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Hataのブログ一覧

2016年10月26日 イイね!

A LATCHKEY

 誰でも昔からの友人がいる。
ときに時間を忘れ、心の奥深いところで語り合ったこともあるだろう。
お互いをよく知った、旧知の仲というヤツだ。


 いつのころからか、サーキットを走り始めて、多くの人たちと知り合った。
しかし、かつての友人たちのように多くを語り合うこともなく、
ほんの一瞬、顔を合わせるだけ。
ときには負けたくないライバルでもある。

 それでもなぜか、言いようのない共感を覚える。
アプローチの違いこそあっても、そこは走ることに魅せられた、
サーキットの虜になった者同士だ。
通じ合う「何か」を感じる。

 年に数回しか会わないが、
開幕戦では「今年もよろしく」と頭を下げ、
最終戦では「また来年!」と手を振る。
帰り道、思い出す顔、顔、顔・・・・。



 
 彼と最初に会ったときのことは、不思議と思い出せない。
どうしても昔からの友人のように思えてならないからか・・・。
実は同郷というのを聞いたとき、妙に納得してしまったのは覚えている。

 そのドライビングも人柄も、強烈な個性を放っていた。
豪快にして緻密。
「規格外」な場面を何度も見せてくれた。
勝負どころの「ここぞ!」にはめっぽう強い。
一見、粗野を装っているが、実は繊細で情に厚い。
泥臭く、熱く、しかし心優しい本当の「男」。
ユーモアのセンスも、彼の優しさからくるものだったんじゃないだろうか。
私が持っていないものを、彼はすべて持っていた。

 「一緒に飲みたい」

彼は生前、そんなことを言ってくれていたという。
そのうち・・・などと思っていたが、
それはついに実現させることはできなかった。

 でも、これからもずっと、私たちは彼のことを忘れない。

「きっと今日も来てますよ」
ジュニア戦のとき、KNR!さんが言った。
思わず笑顔になった。
それぞれの心の中に、彼はずっといる。
 


死者も我々がまったく忘れてしまうまでは、本当に死んだのではない。
       ジョージ‐エリオット(1819~1880)イギリスの作家


 
Posted at 2016/10/26 18:45:01 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2016年10月24日 イイね!

NEW HOKKAIDO GT 2016 Rd:4

NEW HOKKAIDO GT 2016 Rd:4 この数日で、北海道は一気に冬に突入した印象だ。
先週は日中から雪が降り始め、仕事を終えて帰宅する頃には道路は真っ白になったほど。
幸い道路はアスファルトが出ており、なんとかノロノロ運転で自宅まで戻った。

 気温も10月にしては低く、そんな天候の中、北海道GTの第4戦(最終戦)が開催された。
前日から家内と共に帯広入り。
イベントが目白押しだったので、いつものカントリーパークが取れず
久々に帯広市内のホテルで宿泊することに。

 夕食は家内の希望で初のインデアンカレーに。
思えばこの店の存在を知ったのはGON!さんのブログだった。
インデアンカレーを口にするのも、なんだか彼の供養になるような気がした。


 そして翌日。
前日は札幌~帯広間でもところどころで降雪があった。
今回はスタッドレスを積んで来たので気が楽だったが、もう少し降ったら間違いなく交換していた。
あとで自分の記録を読み直してみると、昨年も同じ10月23日に十勝に練習に向かい、
途中あまりに雪がひどくて引き返していた。
しかしレース当日は、見事なまでの秋晴れとなった。
気温はやはり低いが陽射しは温かく、コンディションとしては悪くない。

【フリー走行&予選】
 思えば今年は終日ドライで走れる日が非常に少ない。
NHGTに限って言えば、第2戦のジュニア戦だけが終日ドライコンディションだった。
開幕戦はウエットで始まったし、先日の第3戦はかなりのヘビーウエット。

