からだ。
ここ数日、主治医からの電話はすべて「不測の事態」を知らせるものだった。

ドキドキしながら電話に出る。

「あの~車検、終わりました」

この「終りました」という言葉に主治医のプロ意識を感じる。
「無事に通りました~!」でも「なんとかなりました~!」でもない。
あくまで淡々と仕事をこなしただけ・・・そんなクールなプロ意識。
あれだけ面倒をかけたのに・・・。
ただひたすらお礼を言うのが精一杯だった。

仕事を終え、早速引き取りに。
しかしできることは早めにやっておかないと。
フルノーマルとはいえ、HGTSに出るのだから最低限のことはしておきたい。
エンジンオイルとミッションオイルの交換をお願いし、
自分はフルバケとハーネスを付ける作業にかかる。
ちょっと難儀はしたが無事に終了。

しかしまだやれることはある。
というかやっておかなければならないことがあった。
タイヤ交換。
さすがに車検対策スタッドレスでHGTSに出るわけにはいかない。
それじゃ革靴でサッカーをするようなものだ。
玄関に置きっぱなしにしてあったタイヤと、塗装したジェノバを156に積み込んで
馴染みのタイヤ店に直行。
156は荷物の積み込みがラクチンで助かる。

そして8時過ぎ、タイヤ交換も終り、ようやく最低限の作業が終わった。
あとは明日にでもブレーキのエア抜きをすれば大丈夫だろう。

さて156だが・・・
気持ちイイ!実に気持ちイイ!
トルクもあり、レスポンスも軽い!
エンジンがパワフルなのに軽いのである。
GTVの3リッターV6のパワフルさと、ツインスパークの軽さがある。
いや、吹けの軽さに関してはツインスパークよりもイイ。
まだまだ走らなければ分からないが、乗ってて気持ちがイイというのは嬉しい。
もちろん気持ちが良いだけでは充分とは言えない。
サーキットでどれだけのタイムが出るか出せるかが問題だ。
145のタイムに追い付くまではしばらくかかると思うが
ここは焦らず足元を見据えていこうと思う。

というわけで156はようやく自分のモノとなった。
珍道中は主治医のおかげであっさりと車検をクリアできたので
「感動の・・・」というほどではなかった。
しかし感動のラストは自宅に戻ってからだった。

「納車祝い~~!」と家内がお祝いをしてくれた。

彼女がいちばん私の気苦労を分かってくれていたのだ。
手料理とケーキの味が身に沁みる。

これで珍道中は終わった。
これからは普通にいきたいと願うばかりだ。
あ~~~疲れた。
走る前にこんなに疲れたのは初めてだ。

さて、お楽しみはこれからだ。
Posted at 2010/06/17 22:55:18 | コメント(17) | トラックバック(0) | アルファロメオ156 | 日記
2010年06月16日 イイね!

珍道中は佳境に・・・

先日の車庫証明騒動も切り抜けひと安心。
今日は仮ナンバーも付いていた。

あとは検査ラインを通過するだけとなった。

しかしここは念には念を入れておきたい。
今156に付いているホイールはGTAレプリカ。
これはブレンボキャリパーに干渉しないように、けっこうオフセットが浅い。
主治医から「タイヤがちょっとハミ出し気味なのが心配ですね・・・」と言われていたので
塗装が終わったジェノバにネオバを履かせて車検をクリアさせようと画策。

ジェノバならオフセットが深いので、多分大丈夫だろう。

しかしハッと気付いた。
ジェノバって、なぜかJWLの刻印がないのだ。
これでは車検NGである。
1本16,8000円もするホイールなのになぜJWLの刻印がないのか・・・不思議・・・。

ということはGTV用のスタッドレスか。
いや、そうなると外径が小さくなってしまうので、今度は速度表示で落ちてしまう。
早い話、スピードメーターが狂ってしまうのだ。

ならば、ここは今GTVに履かせているテクマグを一時的に移植するしかない。
仕事帰りに主治医に早速やってもらう。
まずはフロントに1本だけブラックのテクマグを装着。

「うお~~~~!カッコエエ~~~!」

などと喜んでる場合じゃなかった。
確かにホイールは若干奥に入るが、今度は225/45-17というサイズのせいで
タイヤがかすかにはみ出してしまう。
フェンダーから糸を垂らすとちょ~~~っとだけタイヤに触れてしまう。