 しかし気温は10℃程度と低い。
まずはタイヤをしっかり温めてからのアタックを心掛けた。
コースに出て、ゆっくりとしたペースで2周ほど。
それから徐々にペースを上げて・・・・そんな矢先、1コーナーで2台のクルマがコースアウトしている。
「絡んだ?2台とも大丈夫か?」などと思いながら2コーナーを抜けると、既にレッドフラッグ。
コース清掃や車両回収で時間が過ぎ、
再開はしたもののアタックはできすに終了。

 フリーの2本目は1本目と同じ手順で、念入りにタイヤに熱を入れる。
今回はまず交換したミッションが普通に使えるかどうかを点検。
これに関してはまったく問題なかった。
むしろこれまで使っていたものより、明らかにフィールがイイ。
そうなると次は目標としていた「ベストの1秒以内」である。

 するとこれが思いのほか、クルマの感触がイイ。
減衰を前回のウエット仕様から少しだけ上げたところからスタートしたのだが、
クルマの挙動が分かりやすく、何よりドライブしやすい。
さすがにペースを上げると若干の不具合もあるので、
予選のころにはもう少し上げたが、データとしては今回の減衰調整は吉と出た。

 予選結果はベストの0.7秒落ち、13台中7番グリッドとなった。


【決 勝】
 フリーで1コーナーを飛び出したクルマは、2台ともその時点でリタイアとなっていた。
あくまで可能性の話だが、こういう日というのは「何かある」ことが多い。
それに今回は予選終了後にすぐ決勝というスケジュールではなく、
間にDTCC(12周)の決勝が入る。
ということは決勝のころにはすっかりタイヤは冷え切っている。

 グリッド表を見ると自分の前3台は1秒以内なので、
スタートで前に出られれば・・・と思うものの、
スタート直後のタイヤが十分に温まっていない状態で無理は禁物。
慎重なレース運びを考えていた。

 スタートは悪くなかった。
しかし視界の右後方から凄まじいロケットスタートを決めて白いクルマが!
「誰だ!?」と一瞬思ったが、チームメイトのどぅーさんだ。
そのままどぅーさんのGTVは上手く1コーナーのイン側に向かっていった。
私の前2台はあまりスタートが決まらなかったらしく、
私の156Bは1コーナー手前ではセリカを抜き、さらにその前のエクシヴに並んでいた。

 しかしエクシヴと私の間には1台分のスペースがある。
ここを塞げばセリカに入って来られない。
いや待て、恐らくセリカは鬼の突っ込みで来るに違いない。
今ここで塞げばタダでは済まない・・・そう思った次の瞬間・・・・
ドアのすぐ向こうでセリカが真横になったのが見えた。

「!!!」
 
 やはり「何かある」日だった。
エクシヴとセリカが接触したらしい。
私も含めた後続のクルマは2台を避けるように、
土煙が舞う中、まるで住宅街を走るようなスピードで1コーナーを抜けることに。
見るとロケットスタート決めたどぅーさんは、接触の影響を受けることなくはるか前方へ。

ミラーを見るとどぅーさんと同じくらいの間隔で赤いS2000が迫っている。

 こうなったらどぅーさんを追いかけ、S2000からは逃げるしかない。
しかし今回はセッティングが決まっていなかったとはいえ、
いつもは同じようなペースで走るどぅーさんが相手である。
追い上げを開始した時点では、とても追いつけないと思った。
それでもクルマの感触がよかったせいか、
徐々にGTVのテールは近づき、残り2周の時点で後ろにつくことができた。

 ファイナルラップの1コーナー手前でどぅーさんの前に出ることに成功。
そのままなんとか逃げ切ってチェッカー。

Aグループ13台中5位でフィニッシュ。
レースディスタンスでのラップタイムに不満は残るが、
原因も分かっているし、何よりこれまでのような「どうして?」という思いが残らなかったのが嬉しい。

 これでNew北海道GTの全4戦が終了した。
今年から新しい156Bなっての参戦だったが、思わぬ不調やトラブルもあり
なんとも消化不良のシーズンだった。
ただ、いろんなところを見直し手を打ったことで、
ようやく最終戦になって良い感触を得ることができた。
そうなるとこのままシーズン終了というのは、なんともスッキリしない。

 そんなわけで、あともう1回走るつもりでいる。
11月3日のEuro&World Cup(3コース一気攻め)もいいのだが、
前後に休日がないのがちょっと辛い。
そうなるとやっぱり11月のNHGT特別戦か。
去年はこのレースの前日にクラッシュさせてしまった。
この失敗にケリをつける意味でも、特別戦を走ることになりそうだ。
Posted at 2016/10/24 21:21:46 | コメント(9) | トラックバック(0) | NHGT2016 | 日記
2016年10月16日 イイね!

Moto GP~日本GP

Moto GP~日本GP 今朝、家内がPCを見ながら「13:50からモトGPの放送あるよ!」と教えてくれた。
どうやらF-1とは違ってモトGPはBS(無料)で放映してくれるようだ。

 F-1のように各レースの結果をチェックしているわけではないが、
2輪の世界最高峰がTVで観られるのだから見逃す手はない。

 今シーズンはホンダのマルケスがシーズンを優位に進めているようだ。
そこにヤマハのロッシやロレンソがどう挑むか?という展開らしい。
2輪のレースは、これまで観たものはどれも最後まで勝者が分からない、
いずれも白熱したレース展開だった。

 今日観たレースもそうなることを期待していた。
ポールはロッシ、並んでいるのはマルケスとロレンソ。
スタートでポールのロッシが出遅れたが、上位3台は徐々に後続を引き離し、
やはりポイントランキングでも上位の3人がこのレースでも先頭集団を形成した。
中盤に差し掛かり、かすかに遅れ始めたロレンソをロッシがかわし、
いよいよマルケスとロッシの直接対決・・・と思いきや、
CMが終わって画面が切り替わった途端、なぜかロッシはピットにいた。

 コーナー途中でフロントが流れ、まさかの転倒リタイア。
ロッシを応援していただけに、一気にテンションが下がってしまった。
(ちなみに、家内は実際にロッシの走りを観たことがあり、
「まるで子猿がバイクを操っているようで、他のライダーとは別次元だった」と言っている)
これで大きく差がついてしまったものの、ロレンソが2位、ドゥカティのドビジオーゾが3位に。
このままレース終了かと思えた終盤、なんと今度は2位のロレンソが転倒。
画面で観る限りではロッシと同じような転倒に見えたが、
今回ヤマハのマシンは何か問題を抱えていたのだろうか。

 これでロレンソはホンダの地元でワールドチャンピオン決定という
願ってもない結果を手にすることになった。
F-1では散々な結果だっただけにホンダとしては喜びもひとしおだろう。

 それにしても2輪のコーナーリングは凄まじいものだった。
あの速度域でコーナー手前からスパッとリアタイヤをスライドさせるなんて
神業としか言いようがない。

 私が2輪レースをF-1のように毎回チェックしていたのは
ほんの一瞬だったけれど、当時はフレディー‐スペンサーやケニー‐ロバーツの全盛期だった。
その後エディー‐ローソンやワイン‐ガードナーが台頭していたが、
そのころは既に観なくなってしまっていた。

 そんな中、好きだったライダーがいた。

 当時からカッコ優先というのは変わらず、他のライダー達に比べ
このHB(ハーベー)スズキRG‐γとフランコ‐ウンチーニの組み合わせは最高にカッコよかった。
ウンチーニは1981のワールドチャンピオンであり、
画像のHBカラーのRG‐γにはゼッケン1が貼られていた。
しかしシーズン序盤で不慮の事故もあり、目立った成績は挙げられず
結局この年を限りに引退してしまった。

 ウンチーニはこの事故と、我が国ではその発音から別の意味で有名(?)となっていた。
北野武さんなどはTV番組で「世界の面白い名前」というコーナーで
「ウンチーニですよ!ウンチー・・・ニ!」と紹介していたが、
「でもね、この人は世界チャンピオンですからね~。スゴイ人なんですよ」とちゃんと解説してくれていた。
 今はどうしているのかな?と調べみると・・・・



 カッコイイ、イタリアオヤジになってるじゃないか!?
さすがイタリア人!元GPライダー!