ここまで来て万策尽き果てた。

そのとき「スタッドレスは?」と主治医。
「ありますけど外径が小さいんでスピードメーターが狂いますよね?」
「いや、それならなんとかなりますから持って来て下さい」

ならば、と自宅まで戻りクソ重いスタッドレス4本を運ぶことに。

仮付けするとギリギリなんとか・・・という感じ。
厳しい検査官なら最悪・・・・微妙なところ。
しかしもう打つ手がない。
コレでいくしかないのだ。
というわけでGTV純正ホイールとスタッドレスの組合せで車検に臨むことに。

では4本付けようとすると・・・・「アレ?ホイールボルトがほとんど届かないです」

今度はそうきたか・・・!
156のホイールボルトはGTVや145のそれと違って短い!
これでは肉厚のあるGTV純正ホイールが装着できないのだ。
「スタッドボルト立てるしかないですかね?」
「ありますか?」
「はい、取りに行ってきます」

というわけで本日二回目の工場⇔自宅の往復。

スタッドボルトとナットを持って「今度こそ・・・」と思うものの
だんだん心身ともに疲れてきた。
こんな些細なことになんでこんなに振り回されるのか・・・。
しかし予定外の作業にイヤな顔ひとつせずに作業をしてくれる主治医のことを思うと
ここで弱音を吐いてはいられない。

1本1本丁寧にスタッドボルトを打ち込む姿を見て
なんだか申し訳ない気持ちになってきた。
こういう小さなことでも決して手を抜かない人だ。

無事にスタッド打ちも終り、スタッドレス4本も装着完了。
最後に車高のチェック。
外径を小さくした分、車高も当然下がる。
9cmのプレートを下面に滑らせる。

し、しかし・・・・・ダメだった(T-T)

またしても万策尽き果てた。

「ダ・・・ダメですね・・・」力なく言う私に・・・・
「いや、アンダーカバーを外します」
そうか!それなら望みはあるかも。

しかし時計は既に21時を回っている。
これでダメなら20日のHGTS第2戦はあきらめようと決めていた。

アンダーカバーを外し、再度9cmプレートでチェック・・・・

「な、なんとか大丈夫ですね・・・」

首の皮一枚という感じか・・・。
ホントは喜びたいところだが、明日の車検をクリアしないことには万歳三唱はできない。

いよいよ珍道中も佳境に入った。
明日の車検クリアで珍道中第一章の最終回を迎えるか・・・
はたまた「続く~~~」となるのか・・・

運命は神のみぞ知る。



・・・・ってもういい加減にしてほしいもんだ。
Posted at 2010/06/16 22:32:05 | コメント(13) | トラックバック(0) | 日記
2010年06月14日 イイね!

続報・・・

まさかまさかの車台番号事件。
(「車体番号」だと思ったら「車台番号」だったのね)

今日早速、仕事中の時間をやりくりして警察に行って来た。

まずは事情を説明。
「こちらで発行していただいた車庫証明にある車台番号と、
車検証にある車台番号が違ってるんですよ」

若い男性警官の「え!?」と驚く顔にちょっとウケてしまったが、
そのあとに続いた言葉にこっちの顔は思い切り不機嫌になってしまった。

「これはもう一度申請していただかないと・・・」

「ええ~っ!もう一回ですかぁ~?」

よほどこっちの顔が不機嫌に見えたらしく
「いえ、あの、、、今回は寸法も同じですし、所在も確認できてますから
書類の提出だけでけっこうです・・・」

ちょっと安心したが、結局は今日のものにはならなかった。
しかも再申請だからしっかり2,200円も国家に徴収されてしまった。

一文字程度の違いなら始末書らしき物で許されるようだが、
さすがに思い切り違うクルマの車台番号だとそうはいかないらしい。

というわけで再び車庫証明発行の申請をしてきた。
ま、何事も経験・勉強だ。
明日の13時以降なら車庫証明は発行されるらしいから、また時間を作って取りに行こう。

夜は主治医のところへ触媒を配達。
工事現場で見つかった第二次世界大戦時代の砲弾みたいな触媒を持って。
交換はすぐにやってくれた。
さすがは本来のカタチ。
ガスのニオイもなくなったし、音も大人しくなった。
これで車検もOKだろう。

しかし続いている珍道中。
まだまだ何があるか分からない。
決して希望的観測はしないことだ。
もう、少々のことでは驚かないぞ。
何でも来い!

ではワールドカップの日本VSカメルーン戦を見るとするか。
Posted at 2010/06/14 22:34:32 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「@ぼうんのう さん、バッテリーとエアコンまでやれば、走り出してすぐに効果を体感できますよ(^^)」
何シテル?   06/04 11:05
アルファ156 2.5V6で走ってます。 家内用にGTV3.0V6。
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