 私が今NOLANのヘルメットを使っているのも
ウンチーニの影響が少なからずある。
大学3年のとき、バイク事故に遭って2ヶ月半も入院する羽目になったが
そのとき私を守ってくれたのは画像のウンチーニも被っているNOLAN N33だった。
当時はFET極東が代理店をやっていて、たまたま通りかかったお店で発見し、
あまりのカッコ良さになけなしの金をはたいて手に入れた。
事故後にヘルメットを見たが、目立ったキズはほとんどなかった。
しかしバイザーを閉めようとしたが、動きが渋くちゃんと閉まらなかった。
それだけ衝撃を受けていたのだと驚いた記憶がある。

 久しぶりに2輪レースを観たが、これはこれでやっぱり面白い!
シーズンは終盤だけど、残りのレースも観たくなった。
やっぱり2輪4輪問わず、モータースポーツは最高だ!
Posted at 2016/10/16 22:58:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年10月15日 イイね!

読書の秋

読書の秋 札幌ではここ最近、急激に気温が下がり一気に秋が深まっている。
「確か先週まで半袖だったはず・・・」と思うが、それは毎年のことだと苦笑いしてしまう。
それでも今日のような秋晴れは実に気持ちが良く、北海道の短いつかの間の秋を楽しもうと思う。

 そんなわけで「読書の秋」である。
白状すると数年前から、寝る前に本を読むことが習慣になっていたので
「読書の秋」なんてカッコのイイものじゃない。
寝付く前に、ベッドで少しだけ読書をするのはなんとも安らかな気分になる。
区切りをつけることもなく、眠くなったらパタンと閉じて寝る。

 読む本はやはりクルマに関するものばかりだ。
そして今、数か月に渡って読み続けているのがTOP画像にある
『自動車のメカはどうなっているのか~エンジン編』である。

 実はこの本、私が買ったものではない。
家内がまだ私と知り合う前に購入したもので、
彼女によると「少しでもクルマのことが知りたくて」手にしたものだという。
かなり古い本だが、今調べてみるとかなり評判の良い本らしい。

 複雑で難しいエンジンやミッションの構造を、非常に分かりやすく丁寧に解説してくれている。
圧縮比やECU、シンクロメッシュや減速比など、単語としては知っているけれど、
その中身については「知ってるようで知らない」ことが載っている。
ときどき解説の理解に頭を悩ませるのだが、
それよりなにより、分かってはいたのだが自分は何も知らなかったということを痛感させられる。
無知にもほどがある、と思うほど自分は本当に自動車のメカに関して無知だった。
とはいえ、この本を読破したからといってメカに精通するというほど甘くはない。
実際に手を汚さないことには、本当に理解したとは言い難い。

しかも脳ミソが既に50年落ちなので、1回や2回読んだくらいではまったく頭に入らない。
10代のころ「若いうちは記憶力が抜群だからいいね~」と
大人たちが口を揃えて言ってた意味がようやく分かった。
しかしモノは考えようで、この記憶力の著しい衰えは「何度読んでも新鮮」という
新たな感動をもたらしてくれる。
そんなわけで、何度も同じページを読んでは「そうだったのか~!」と感動している。

 この本は専門家からも評価が高いのだが、
「GP企画センター編」とあるだけで、著者に関する記載が一切ない。
一見、メカニズムに関する解説だけに思われがちだが、
「・・・フィン付きのオイルパンはアルファロメオ伝統である」
「ダブルクラッチが決まったときの快感は、
 マニュアルミッションを運転する者にのみ許されたものである」など、
味のある表現も随所に見られる。
この本を書いてくれた人は一体どんな人なのだろうか・・・。

 私がこの本を読んでいるのは、何度読んでも面白いからである。
知らなければいけない、知っておいたほうがいい、というのもあるけれど、
知らなかったことを知るのは何より楽しいことだ。
ラウダの著書も2冊持っているが、ところどころ理解できない部分もあった。
12気筒時代のクランクシャフトとフライホイールに関する改良や
バルブ挟角の話などは???なところがあった。
それがこの「自動車のメカは・・・」を読むようになって、
「そういうことなのか」と納得できた。

 そんなわけで、1年中「読書の秋」となっている。
最近はやっぱり懸案事項のミッションに関するページを読むことが多い。
クルマの部品というのはどれもそうだが、
シンクロメッシュって頭のイイ人が考えたんだな~。
 

Posted at 2016/10/15 21:57:30 | コメント(5) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年10月14日 イイね!

生きること・・・生きていること・・・

生きること・・・生きていること・・・ 多くの人たちがそうであるように、私も新聞なりネットなりで国内外のニュースはチェックするようにしている。

 最近、なんとも悲しいニュースがあった。

 有名企業の新入社員が自ら命を絶ったというものだった。
記事には「過労自殺」という言葉があった。
詳細に関してどうこう言うつもりはないが、もし自分の身近でこんなことが起きてしまったら、
ましてやそれが自分に極めて近い人だったらと思うと、胸が押しつぶされるような気持になる。

 亡くなった方には心よりご冥福をお祈りしたい。

 そんな中、職場の研修で臨床心理士(50代男性)のお話を聞く機会があった。
その臨床心理士の方は、普段から定期的に私の職場を訪れ、
我々に専門家の視点からアドバイスをして下さっている。

 関西弁の軽妙でユーモアたっぷりのお話は、聞いてて飽きることがない。

 研修では主に私の仕事上の専門的な内容だったが、その中で興味深い一節があった。

『もともと哺乳類というのは「怠け者」なんですよ。
例えばみなさんライオンの狩りの成功率ってご存知ですか?
実に30%なんですよ。つまり10回草食動物を追いかけて、成功するのはたった3回程度です。
でもライオンが「このあといつまた獲れるか分からんから、
今回の獲物は取っておいて、次いくでー!」とはならんのですよ。
 今獲った獲物をガツガツ食って、ガーッといびきかいて寝ますよね。
「勤勉」は日本人の美徳とされていますが、本来の哺乳類とはこんなものなんです。』


 もちろん野生の動物と、もはや野生とは言えなくなった人間とを一緒にすることはできないが、
この「本来は怠け者」という言葉に、何かホッとするものを感じてしまった。

 私は5年前に病気入院したときに、当初は物理的にも精神的にも治療に専念することができなかった。そのとき、それまで自分が思いもしなかったことが
自分の中で非常に明確になったのを覚えている。

 自分は生きるために仕事をしているのであって
仕事のために生きているわけではない。

 当初は治療に専念できなかった、専念することを許されなかったとはいえ、
その時期をすぎたらまるで何事もなかったかのように
職場は「いつも通り」普通に回っていった。

 分かってはいたことだが、私一人がいなくなったところで
職場は何一つ変わることなどなかった。
これは別に私に限ったことではなく、よほど特殊な人でない限り
こと仕事においてはほとんどの人がそうである。

 つまりあなたも私も、代わりはいくらでもいるのである。

 しかし、それが家族や友人という視点ではどうなるだろうか。
答えを言うまでもなく、まったくその逆である。
すべての人がOnly Oneであり、世界中どこを探したってその人の代わりは誰もいない。

 使い古された言い方だが、あなたも私も代わりはいないのである。

 あなたという人、自分という人を守るのに、手段を選ぶ必要はない。
追い詰められ、苦しくなったら避けたり逃げたりするのは恥ずかしいことではない。
「勤勉」が美徳とされるのはいい。
しかし苦しみから逃げることや、辛さを避けることが「悪徳」であってはならない。


『逃げた者はもう一度戦える』
デモステネス(古代ギリシアの政治家、弁論家 / 紀元前384~322)



私たちは人間的な生活をするために働くべきだ。
人間は幸せになるために生きるべきだ。
Posted at 2016/10/14 22:13:57 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「@ぼうんのう さん、バッテリーとエアコンまでやれば、走り出してすぐに効果を体感できますよ(^^)」
何シテル?   06/04 11:05
アルファ156 2.5V6で走ってます。 家内用にGTV3.0V6。
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